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2021年6月5日土曜日

野鳥観察(16)、芒種2021

きょうは、二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」。稲の籾殻(もみがら)にある棘のような突起を芒(のげ)といい、そのようなものを持った植物の種を蒔(ま)く時期を芒種という。

(本ブログ関連:”芒種”)

これまで芒種について本ブログに記してきたのは、農作業(田植えなど)につながる「梅雨」とのからみがあったからかもしれない。今年の梅雨は、西日本で思いのほか早く(例年に比べて1~3週間前倒しに)入ったものの、関東・甲信以北は予想に反して遅れそう。

(本ブログ関連:”梅雨入り”)

うす曇りの早朝、野鳥の観察(探鳥)会に参加する。前回は雨天で中止となり、おまけに新型コロナウィルス対策のための「緊急事態宣言」もあって、植物の観察会まで中止になってしまったこともあり、久しぶりの感がした。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

緑が深まった葉陰から聞こえてくる鳴き声だけで、鳥の名を判断するしかない。ベテランはみな一斉によどみなく言い当てる・・・、後ろを付いて廻るわたしは、ただ感心(感動)するばかり。
鳴き声をどう判定すればよいのかとベテランの方に問えば、鳥の「さえずり」や「地鳴き」を集めたCDをじっくり聞いて <3倍努力する> とのこと。実は、会員になったばかりの小学生が、鳥について自然に染入るように知識を身に着けている。大人たちは、そんな能力を何ともうらやましくおもう。

鳥たちは葉の奥に隠れるようにして鳴き動く(声を聞くのも難しいのに)。
・シジュウカラ(声)
・エナガ(声)
・コゲラ(みなさんは姿を見たが・・・)
・カワセミ(小川に沿って上流へ飛ぶのを見た!)

今回も、ベテランの方から、鳥専門誌の「BIRDER」のバックナンバーをいただいた。その中に、「ルリビタキ・ジョウビタキ」特集号がある(2018.9号)。お気に入りのジョウビタキの解説ページを開けてタイトルを見たとき、おもわず笑ってしまった。タイトルはメインとサブを次のよう表示している(文・写真 廣田純平)。
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断言しよう!
雄は確かにきれいな鳥だ。
しかし、かわいさでは
雌のほうが勝っている。

被写体としてのジョウビタキ・
ルリビタキ「雌」の魅力

ジョウビタキやルリビタキは色鮮やかな雄ばかりが注目され、
雌のほうはほとんど相手にされないーー
そうなるのもわからぬではないが、
多くの撮影者は、実は「雌の被写体としての魅力」を
知らないだけなのかもしれない。
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いやいや、<おじさん> なら誰もが知っている、気付いている。

(本ブログ関連:”ジョウビタキ”)

2021年1月26日火曜日

ジョウビタキ

自然観察会のベテランの方から毎日、早朝の公園内をめぐって撮影した野鳥の写真を、探鳥仲間にメールで送っていただいている。鮮明な写真が素晴らしく、鳥あてクイズのように名前を確認したり、画面を拡大して細部に目を通したりする。入門者にとって、地元の野鳥を知る機会となり大変ありがたく感謝している。

野鳥のさまざまな姿を見ているうち、そのなかでも「ジョウビタキ」が実にかわいらしいことに気付いた。観察会でもいわれたが、鳥をかわいいと思ってこそ彼らに一歩近づけるのかもしれない。
とくにメスの色彩が好みだ。オスと違って「灰褐色」というか「グレー」というか、全体が一様なトーンで落ち着きがある。(余談だが、ネットで”灰褐色”について検索したら、”アッシュブラウン”という今様のヘヤカラーがあるそうだ)
ちなみに、オス鳥は一般に色彩がいささか華美に見えたりするが、戦国武者が戦場で目立つよう鎧兜を着飾ったのを思い返すと、オスらしい出で立ちと納得できるようになった。

ジョウビタキ(メス) Wikipediaより

いまだにフィールドでは、ベテランの方に指差された先に双眼鏡を向けるのが精いっぱいで、写真のようにはっきりした姿を観察する余裕に乏しい。細部を凝視して、識別できるようなりたい。

ところで飛行機好きには、ジョウビタキのメスの灰褐色(異論があるかもしれないが)と似た塗装の旅客機が思い出される。今となっては懐かしい航空会社の特定期の塗装で、いずれも他社に合併とか買収されてしまった。
(以下の写真は、リンク先の都合で消えてしまう可能性がある)

ユナイテッド航空: バトルシップ塗装(3代目 1993~2004年)→ コンチネンタル航空と合併

バトルシップ塗装 Wikipediaより

アシアナ航空: 2006年までの塗装 → 2020年倒産 大韓航空へ買収される予定

Asiana AirlinesのTwitterより

2024年11月16日土曜日

BIRDER 12月号

曇天のもと、久し振りに近隣街の書店へ出かけた。野鳥観察に関心ある「鳥見人」のための雑誌「BIRDER」(文一総合出版)の最新号(12月号)を入手するためだ。特集は「見たい! 知りたい! カラ類」*で、カラ類の「混群」(地域別混群、観察のコツ)についての解説もある。
(*)カラ類: シジュウカラを始めとする山野の小鳥類の総称。(Wikipedia)

カラ類は、生物学的な正式な分類名称でなく、通称(山野の小鳥類の総称)だ。BIRDERに、次の野鳥について紹介されている。
・シジュウカラ科: シジュウカラ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ
・ゴジュウカラ科: ゴジュウカラ
・エナガ科: エナガ

(本ブログ関連:”カラ類”)

今一番人気の小鳥といえば、エナガの「シマエナガ」だろう。以前は「ジョウビタキ」の雌だったが。
いつまでたっても眼力がおよばぬ私は、残念ながら BIRDER に掲載の写真でしか知らないので・・・。雑誌 BIRDER は、実物に接しても見切れない私にとって、知った気にさせてくれるありがたい救いの本なのだ。

(本ブログ関連:”シマエナガ”、”ジョウビタキの雌”)


テレパシーか?
ところで、書店のある駅ビルに、鉄道をまたぐ南北の通路がある。そこに出店があって、「ワッフル」菓子を販売していた。その前を通り過ぎたとき、色付けされた菓子が中々ユニークだったので、口元で「おいしそう」とつぶやいた。すると、店のオヤジさんが「おいしいですよ」と口にしたのだ・・・。ビックリ、読唇術か、それとも聞こえたのか、あるいはテレパシーで受容したのか。

