▼▼ 青字下線付語句のリンク先は、マウス右クリック+<新しいタブ>で進んでください。(本ブログ関連)の最下段に「次の投稿ホーム」があるとき次ページがあります。▼▼

2025年10月26日日曜日

新型宇宙ステーション補給機(HTV-X)打ち上げ・軌道投入

日本から、ISS(国際宇宙ステーション)へ物資を送り届ける宇宙ステーション補給機が第2世代に入った。
第1世代は、2009年から2020年まで7度の運搬を担ったこうのとり」だ。その後継として、第2世代の「新型宇宙ステーション補給機」(HTV-X)*の1号機が、今朝9時00分15秒に種子島宇宙センターからH3ロケットで打ち上げられ、無事軌道に投入された。
(*)新型補給機について、愛称の募集はないそうだ。(Wikipedia)

(本ブログ関連:”無人補給機:こうのとり”)

H3ロケットは実績を積み、新型宇宙ステーション補給機は商用化の射程に入っているとのこと、頼もしい限り。(Wikipedia)

■ JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構) プレスリリース
「H3ロケット7号機による新型宇宙ステーション補給機1号機(HTV-X1)の 打上げ結果
2025年(令和7年)10月26日」
    ー https://www.jaxa.jp/press/2025/10/20251026-1_j.html
----------------------------------------------------
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、種子島宇宙センターから2025年10月26日9時00分15秒(日本標準時、24時間表記)に、H3ロケット7号機による新型宇宙ステーション補給機1号機(HTV-X1)の打上げを行いました。
ロケットは計画どおり飛行し、<打上げ>から約14分4秒後にHTV-X1を正常に<分離>し、軌道に<投入>したことを確認いたしました。 今回の打上げ実施にご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。
----------------------------------------------------


■ Gemini
補給機の新旧比較(抜粋)

JAXAの宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)と、その後継機である新型宇宙ステーション補給機(HTV-X)の主なサイズや重量などの違いについてまとめ。

比較項目こうのとり(HTV)HTV-X(新型)違い(HTV-Xの優位点)
打上げ時重量約16.5トン約16.0トンほぼ同等だが、HTV-Xの方がわずかに軽量化
全長約9.8メートル約8メートルHTV-Xの方が短い(モジュール構成の変更などによる)
直径約4.4メートル約4.4メートル変化なし
貨物搭載能力
(質量)
約4トン(棚の重さ2トンを除く)約5.82トン~5.85トン約1.5倍(45%増)に増加
貨物搭載能力
(容積)
49立方メートル78立方メートル約1.6倍(60%増)に増加

■ Youtube(登録: テレ東BIZ)
「JAXA 種子島宇宙センターから新型無人補給機をH3ロケット7号機に乗せ打ち上げ」(2025/10/26)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=UNYmbnRNXcs