人里に(あるいは近くに)出没したクマを捕獲後、放獣することについて
もし、幼稚園・保育園にクマが侵入して、凄惨な被害が出ても、「放獣」を選択しますか。
幼児の被害を待って、「ハイ、人を襲いました」といいますか?
研究者は、自身の専門分野を越えてマスコミに登場するのは慎重に、合わせて、思い入れのなきようにしていただきたい。
(本ブログ関連:”クマ情報”)
クマが人里へ侵入するかどうか、秋の野生の木の実(ドングリなど)頼りでは、何の対策も出ないでしょう。少なくとも、越境したクマは、人里でエサを見つけた、学習をしたのですから、かれらにそれを忘れろというわけにはいきません。山地のエサが不作になれば、必ず人里へやって来ます。
(母クマと一緒に幼いころ、村や町に来た経験があるとしたら、それは「刷り込み」であって、行動の原理になっているでしょう)
■ 読売新聞
「わなにかかったクマ、殺処分せず放獣したら再び出没…専門家『ゾーニング検討する段階に』」(2026/10/25 22:53)← 時系列に再編集した!
ー https://www.yomiuri.co.jp/national/20261025-GYT1T00155/
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神奈川県秦野市の24日発表によると、以前、捕獲して放獣したクマを発見した。市は安全確保のため、近くの弘法山、権現山、浅間山からなる弘法山公園への立ち入りを規制している。市は広報車や消防車両によるパトロールを行う。
・11日: 権現山付近で最初に見つかり、
・20日: 弘法山公園内に仕掛けた罠(わな)にかかったのを確認。同日、県の保護管理指針に基づき、殺処分せず追跡用の機器を取り付け、丹沢山地の奥地に放獣した。
・23日: 午後8時45分頃、善波峠のカメラがクマを撮影。県や市職員が捜索したところ、クマに取り付けた機器に反応があり、20日の個体と同一だった。
・24日: 善波峠に設置されたカメラにツキノワグマ1頭が撮影された。20日に捕獲し、放獣した個体と同じという。
東京農工大の小池伸介教授(生態学)によると、生息数が少ない丹沢山地ではクマの保護が進められてきたといい、
・「人を襲ったわけでなく、段階的な対応は問題ない」とする。
・「クマと人間のすみ分けを図る『ゾーニング』を検討する段階に入っている。保護だけでなく近隣都県との広域管理も視野に入れる必要がある」と指摘した。
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