2021年5月17日月曜日

かわいい鳥

以前、本ブログにかわいい鳥について記したことがある。初心者として探鳥会に参加して以来、鳥の写真や絵図をいろいろ見る機会があり、しだいにかわいらしい鳥が絞られていった。そのなかで「ジョウビタキ」のメスに、小鳥らしい愛らしさ満載と思うに至った。また、その後「エナガ」の話題から、蝦夷地に棲む仲間の「シマエナガ」をネットで知り、おもちゃのような姿に驚いてしまった。

(本ブログ関連:”かわいい 鳥”)

かわいらしいとはいえ、実際にフィールドで彼らを間近に見ることはできないし、双眼鏡の使い方も不十分なので視界からあっというまに消えてしまう。鳥たちの姿を鮮明な写真に撮ってくれるベテランのおかげと知ることになるのだが。

探鳥会のベテランの方から、鳥専門誌の「BIRDER」のバックナンバーを大部いただいている中に、「かわいい鳥 グランプリ」といった特集号がある(2017.9号)。おじさんとして、まさに思いあたる図星の記事があった。

記事「人がエナガをかわいいと感じるにはきっとワケがある」(中村忠昌氏)に次のような記載があって、おもわすニンマリして一人笑いせざる得なかった。抜粋させていただく、文中の( )書きも元の通り。
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・私が鳥を見はじめた30年以上前、当時「かわいい鳥」として鳥業界で市民権を得ていたのは、ヒタキ類の雌系であった。ジョウビタキやキビタキなどの雌やコサメビタキなどのかわいさは、子ども心に何となく理解できた。しかも、いい年をしたオジさん バードウォッチャーたちが、恥ずかしげもなくそんな話をしており、当時中学生だった自分も「同じ感覚だ」と年齢を超えて共感したのを覚えている。
彼女?たちの魅力は、黒くて大きな瞳だろう。雄のような派手さはなく、きれいな声でさえずるわけでもない。しかし、そんな「奥ゆかしさ」「謙虚さ」も日本人(のオジさんたち)の心の琴線に触れていたのかもしれない。

・写真集にもなったシマエナガだ。真っ白いマシュマロみたいな体に、「おまけ」のようについている黒い眼や嘴、漫画のキャラのようなまん丸いビジュアルこそが、誰もが共有したくなる「カワイイ」なのである。
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上記記事の執筆者である中村氏も現在かぎりなくオジさんであろうから、オジさんの心を十分承知してくれたのだろ。

(ところで、高校時代にしとやかで清楚な女子がいた。その当時だれも彼女のことを語ることはなかったけれど、卒業してすぐ集まったとき、男たちはみな正直に口にしたものだ)

2022年2月1日火曜日

(雑談)雑誌「BIRDER 2月号」ー 特集「まるごと エナガ」

野鳥に関心を持って、初めて探鳥会に参加したのは 2020年の8月のこと。以来、一年半近く経過しているが未だ初心者気分から抜けられずにいる。ベテラン会員のなかに、毎日観察エリアをめぐって野鳥の写真を撮り、メールで配信される方がいる。おかげで刺激となり、感化が緩まずにいられるのはありがたい。

きょう、近隣の街にある大型書店へ出かけたところ、表記雑誌「BIRDER 2月号」が随分と厚く平積みされていた。珍しいことと思い手にとったところ、表紙に水色の空を背景にした白い小鳥の「シマエナガ」が枝にとまっている姿が描かれていた。特集の「まるごと エナガ」の文字を白文字にして雰囲気をそこねぬよう添えている。
シマエナガのかわいらしい姿を見て、誰もがおもわず雑誌を手にすることだろう。書店の作戦勝ちである。

(本ブログ関連:”シマエナガ”)

シマエナガは、わたし好みの「ジョウビタキ」のメスのように飾り気のない美しさ・・・着物柄に例えれば江戸小紋のような見るほどにすっきりしたしとやかさとは違って、ただただ愛らしい、ひと目で心溶かすような存在であり、愛鳥のトップの座を維持し続けているようだ。

(本ブログ関連:”ジョウビタキ”)

ところで、シマエナガのつぶらなヒトミと手のひらに包みたくなるような姿から、有名な土産菓子「ひよこ」饅頭を思い出す。シマエナガには、「ひよこ」饅頭のような無防備な幼鳥を彷彿させるものがあり、ひとびとの目も心もひきつける。
ちなみに、和菓子「ひよこ」の<本家>は福岡県飯塚市にある。九州出身の者ならどうしても一言しておかねばならない。

今回の「BIRDER」2月号は、シマエナガ情報満載で生態・行動の他に、何とシマエナガ関連グッズから、漫画のページ「なぜエナガはシマエナガほど人気がないのか」(漫画:一日一種)や、(思わず芸能タレント光浦靖子さんの趣味が浮かんでくる)「羊毛フェルトで ふわふわかわいいエナガを作ろう」(作者:つぐみ氏)の制作過程の紹介といった記事まである。

2023年3月27日月曜日

さくら巡り

3月もそろそろ終わる。寒暖差が激しくて、家を出るチャンスを失いがちだ。さくら巡りしてみようと発起して、薄曇りのきょう外出した。思いのほか冷えて、道行くひとの多くが防寒のかまえからダウンジャケットを着ていた。

「ハナモモ」
畑地の一隅に丈の低いハナモモの樹がある。春になると紅色と白色の花を合わせて咲かせる。源平の紅白旗から、「源平桃」という園芸種が江戸期に作られたという。花の盛りとなれば、美しい紅白の色模様になる。

(本ブログ関連:”ハナモモ”)


桜並木
或る裏通り、知る人ぞ知る桜並木がある。現在、ほぼ満開の様子。昼とはいえ、通りに人影が絶えて静寂である。路肩に花びらがうっすらと積もり始めている。とはいえ散るにはまだ早い。これからの桜吹雪のタイミングも気になる。


「十月桜(ジュウガツザクラ)」
公園の中ほど、十月桜が並んでいる。幹にくくられた名札に次のように説明がある。「交雑種コヒガンの園芸品種。名前のように10月ころから開花します。」と記されている。また、Wikipediaに「春と秋から冬にかけての二度開花する二季咲きが最大の特徴」とある。


「カントウタンポポ」
公園の草はらに、タンポポの頭花に蜜を求めて(名を知らぬ)ハチが2匹とまっていた。タンポポの花を裏返して見ると、総苞片(そうほうへん)が密着しているので、(「セイヨウタンポポ」ではなくて)カントウタンポポのようだ。


