PCばかり見ていたため、雪が降っていたのに気付かなかった。
朝方、電話があって、きょう予定していた訪問に雪道は大変だろうということで、スケジュールを延期していただくことになった。
いそいで家の前の通りを覗いたところ、雪が積もっているではないか・・・これからも降るかもしれないと思った。まさに、寒の戻り・・・冬へ逆戻りだ。
ー きょうの日付にかわってなお、気温は下がり続けた。(3/9:24時 5.4℃ → 3/10:08時 0.6℃)
とはいえ、いずれ雪がとけ、崖線の湧水となって公園の小川に注がれるだろう。
ところで、公園には、「カラス」が多くてある意味、傍若無人である。春先の繁殖期には気性もあらあらしくなる。そんなわけで、対策としてトラップが設けられているほど。
そんなカラスは、小川の水が温むと水浴びする。
今度は第十巻、「第十 折々のうた」(大岡信、岩波新書)に、江戸前期の俳人、稲津祇空(いなづ ぎくう、寛文3年:1663年 ~ 享保18年:1733年)の句が載っている。談林派から、やがて其角の門人となり、先師芭蕉の蕉風に傾倒し、作風を固めたとのこと・・・新書「 折々のうた」で、著者は <静かに物象を見つめてその内懐に入る作風を一人追及した>と。まるで、俳諧史をたどるよう。
(本ブログ関連:”折々のうた”)
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野烏(のがらす)の腹に蹴(け)て行く春の水
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ー 雪どけの水かさが増す「春の水」の小川のなか、カラスの腹を蹴るように、キラキラ水しぶきが反射している・・・そんな光景を想像する(公園の小川は、見下ろす位置にあり、水面がいつも輝いて見えるので)
生成AIの ChatGPT は、この句のなかの其角と芭蕉らしさを次のように区分けしている。
要素 出所
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・蹴て行く(発想) | 其角的 |
・写生の情景 | 芭蕉的 |
・余計な技巧の少なさ | 芭蕉的 |
・軽い滑稽 | 其角的 |
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(参考: Google Labs)