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2025年9月18日木曜日

(雑談)ゴマサバとアニサキス

子ども時代、福岡に住んでいたころ、放送はRKB、野球は西鉄だった。きょうのネットニュースを見ていたら、ひさしぶりにRKBの報道記事に接した。

博多名物の、サバの刺身料理「ゴマサバ」に、寄生虫の線虫「アニサキス」が急増しているというのだ。原因に温暖化と太平洋側のサバが迂回して日本海側に入ってきたことによると推測されると報じている。(アニサキスには、太平洋側と日本海側で、サバの体内の寄生の仕方が異なる別型があるという・・・)

(本ブログ関連:”アニサキス”)

■ RKB毎日放送NEWS
「博多名物『ゴマサバ』提供やめる店も 寄生虫アニサキス急増 背景に”海水温の上昇”か」(2025年9月18日)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=mxuQ3an7OxU
    ー(Youtubeの解説「もっと見る」をクリックすると文字起こしされている)



「ゴマサバ」料理の起源
博多の名物料理といわれる「ゴマサバ」だが、子どものころ聞いたことがなかった。この料理の起源について調べてみた。
次の2つの情報から、バブル時期(1986年末~1991年初頭)と一致するようだ。なるほど、父の転勤で東京に来てから随分と後のことである・・・。

■ TENPOS STAR
「福岡のご当地B級グルメ『ごまさば』とは? 特徴や歴史を紹介」(2024/04/25)
    ー https://tenposstar.com/ja/articles/r/1172/
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・ごまさばの発祥については、今もはっきりとはわかっていませんが、一説によると、新鮮なさばが手に入る福岡県では、もともと漁師料理で加熱していないさばが食べられていたそうです。当時は「ごまさば」という料理名はついておらず、一般の家庭で手に入りやすくなったしょうゆを使って、さまざまな食べ方がされるようになったそう。

・また、昭和63年には西九州自動車道が整備され、交通の便が良くなったことで、近隣の長崎からも新鮮なさばが届くようになります。そして、市内のお店に福岡や長崎のさばが出回るようになり、少しずつ飲食店のメニューや家庭料理として「ごまさば」が広まっていったと言われています。
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■ 生成AI Gemini
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・一般の居酒屋メニューとして普及したのは平成以降

昭和の時代には、サバは足が早いため、刺身は漁師や家庭で昼までに食べるのが一般的で、夜にはしめ鯖にして食べることが多かったようです。
昭和40年代の博多の食のガイド本には「ゴマサバ」という料理名は記載されておらず
昭和60年に刊行された「福岡の食文化」にも記載がなかったという情報もあります。

居酒屋の定番メニューとして「ゴマサバ」が広まったのは、平成に入ってから特にバブル期頃ではないかという声もあります。
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アニサキスの蔓延
このブログでは、以前、アニサキスについて触れたことがある。なぜアニサキスが蔓延しているかだ。風が吹けば桶屋が儲かるの例えではないが、生態系のピラミッド構造に原因があるという説だ。
すなわち、クジラの頭数保護を続けたことによるという。(2022年10月25日のブログに次のように記した)
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ウ〇チの話しで思い出したのは、以前ブログでも触れた、線虫「アニサキス」の発生だ。原因の一つに、「クジラ(鯨)」の保護による増加がある。クジラはアニサキスを持つサバなどを捕食して体内にため込み、大量のウ〇チを海中にマキ散らす。それが循環することになるというのだ。ウ〇チおそるべし。
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メディアは、「温暖化」でまとめて、それ以上の原因にたどろうとしない。語れば不都合なことになるからだろう?