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2024年12月8日日曜日

(資料)鴨(カモ)と雁(ガン・かり)

この時期、公園の小川に、カモ科のカルガモ(他にマルガモ:カルガモとマガモの交雑)や、サギ科のサギ(ダイサギ、コサギ、アオサギ)をよく見る。ときに、カワウ(ウ科)、バンとクイナ(クイナ科)、カイツブリ(カイツブリ科)などを見たこともある。

そこで、よく目にする「鴨(カモ)」と、詩歌に歌われる「雁(ガン・かり)」が、どんな関係かネットで調べてみた。両者は「カモ目 カモ科」に属する同じ仲間の水鳥という。
ー 以下、誤記などありましたら、ご容赦。

カモ
(鴨、英: Duck)
ガン
(雁、かり)
分類
(大きさ)

カモ目カモ科の鳥類のうち、
・体が小さいものの総称。

カモ目カモ科ガン亜科の水鳥のうち、
・カモより大きく「ハクチョウ」*より小さい一群の総称。
首の長さ

短い。

カモよりも少し首が長い。
S字を描いていることが多い。

(口ばし
口ばしは、少し丸みを帯びている。口ばしは、平たく、植物を食べるのに
適した形をしている。
羽色






繁殖期(春から夏)に、オスは派手な色彩を持つ種類が多い。 繁殖期が終わると、メスのような地味な模様に変わる。 ・「カルガモ」は雌雄同色だが、繁殖期にオスの背羽のラインがはっきりするようだ。 雌雄とも比較的に地味な色合い。







食性



基本的には草食だが、昆虫や小さな魚など、雑食性の種類もいる。(海ガモに魚を食べるものもいる)

主に植物性の餌を食べる。




繁殖形態


発情期になると新しい相手を
見つける、一夫多妻型。

一生同じ番(つが)いで過ごす、一夫一婦型。

群れ



群れで行動しますが、雁ほど大規模な群れを作ることは少ない。

大きな群れで行動することが多く、「V字編隊」で飛ぶ姿が有名。


渡り




カモの仲間には渡りを行わないものも多くいる。
・北方に生息する「カルガモ」の中には冬に暖かい地方に移動するものがいる。

渡り鳥として知られているが、
渡りの距離やルートは種類によって
異なる。
・雁が音:ガンの鳴く声、ガンの異名。(季語:秋)


(*)ハクチョウ: 図鑑には「コハクチョウ」、「オオハクチョウ」などで記載!
(参考)「アヒル(duck)」はカモ科の「マガモ」を原種とする家禽。「ガチョウ(goose)」はカモ科ガン亜科の鳥。

(追記 12/9)
先日(12/7)の野鳥観察(探鳥会)を欠席したが、観察結果をメール配信いただいた。その中に、会として初めて水鳥の「トモエガモ」(雌)**を1羽観察したとのこと。寝坊しなければ相まみえたのに、残念なことをした。
(**)トモエガモの雌: 図鑑の写真では、雌は、雄の派手な面構えと違って地味である。