「ジョウビタキ」
公園の小川を上流に少したどると、枯れたヨシの茎にジョウビタキのメスいたようだ・・・実は、焦点の合ってないカメラ画像にぼんやりした姿があった。

「マガモ」(写真左)、「クイナ」(写真右)
小川の岸に、オスのマガモ(嘴の色具合から、もしかしたら「マルガモ」?)が他のカルガモたちと一緒に休んでいた。そばを、クイナが1羽、周りを気にせず(まるで関わりたくないように)頭を下げてエサを一心に探し回っていた。


2026年1月3日土曜日

野鳥観察(93)、満月(狼月、ウルフ・ムーン)

早朝(6:30ころ)、 今年最初の野鳥観察(探鳥会)に出かけた。
玄関の鉄門の上に透明な雨粒がいくつもあるので、触ってみたら何と凍っていた。さらに、門前のアスファルト路地に、小さな白い結晶風の霜模様が一面に張っていた・・・まるで、「桜石」(京都亀岡にある「菫青石仮晶」)のサクラの花弁を飾っているように見えた 。

アメダスを確認したところ、早朝6時の気温 -1.8℃ だった(tenki.jp*によると -2.2℃ )。さすがに冷えた夜明けだった。
(*)tenki.jp:日本気象協会

アメダスとtenki.jp の気象情報には、降雨のデータはない。もしかしたら、記録にならないほどの小雨・霧があったのかもしれないが。そこで、Gemini に問い合わせたところ、次のような回答を得た。どうやら、地面と空中の高さの差の気温差により、「霜」(気体 → 固体)と「凍露」(気体 → 液体 → 固体)の2つの現象が起こったようだ。

特徴アスファルトの「霜」門扉の「凍露」
状態変化昇華(いきなり凍る凝結 + 凍結(一度水になる
見た目白い粉、結晶状、不透明透明な粒、ガラス細工のよう
光の反射乱反射(白く見える正反射(キラキラと輝く

公園に着くと、酷寒のなか人びとが集まっていた・・・どうやら正月の「日の出」を見ようと待ち構えているようだった。
観察開始(6:30)してすぐ、フィールド東奥の木立の隙間から、眩しい朝陽が差し込んでてきた。陽光が低い高度で届くと、樹上の野鳥の羽や体の模様がくっきり観察できる。巡路の途中、次の写真の通り、霜で覆われた落ち葉や、凍露で木々の枝先に輝くのを見た。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

今回も、ベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラで確認・整理したものを次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・シメ: 遠くに見た「シメ」の姿が、写真に写っているのに驚く(ツグミと同じ樹上にいた)
・ツグミ: 観察の最初から「ツグミ」が飛び回っていた。今回観察中最大数といわれた
・アオジ:指されて撮ったのは、メスだろうか
・ジョウビタキ: メスの地味な姿が可愛らしく、一番のお気に入りの小鳥だ
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・カルガモ: 公園の水枯れの小川は大部分氷が凍っていて、水流のある場所に集まっていた

落ち葉の霜(写真左)、ソシンロウバイの凍露(写真中央)、花壇の鉄柵の上の霜(写真右)
・公園の日陰にある落ち葉や枯れ草が、霜に覆われていた。
・「ソシンロウバイ」の枝先に、露が凍ってできた玉が、朝陽を受けてキラキラ輝いていた。
・公園事務所そばにある花壇を囲む太い鉄柵の上に、霜柱がまぶしたように付いていた。



ツグミ(写真左)、シメ(写真中央左)、アオジ(写真中央右)、ジョウビタキ(写真右)



ちなみに、きょうは「満月

米国の農事暦(The Old Farmers’ Almanac)に、本日1月の「満月」を「ウルフ・ムーン(Wolf Moon)」と呼ぶ。本来、インディアンの伝承にもとづいた月名だが、「シートン動物記」のオオカミのロボが雪景色に登場する場面があったような気がする・・・。

2023年1月7日土曜日

野鳥観察(44)

早朝、野鳥観察(探鳥会)へ出かけたとき辺りは薄暗かった。それが、ほどけるように朝の明かりに変わった(変わり目だった)。寒さは変わらない。厚着してホカロンまで貼っても、冷気がしみ込んでくる。

集合場所に着くころ、西の空低く沈む前の真ん丸お月さん(満月)が薄茶色に輝いていた。目を反対に東へ向ければ、赤い太陽は木立に隠れて、なかなか空に昇ろうとしない。

(本ブログ関連:”野鳥観察")

今回、手袋して野鳥観察手帳に記したため、後になって解読に難渋する。自分なりに整理して、ベテランの方から解説をいただき、直接見たり・双眼鏡で覗いたりしたことだが。それにしても、小川と岸辺を乱舞する小鳥たちの多様さに混乱した。(聞き間違いはご容赦)
・ヒヨドリ:「ヒヨ」と略称されるが、ブリッコのような鳴きするのがおかしい
・ハシボソガラス: これも略称「ボソ」だが、そこまで強気に呼び捨てする自信はない
・(カラスの巣): 観察路に張り出した枝に、枯れ枝を集めて作った小さな巣があった
・ヤマガラ: 教えてもらい、双眼鏡で覗いたが、私の実力では「そうなんだ」としか・・・
・コゲラ: 朝陽に照らされ忙しく動き廻る、カメラのズーム画像を見せてもらい納得する
・ツグミ: 鳴き声が「ケケケ~」と聞こえたりした
・シメ: グラウンド奥の地面に群がっていた(双眼鏡では朧)、ベテランの識別眼は驚異
---(小川と岸辺に乱舞する小鳥たち)---
・カシラダカ: 教えたもらったが、自宅で図鑑を見返すも、そうだったのかと・・・
・シジュウカラ: せわしく飛ぶ群れの姿。あれがそうだったのかと・・・瞬時に識別できない
・カワラヒワ: 群れていたが、あれがそうだったのかと・・・これまた全く識別できない
・ハクセキレイ: 地上で羽を広げ、朝陽を受けるとき全身が白く見える
・アオジ: ハナミズキの樹上に、1羽ポツリとまっていた・・・双眼鏡で見たのに
・イカル: 黒い頭を見て、泥棒が黒の手ぬぐいかぶりしているように見てしまう
・ジョウビタキ: メス2羽、昭和のおじさんに最も愛らしく見える
・カワセミ: 1羽が小川に沿って高速で下流へ飛んでいった、よく見る人には分かるようだ
・カワラヒワ: 群れていた。あれがそうだったのかと・・・おぼろ気な記憶しかない
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・カルガモ: きょうも群れて、つぎつぎ下流へ向かって現れる。40羽近くいたようだ
・アオサギ: 1羽、ダイサギの近くにいたが、「ギャ」と鳴きながら川上に向かって飛ぶ
・ダイサギ: 遠くアオサギの近くにいたが、双眼鏡で嘴の切りこみまで観察できない
・クイナ: 岸辺の土手に1羽、<ごめんなすって>といわんばかりに走り抜けた


