日没後の夕方を過ぎた7時半ごろまで、薄明りが残っていたが、闇が迫るのが早まった気がする。まだまだと思っていた玄関の外灯を、最近あわてて点けるようになった。
子どものころ、この「薄明(はくめい)」を自転車で追っかけたことがある。暗くなるまで競争だと根競べしたが、あっけなく夕闇に飲み込まれた記憶がある。気づけば陽が陰るのはアッという間のことだった。
日没後の空に広がる微かな薄明りを「トワイライト」という。これを原題に使ったテレビ番組「Twilight Zone」*があった。邦題は「ミステリー・ゾーン」だ。いわば、短編のファンタジー小説のような内容で、番組の最初にホスト役のロッド・サーリングが登場して、興味を引き付ける語りをした。
(*)映画「Twilight Zone」を見た機会に、「ミステリー・ゾーン」の原題と知った。
これに対して、テレビ番組「世にも不思議な物語」(原題:Alcoa Presents: One Step Beyond(ワン・ステップ・ビヨンド))があった。実話風を売りものにした、ちょっと恐怖心をひきずらせる内容だった。ホスト役は、柔和な紳士といったジョン・ニューランドで、ロッド・サーリングとは好対象な気がした。
(本ブログ関連:”世にも不思議な物語”)
また、「ミステリー・ゾーン」と「世にも不思議な物語」とも、放送時間は30分だった。あまり時間をかけず、視聴者の緊張感を高める番組作りとして最適だったと思う。実際、ロッド・サーリングも、そう言っているし。
そういえば、短編小説の代表作家にフレドリック・ブラウンがいたが、最近書店の棚で見かけないのが残念・・・と思ったら、なんと「フレドリック・ブラウンSF短編全集」(創元SF文庫)が刊行開始したとのこと、全5巻予定。(最近、本屋の棚を隈なく見回るのに疲れるので気づかなかった)
■ Gemini
「世にも不思議な物語」と「ミステリー・ゾーン」の比較