冬の寒さから、ようやく抜け出したというのに、ストーブやエアコンの温もりから離れられないでいる。でも温風が流れると、それが悪女の深情けのようで疎ましく思ったりする。季節の変わり目に、いつも感じることだ。寒さを惜しむ気にはならず、さっさと春の暖かさに乗り換えようとする。なんの未練もないのだ。
でも子どもたちには、冬の雪遊びは楽しかったし、これから春の陽気も待ち遠しい。眩しそうに走り回る様子がうらやましい。Youtubeに子どもたちの数々の動画がなかったら、そんなことに気づくことはなかったかもしれない。早く、春よ来い。
(本ブログ関連:”春よ来い”)
そんな春を待つ、みいちゃんの気持ちに近づいてみよう。
「春よ来い」(作詞 相馬御風、作曲 弘田龍太郎)
ー 1923年に雑誌『金の鳥』(1923年3月1日、金の鳥社)に発表(Wikipedia)
------------------------------------------------
春よ来い 早く来い
あるきはじめた みいちゃんが
赤い鼻緒(はなお)の じょじょはいて ← じょじょ:「草履」の幼児語
おんもへ出たいと 待っている ← おんも:「家の外」の幼児語
春よ来い 早く来い
おうちのまえの 桃の木の
蕾(つぼみ)もみんな ふくらんで
はよ咲きたいと 待っている
------------------------------------------------
この歌について、「唱歌・童謡ものがたり」(読売新聞文化部、岩波現代文庫)にある紹介の書き出しに、「95.1.17(阪神大震災)。忌まわしい日付だ。」とある。「災害ボランティア元年」といわれる、そのときのある出来事の紹介が続く・・・避難所で、カセットテープの童謡が流れれたなかに、この歌があった。「『懐かしい歌やな』。一人が身を乗り出し、何人かが口ずさみ、やがて全員の合唱になった。」という。
ちなみに。この歌が発表された同年(1923年:大正12年)の 9月1日に、「関東大震災」が発生した。
■ Youtube(登録: ゆめあるチャンネル)
「春よ来い(春の童謡)」演奏・歌:山口あい
ー https://www.youtube.com/watch?v=6hE633-pw3g