観察路にある「ソシンロウバイ」の木に、薄黄色の花(花の内側の花被片すべて黄色)が咲いていた。樹の高い場所を賑わせていたので、香りを試すまでできなかった。嗅覚のよい人なら漂う香気に気付いたかもしれない。

(本ブログ関連:”ソシンロウバイ”)

2022年6月19日日曜日

自然観察(11)

きょうは、今年2回目の「真夏日(30℃以上35℃未満)」になるかもしれない最高気温がぎりぎり29.7℃(14:28)に終わったけれど、たしかに暑かった。午前中、公園の「自然観察会」は熱気と湿気で大変で、厚手の長袖シャツを着て出かけたものの、袖をたくし上げざる得なかった(ヤブ蚊を用心しての長袖だったが、彼らが登場することはなかった)

(本ブログ関連:”自然観察会”)

膝痛から回復したつもりの膝が気になる。そんなわけで観察会の途中、幹事さんに「千代の富士のように『体力の限界』になって・・・」といいわけして、抜け出させてもらった(前回5/15もそうだった)。

観察会の始め、参加者から野鳥(ジョウビタキ、ツバメ、カルガモ、カラスなど)の最新情報が紹介されたりしたが、会長からもいろいろなお話があったなか、「ニレ(楡)」の木について、次のような解説があった。
・日本のニレの木に、「ハルニレ」と「アキニレ」の種類がある。
・ハルニレ: いわゆるエルム(elm)の木で、北海道に多くて南側にない。関東は少ない。
・アキニレ: 隣接する公園の川沿いにある東屋にあって、ハルニレに比べて葉は小さい。

観察
・ナンテン(樹): 白い花、落ちやすい。
・ワルナスビ: 葉の裏側にも棘(とげ)がある。
・ヒメジョオン、ハルジオンの区別: 葉の茎に付き方が違う。
・ツユクサ: 午前中に花が咲く(いわば半日草)。
・クスノキ(樹): 新芽が赤いのは紫外線防御か・・・。
・クワ(樹): 葉の形に変異が多い。
・コブシ(樹): 実は原始的な特徴を持った花。雄しべは螺旋状に付くとのこと。
・ホタルブクロ: ヤマホタルブクロとの違いを聞く・・・(萼片の形状が違うというが)
                (どこか似た気のするリンドウと、花を反対向きに咲かせているけど)
・ドクダミ: 白い花びらは「苞(ほう)」(多くの花びらを包む)・・・ cf.「萼(がく)
・ヤマユリ: 花弁と萼が同色で似て共に花びらのよう。

・ハルニレ(樹): 一部の葉の表に、虫が作った虫こぶ(突起物)がある。
                幹から出た枝の元が、固い板状のコルク質に覆われている。アキニレにない。
                春に花・実をつける(実の時間が少ない)。アキニレは秋に花・実をつける。


                ハルニレの葉は、左右非対称の形をしている。

イギリスの18世紀末~19世紀初頭のロマン派の画家(印象派に影響を与えた)に、ニレ(elm)の木を多く素材にしたジョン・コンスタブル(John Constable)がいる。彼の描いたニレの木が一体どんな種類だったのか知りたい。わたしにしたら、薄暗い「泰西名画」(本当は「西洋絵画」にすぎないのだが)の古めかしいイメージにつながる。

2021年1月2日土曜日

野鳥観察(8)

元旦に寝正月を決め込んだのが災いして、年初の野鳥観察会の今朝、なんと寝坊してしまい大幅に遅刻した。あわてて飛び起き家を出た。いつもの観察順路途中でみなさんに追いつき、新年の挨拶方々合流することができた。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

きょうで8回目の参加となるが、いまだに鳥の識別がままならない。大きさ、飛び方について多少見慣れてきた気がするが、形態としての「くちばし」、「羽」などの形や配色を見極めるのが難しい。子どもたちが恐竜を容易に区別して名を披歴するのをうらやましく思うのに比べて、われながら感度の低さを歳のせいにするしかない。

そんなわけで、今回も十分に目視(V)できたり、双眼鏡(B)におさまったりした範囲の鳥をあげる。
ムクドリ: 大群が観察順路脇の木立に留まったり、地上に降りたり、飛んだりとせわしい。(V)
ジョウビタキ: お気に入りの鳥。翼の白斑がポイントと教えてもらう。(B)
アオジ: 腹が黄色を識別するが、地味で何度見ても覚えきれない。(B)
シジュウカラ: 遠くに指された先を双眼鏡で見るが、図鑑のようにはいかない。(B)
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カルガモ: 次々飛来する。一体どこでこんなに棲んでいたのかと驚くほど。(V)

考えてみれば、観察中にメモ書きに気が向いてしまい、「見る」ことへの集中が足りないのを反省する。メモに、目視は(V)、双眼鏡は(B)、鳴き声を聞くは(H)と区別しよう。

ブログを記述しているとき、Amazonから「花と昆虫 不思議なだまし愛発券機」(田中肇著、ちくま文庫)が届いた。花の「策略」を教えていただくことになりそう。

2020年11月28日土曜日

野鳥観察(6)

早めに起きて、きょうの野鳥観察の準備をする。といっても、がっちりした冬服、防寒着に衣替えするだけだが。対策が効いたのか、外に出れば思った以上に寒さを感じない。まだまだ酷寒といえるほどでもない。午前7過ぎの気温は、7℃半ばを超えていた・・・。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

連日、撮影した野鳥の写真や動画を会員へメール配信してくれるベテランの方がいる。着信のたび、さまざまな画像(野鳥カレンダーにして欲しいほどの出来映え)を拝見するのを楽しみにしている。そして、この時期のフィールドに、実に豊富な野鳥がいることを知る、感謝。
写真を見て、野鳥「ジョウビタキ」のメスが実に愛らしいのに気付いた。鳥の世界では、メスの気を引くためにオスが羽などを美しく着飾っていると教わったが、かえって飾らぬメスの姿に目が留まった。スズメほどの小鳥で、クルリとした目をしている。

ところで、きょうの観察会は珍しく少人数でスタートした(途中から数名が加わったが)。会員のみなさんは寒気を用心したのだろうか、それとも新型コロナウィルスを恐れたためか・・・。おじさんたちは、気にもとめず公園内を巡った。朝の木立の下に落ち葉が積もり、それが醸し出す香りが実に心地よい・・・早朝観察の特典である。

ベテランの解説をうかがいながら、今回の観察成果は次の通り。(私の双眼鏡・視野におさまった範囲だが)
・混群: 冬場、シジュウカラなどを中心に複数種の野鳥が群がる集団、一本の大樹でも見られるとのこと
・「シジュウカラ」: 頬が白い、ジュジュと鳴くのが聞こえた
・「ヒヨドリ」: 独特な波状飛行、国内留鳥で昔は山鳥だったが現在都市部でも見られる
                        また、タカを恐れて海面すれすれを飛翔するとのこと(海峡渡り)
・「ツグミ」: 一本の木に10数羽、グラウンドに多数群がる、数歩跳び歩いて背筋を伸ばして止まる
・「モズ」: 枝につんと立ったようにとまる
・「カワラヒワ」: 遠く群れて飛翔、反転するとき羽(内側)が朝陽に照らされて一斉に白く反射する
・「ハクセキレイ」: セキレイのなかで、普通に繁殖して普通に見られるとのこと
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・「カルガモ」: 15羽近くいた(今年は多数無事に育った)、着水するときの音が勇ましい
                         草食でドングリや水草など食べるそうだ
・「アオサギ」: 朝陽を受けてグェ~と鳴きながら飛んできたのに驚く、野性味を感じた

鳥は動く。双眼鏡におさまっても、ㇲッと飛んで行ってしまう。まして飛翔しているものを追いかけるのは難しい。それでも回数を重ねていけば少しは分かるかもしれないと願っている。

2022年3月28日月曜日

(雑談)雑誌「BIRDER 4月号」ー 特集「カワセミ類 完全攻略」

月1回、歩くことを含めて近隣の大型書店へ出かけている。野鳥専門の月刊誌「BIRDER」を購入する目的だ。それ以外に、野鳥や野草ついて(写真や絵説きの)書籍がないか探したりしている。

(本ブログ関連:”BIRDER”)

きょう求めた「BIRDER」4月号は、特集「カワセミ類 完全攻略」で、身近な「カワセミ」だけでなく、仲間の(見だことのない)「アカショウビン」や「ヤマセミ」について触れている。まさにカワセミ図鑑だ。

入門的楽しみなら、
・鉱物は「黄鉄鉱」・・・母岩にサイコロ状の造形の不思議、子どもならそうだろう。
・野鳥は「カワセミ」・・・瑠璃色の輝き、私は見るたび驚嘆している。
・釣りは、何の魚だろう?・・・(砂浜海岸、汽水域の河川どこでも「ハゼ」はよく釣れたが)

云われることに、
・鉱物趣味でいえば、「水晶に始まって水晶に終わる」・・・という。
・釣りなら、「ヘラ鮒に始まってヘラ鮒に終わる」・・・という。
・野鳥観察では、何の鳥だろう?・・・(好きな野鳥は「ジョウビタキ」の雌だが)

ところで、今回絵説きで楽しい野鳥の読みものを見つけた。おいしく読みたい。
「身近な『鳥』の生きざま事典」(一日一種著、SB Creative)

そうそう書店歩きは、気分として遠出したつもりだが、電車に乗って、エスカレーターで階を上がり下りしていては、万歩計の数字が増えない。


(付記)
知る人ぞ知る桜並木の花は満開で、わずかだが道ばたに薄紅の花弁が散り始めた。もしかしたら、あっという間に花見の時期が終わってしまうかもしれない。
散った花びらのなかに「ハナニラ」の花が咲いていた。なるほど、どこにでも咲くと実感した。

2025年4月4日金曜日

清明 2025

きょうは二十四節気の「清明(せいめい)」、万物が生き生きと清しいさまを見せるころ。

(本ブログ関連:”清明”)

先週来の冷え込みから解放され、ようやく春らしい温もりになった。空は青く晴れ渡り、花々が咲き誇る。「ツグミ」や「ジョウビタキ」などが北へ帰り、「ツバメ」が訪れる時期である。清浄明潔(しょうじょうめいけつ)、まさに生命の脈動を感じる。

清明を三つにわけた、七十二候の三期間は次の通り。
・初候: 玄鳥至(つばめ いたる) : <>が南からやって来る
・次候: 鴻雁北(こうがん きたす) : 大きな(鴻)<>が北へ渡って行く
・末候: 虹始見(にじ はじめて あらわる) : 雨の後に<>が出始める

ところで根拠はないが、演歌に北へ帰るという表現がみられるのは、昔の人びとにとって春先に渡り鳥が北へ飛び立つのを見る機会が身近だったからではと想像したくなる。


満開のサクラ(写真左)、タンポポ(写真右)
・しばらく冷え込みが続いたおかげで、花見の余裕が残ったのは幸い。ちょうど昼どきに、日射しを受けて、秘密(自称)の桜並木を訪れた。見上げると、まだ白い花弁がまぶしく輝いていた。路肩に、もう花びらが舞い始めている・・・まもなく路上に花の絨毯ができることになるだろう。

・サクラ並木の樹下に「タンポポ」が黄色い花を咲かせていた。花の裏側の苞片が妙に反り返っていた。「カントウタンポポ」と「セイヨウタンポポ」の雑種が多いと教えてもらっていたので、判別に自信がない・・・多分、セイヨウタンポポ寄りじゃないかな。  

2023年3月21日火曜日

北本自然観察公園

月一回(第3日曜日)、決まったフィールドで野鳥・植物・昆虫などを観察する「自然観察会」へできるだけ参加している。自然観察会では、別途、関東近辺にある代表的なフィールドを選定して観察会(同じく月一回)を設けている・・・年齢に関係なく元気な方々が積極的に参加されている。私の場合、体力と距離と相談して、連れて行ってもらうといった具合。

そんなわけで、天候に恵まれた「春分の日」のきょう、埼玉県の「北本自然観察公園」*へ出かけた。新宿からJR湘南新宿ラインに乗って北本駅を降り、バスで現地に着く。名前の通り、自然観察に適した公園で、環境、設備が整っている。私の歩き方では、限界を超える規模だ。
(*)北本自然観察公園: https://www.saitama-shizen.info/koen/
 
二十名近くの方々が参加して、午前から午後にかけて園内を観察した。今回もベテランの方から解説いただき、自分なりに目視・カメラで確認したものを整理して次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
- 双眼鏡に替えて高倍率カメラを使い始めたが(2/25)、いまだに使いこなせない。

野鳥
・ウグイス: 盛んに鳴き声(谷渡り > さえずり)を耳にするが姿は見られず
・オオタカ: 目の前で、小鳥の群の1羽を狙い定めて襲うのを見る(小鳥は危機を免れた)
・キジ: 遠くの平地で1羽のオスが2羽のメスを追い求める様子が見えた
・ジョウビタキ: 地鳴きの「ピッ、ピッ、・・・」を耳にするが姿は見られず(人気の鳥だ)
・ガビチョウ: 目の前を一瞬横切った。鳴き声に癖があって、外来種のためか人気がない
・シジュウカラ: 小さな姿が飛んで来て、枯れ枝にとまったと思った瞬間すぐに飛び去った
・アオジ: 目の前を横切った・・・見たとはいえないほどの一瞬
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・タシギ: カメラを通して見るが、カメラに画像が残っていなかった
・ダイサギ: 沼地奥に1羽を見る(写真で嘴《口角》を確認できた)
・コガモ: 池の遠くに群れる、カメラを通してじっくりオスの姿(頭部)を見た

植物
・タンポポ: カントウタンポポ? 花のサイズが大きい、黄色だけでなく白色もあった
・セイヨウアブラナ: 黄色の花がまぶしい、茎を巻くようにして葉が伸びている
・ツルニチニチソウ: 紫色の花が咲いていた、つる状の形態までは気づかなかったが
・ぺんぺん草:「ナズナ」の別名で、果実の形が三味線のバチに似て三味線草ともいうそう
・ツバキ: 椿の樹を飾るように薄紅色の花を多数咲かせていた
    ー 会長から、漱石の俳句「落ちざまに 虻(あぶ)を伏せたる 椿かな」が紹介された
・ホウノキ: 落ち葉の裏表クイズがあった(葉の裏が上になるように落ちるようだ)
・エドヒガンザクラ: 市の天然記念物で高さ20m、花の開く光景は見事だったようだ
    - 今は、根元から折れて倒伏(2019年10月)した姿になっている

生きもの
・アオガエル: 枯草の原に次々見つけた(ガイドに「シュレーケルアオガエル」とある)
・カエルの卵塊: 湿原にかかる八つ橋のそば、浅い水底にいくつも見つけた


<写真>
ダイサギ(左)とコガモ・カルガモの群れ(右)


キジの求愛(左側2羽のメスに対する右側のオス、嫌われているようとの声があったが)


ツルニチニチソウ(左)とツバキ(中央)とぺんぺん草(右)




(付記)デーノタメ遺跡
同じ北本市(北本自然観察公園近く)に、縄文時代中期~後期の「デーノタメ遺跡」(集落跡)がある。
デーノタメ遺跡総括報告書」(北本市文化財保護課文化財保護担当、2022年7月6日)
https://www.city.kitamoto.lg.jp/soshiki/kyoiku/bunkazai/gyomu/1478482179727.html
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4度にわたる発掘調査、および内容確認調査によって遺跡の全容が徐々に明らかになり、関東最大級の環状集落を持つ遺跡であること、集落と水辺がセットで残された全国的にもまれな遺跡であること、低地部から多量の有機質の遺物が出土しており、縄文人の植物利用の実態が解明できる遺跡であることなどがわかってきました。
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Youtube(分かりやすく解説されている)
「【ゆっくり解説 】100年に1度の大発見!!関東最大級の環状集落デーノタメ遺跡の謎!!」
https://www.youtube.com/watch?v=2SSy3Kxtnhw

2021年3月6日土曜日

野鳥観察(12)

野鳥観察(探鳥)会のため朝早く家を出る。昨夜に降った小雨のせいか、通り道はしっとりと濡れて黒く染めたようにつづいていた。気温は9℃代とぬるく、冬着を少し軽装にしても額に汗がにじむほど。結局、きょうの最高気温は、21.5℃(13:51)に達した。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

観察会の集合場所広場は、昨夜の雨で濡れた草々が朝陽に温められて霞立ち、遠くがかすんで見えた。いままで見たことのない景色だ。とはいえすぐに観察に入った。

観察順路に、「コブシ」の白色の花、「シデコブシ」の薄紅色の花が咲き、季節の変わりを感じさせる。あるところで「ツバキ」の紅色の花のかたまりがいくつも落ちていた。ベテランの方がいうに、ヒヨドリが落としたのかもしれないとのこと(ヒヨドリがツバキの花弁を食べるという話がある)。また、地面にあった「ヒノキ」の球果(松ボックリに相当)を見せてもらった(割れ目から出てきた黒い物は・・・何だろうか)。

ベテランの方から探鳥にかかわる話をうかがった。
① 探鳥で見つける鳥の種類数は、公園内で20種類くらい ⇒ 市内で75種類くらい ⇒ 日本国内で500~600種類くらいとのこと。何と、今日の探鳥も20種類だった。ちなみに植物の場合、一般に5000種類くらい。シダなどを含めると倍近くになるだろうとのこと。
② 鳥はじっとしていないので、動き具合もおさえておくといいいとのこと。

ベテランの方々に教わりながら、直視や双眼鏡で観察できた鳥について今回も感想(気分)を記す。(昨日、地元を歩き廻ったせいでエネルギー不足気味で集中に欠ける)
・ジョウビタキ: 双眼鏡でしっかり見えるがまだ小さい
・アオゲラ: 双眼鏡で見ても遠い
・ツグミ: グラウンドにたたずむ姿を見る
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・コサギ: 水の涸れた小川の上を飛んで行った
・アオサギ: 水の涸れた小川でエサをついばんでいた(見ていて辛い)

2026年4月5日日曜日

清明 2026、霞(かすみ)」・「霧」・「靄(もや)」

きのうの昼から降り始めた雨は、きょうの日付に変わった深夜に止んだ。天候は、今朝から曇り空だが・・・回復したようだ。(太平洋の沖を流れる雨雲は、まるで黒潮ルートをたどるように北東へ進んでいる)

きょうは二十四節気の「清明(せいめい)」*で、草花が咲き競い清々しさが一層増す春本番。また、渡り鳥の「ガン」、「ツグミ」**や「ジョウビタキ」などが北へ帰り、南から「ツバメ」が訪れ来る。
(*)この時期を迎えて、昔の中国では<墓参>や<散策>の意があるそうだ。(Wikipedia)
(**)ツグミ: きのう欠席した野鳥観察(探鳥会)では、まだ多数観察されたようだ。

(本ブログ関連:”清明”)

正直なところ、清明の文字から想われる明朗さよりも、<春雨>のしっとり感が日本の郷土にふさわしい気がしないでもない。きょうが、雨上がりだったせいかもしれないが。

東京都の月別降水量(mm)を見ると、3月、4月から増えている。
(気象庁:東京都 1991~2020年 平均)
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
59.756.5116.0133.7139.7167.8156.2154.7224.9234.896.357.9


「霞(かすみ)」・「霧(きり)」・「靄(もや)」

ところで、春の言葉に「春霞(はるがすみ)」があるが、それと関連して「霧」、「靄(もや)」について、生成AI の Gemini に問うてみた結果を記す。
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● 気象学的な定義
分類視程:見通せる距離正体:浮遊物特徴
定義なし:学術用語でない水滴・塵・煙気象観測上の正式な用語ではない
1km未満微小な水滴視界が非常に悪く、湿り気が強い。
1km以上、10km未満微小な水滴霧よりも薄く、遠くがぼんやり見える状態。

● 文学的・慣習的な違い
分類季節特徴視点/背景

の季語遠くの景色がぼんやりと白く見えるのを指す。
なると「朧(おぼろ)」と呼び方が変わる。
目の前の視界を遮るものとして捉えられる。

の季語水滴が濃く立ち込め、目の前の視界が遮られる状態を指す。・遠くの山々や景色を美しく包むものとして、観賞の対象になることが多い。
・現代では一年中使われるが、俳句や和歌の世界では、秋の冷え込みによって発生するものを指すのが一般的。

季節感はない霧よりも薄く、どこか幻想的で柔らかい印象を与える。

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2021年3月20日土曜日

春分の日 2021、「はじめてのバードウォッチング」(2nd)

きょうは二十四節気の「春分」で、祝日「春分の日 」である。最近、日没が遅くなり昼夜の長さが同じになった。玄関の灯りは、「日の入り」の夕方6時過ぎにつけるようになった。これから陽の沈む時間が「夏至」に至るまでもっと遅くなる。

(本ブログ関連:”春分の日 ”)

寒い冬は苦手だ。春分の日になって、冬からようやく抜け出たような気分になった。ホッとしている。


「はじめてのバードウォッチング」
朝方、顔に雨滴をかすかに感じたが、それも何となく止んだ。「はじめてのバードウォッチング」(第2回目=最終回)の観察会に参加した。新型コロナウィルス感染に対する「緊急事態宣言」のため公園と離れた近接の広場で開催された。ここを起点に小川の下流をたどり探鳥した。

(本ブログ関連:”はじめてのバードウォッチング”)

観察会には、若者から高齢者までさまざまな方が参加された。小学生の低~中学年くらいの子どもたちも参加した。思った通りのおしゃべりで、まるで恐竜を知り尽くしたように、野鳥(今回は主に水辺の鳥)についてもくわしく語ってくれる。そしてよく見つける、うらやましい観察力だ。

パーク・レンジャーの方は声がよく通り、「雨の日でも野鳥は動いています」、「今日の目標はカワセミ」とわかりやすく解説された。次のような野鳥を見ることができた。
・カルガモ: オスとメスの違い(羽の先の白色の大きさ、羽のうろこ模様の明瞭さ)
・コガモ: オスの目の周囲が緑色
・シマアジ: このフィールドに、毎年一羽だけ来る珍しい水鳥
・ダイサギ: 川筋に沿って上空をアッというまに飛んで行った
・コサギ: 一羽が片足立ちして静かにたたずんでいた
・バン: 口ばしは白っぽい
・カワウ: 黒く大きな姿
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・カワセミ: オスとメスの違い(口ばしの色)、土手に造られた巣穴の周りの状況
・モズ: 広い原が減少して狭い場所に移動、エサを求めて異種間で争いもする
・ムクドリ: オスとメスの違い(体の色の濃さ)
・ジョウビタキ: オスだけが観察できた
・ヒヨドリ: 実は帰り道に会ったがボサボサ頭したものが一番鮮明

観察会の終わりに空はすっかり晴れ、温かい春日が差した。
今回は野鳥がよく見えた。多分、観察で歩く速さがゆっくだったので、双眼鏡でじっくり見ることができたからだろう。
事前に何の鳥がいるかガイドしてもらっていなかったら、一人でフィールドに出て同じことができるか自信ない。これからも、繰り返し・繰り返し覚えるしかないだろう。

春の河原に咲く菜の花と桜のつぼみ

カワセミ

(追記)地震
宮城県沖で、18時09分ころ、最大震度5強の地震が発生した。
津波警報など発表されたが、後に解除された。

なお当地(東京)の震度は3とのこと。短時間に終わり妥当な震度だったと思う。
現地の被災状況の詳細は、明朝判明するだろう。

2022年1月22日土曜日

野鳥観察(28)

うっすらと外が明るんできた早朝、目覚まし時計を見てハッと驚いた。野鳥観察会に出かけるため、アラーム設定した時刻を 1時間遅くミスっていたのだ。あわてて起床。わずか15分間ほどで洗面して、防寒着、観察道具をそろえて外出しなければならない。そうなると寒いなんていっていられない。結果、いつもより少し遅れて家を出た。

(本ブログ関連:”野鳥観察")

集合場所近くの小道に来たとき、ムクドリの群れが目の前を横切った。だが隊列最後の2羽のムクドリだけが、私の通過を待つように道の脇にとどまった。むしろ私こそ歩を止めた。1羽がいそいで走ったものの、残りの1羽はそれでも静止したまま・・・やがて、会釈するようにして、仲間を追うように小走りで去った。
そう、たしかに私には、最後のムクドリと視線が合ったように思う。そんな気がしたんだが。

ところで、冬の公園は朝陽が低くまぶしい。そして相変わらず寒さで、地表の霜はカサブタのように固い。また、膝の痛みは少しだけましになったが、野鳥観察のみなに遅れがちになる。そんななか、自分の目(双眼鏡)で観察できた鳥を次に記す・・・手帳に鳥の名だけメモするだけだった。
ムクドリ: 数えられないほどの群れ、ベテランの方はカウントされた
・イカル: 樹上の彼らは朝陽をうけて色づんで見える
・シメ: 双眼鏡で見る(一瞬のこと、飛び去る)
・コゲラ: 双眼鏡でしっかり見る、若鳥だろうか
・ジョウビタキ(オス): 双眼鏡で見る、翼の白斑を確認
・カルガモ: 枯れたアシの葉陰に多数群れる
・アオサギ: あいかわらず孤高を保つ

エサかご
庭木の枝に、小型の野鳥*を中心にしたエサかごを吊るそうと、100円ショップで(カゴなどの)素材をそろえ自作した。今回、ベテランの方々に助言・評価いただきたく持参したところ、小鳥が通り抜けしやすいよう工夫し、エサなどを注意して、まずは試してみることになった。
(*)小型の野鳥: ヒヨドリなど中型以上の野鳥の場合、ネット情報によると要注意らしい。
① エサ取りの小型野鳥を追い払い、② 群れて大声を発し、③ 周囲にフンをまき散らし、④ 周囲の民家にたむろすることがあるという。


■  日向灘で地震
今回地震は久し振りに大きい。最大震度が「5強」だったというのだ。(これも、深夜のテレビ臨時「地震情報」番組で知った)

気象庁の「震源・震度情報 2報」(2022年01月22日01時40分発表)
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地震の発生日時: 01月22日01時08分頃
震央地名: 日向灘
深さ: 40km
マグニチュード: M6.4
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2021年1月23日土曜日

野鳥観察(9)

新型コロナウィルスによる「緊急事態宣言」が1月8日に再度発令され、今月17日(日)に予定した植物を主にする自然観察会が休止となったけれど、野鳥観察会は実施している・・・早朝で少人数だけ参加のためだろう。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

これまで、ブログで野鳥観察会と記してきたが、正確には「探鳥会」の表記が正しい。日本野鳥の会で「探鳥」といった用語が使われている。自然観察の分野によっては独特な表現があるようで、地質学分野では「巡検」と呼んだりする。

昨日、早朝7時ころ氷点下(-0.3℃)だったが、今朝の同時刻は寒さがゆるく、なんと8.1℃だった。薄暗い曇り空の中、集合場所へ行く途中、坂道脇の金網向こう側にあった雑草がバッサリと刈られていた。
公園に着いて、様子が一変しているのに驚いた。木々の枝から葉がすっかり落ちて、鳥の姿が見やすくなり、鳴き声がよく通る。地面の枯れた雑草も刈り取られ、すっかり平坦になっていた。小川の土手の斜面の枯れ草もそうで、岸を補強するコンクリート壁があらわになっている。もちろん水鳥たちへの配慮もあって、葦は残っていた。

園内を巡ると、薄明りの中で「ローバイ」は黄色に、「ウメ」は紅色の花を咲きほころばせていた。目を凝らせば春はすぐそばにいる。
キツツキの仲間の「アオゲラ」が木の幹に巣穴を開けているのを、ベテランの方から教えてもらう。アオゲラの姿はなかったが、アオとは背中の色が緑色(=昔の日本でアオと呼んだ)だからとのこと・・・頭頂の赤が目立つのに。

野鳥図鑑は、編集上いずれの鳥も同じサイズで印刷される。からだの各部位を理解するのに便利なためだが、実際の大きさとは別で直感的に伝わらない・・・野外で直接目に焼き付けるしかない(双眼鏡の視野に頼るのは要注意)。
ベテランの方から、鳥のサイズは鳥を仰向けに寝かせて嘴(口ばし)の先から尾羽の端までの長さを測ると教えてもらう。バードウォッチングでは、サイズの基準となる鳥を定めて比定する。

さて、今回の観察結果、主に双眼鏡で観察できたものについて感想(気分)を記す。
・ヒヨ(ヒヨドリドリ): 双眼鏡で見ると意外に大きい(ムクドリとキジバトの中間くらい)
・ツグミ: 教えてもらった先にある枝先に留まっているのを見るが、逆光で・・・
・ハクセキレイ: 地面を歩く小さな姿がかわいらしい
・ジョウビタキ(♂): 雄の色どりは考えてみれば美しい鎧姿のようなものと感じた
・キジバト: 地面に群れて広がっていた
・カルガモ: 観察の終わりに、小川を泳ぐ彼らの姿を見ないと落ち着かない

鳴き声を確認したもの
・イカル: 以前のセンサスで聞いた鳴き声と比べて澄んだ響きをしていた
                鳴き声は人気があるようで、ネットに多数紹介されている
                似た鳴き声の「サンコウチョウ(三光鳥)」は「月・日・星」とさえずるそうだ

帰り道に小雨がパラパラと降ってきた。濡れそぼるほどでなかったが、今夜遅くから雪に変わるかもしれないという。

2022年11月19日土曜日

日にちを間違えて朝の野鳥観察

野鳥観察(探鳥会)は、毎月2回、土曜日の朝早く行なわれる。今月、第1回目を休んでしまったので、残りの1回は是非とも参加しようと、昨晩から「あした!あした!」と考えていた(思い込んでいた)。

今朝は、完全防備の冬支度して出かけた。けれど誰れも来ない・・・、ようやく気付いた。今月の残りの探鳥会は、来週の土曜日だと。せっかく膝の調子がマシになり、その気になっていたのに。われながらの粗忽さにあきれる。まあ、せっかくなので早朝の公園を(いつもの半周にも満たないが)巡ってみた。

公園の朝陽がまぶしい。うっすら赤味を帯びた光を浴びて、紅葉した樹々はドラマチックに輝く。梢、葉一枚までしっかり見える。鬱蒼とした林に入れば反転して、深い緑に沈む。そんな木立の中、頭上を「ヒヨドリ」たちの鳴き声が響く。
林を抜けると、再び樹々の姿がはっきりしてくる。「シジュウカラ」が樹上にとまっているのを双眼鏡で確認できた。

小川で、「ジョウビタキ」?/「カワラヒワ」?だろうか下流に向かって飛んでいった。同じく、「カルガモ」の4羽も浮かぶように流れていった(きっとつがいの2組だろうと想像した)。

帰宅していつものように、知らずに転寝(昼寝)した・・・これが実に気持ち良い。