▼▼ 青字下線付語句のリンク先は、マウス右クリック+<新しいタブ>で進んでください。(本ブログ関連)の最下段に「次の投稿ホーム」があるとき次ページがあります。▼▼

2020年11月28日土曜日

野鳥観察(6)

早めに起きて、きょうの野鳥観察の準備をする。といっても、がっちりした冬服、防寒着に衣替えするだけだが。対策が効いたのか、外に出れば思った以上に寒さを感じない。まだまだ酷寒といえるほどでもない。午前7過ぎの気温は、7℃半ばを超えていた・・・。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

連日、撮影した野鳥の写真や動画を会員へメール配信してくれるベテランの方がいる。着信のたび、さまざまな画像(野鳥カレンダーにして欲しいほどの出来映え)を拝見するのを楽しみにしている。そして、この時期のフィールドに、実に豊富な野鳥がいることを知る、感謝。
写真を見て、野鳥「ジョウビタキ」のメスが実に愛らしいのに気付いた。鳥の世界では、メスの気を引くためにオスが羽などを美しく着飾っていると教わったが、かえって飾らぬメスの姿に目が留まった。スズメほどの小鳥で、クルリとした目をしている。

ところで、きょうの観察会は珍しく少人数でスタートした(途中から数名が加わったが)。会員のみなさんは寒気を用心したのだろうか、それとも新型コロナウィルスを恐れたためか・・・。おじさんたちは、気にもとめず公園内を巡った。朝の木立の下に落ち葉が積もり、それが醸し出す香りが実に心地よい・・・早朝観察の特典である。

ベテランの解説をうかがいながら、今回の観察成果は次の通り。(私の双眼鏡・視野におさまった範囲だが)
・混群: 冬場、シジュウカラなどを中心に複数種の野鳥が群がる集団、一本の大樹でも見られるとのこと
・「シジュウカラ」: 頬が白い、ジュジュと鳴くのが聞こえた
・「ヒヨドリ」: 独特な波状飛行、国内留鳥で昔は山鳥だったが現在都市部でも見られる
                        また、タカを恐れて海面すれすれを飛翔するとのこと(海峡渡り)
・「ツグミ」: 一本の木に10数羽、グラウンドに多数群がる、数歩跳び歩いて背筋を伸ばして止まる
・「モズ」: 枝につんと立ったようにとまる
・「カワラヒワ」: 遠く群れて飛翔、反転するとき羽(内側)が朝陽に照らされて一斉に白く反射する
・「ハクセキレイ」: セキレイのなかで、普通に繁殖して普通に見られるとのこと
----------------------------
・「カルガモ」: 15羽近くいた(今年は多数無事に育った)、着水するときの音が勇ましい
                         草食でドングリや水草など食べるそうだ
・「アオサギ」: 朝陽を受けてグェ~と鳴きながら飛んできたのに驚く、野性味を感じた

鳥は動く。双眼鏡におさまっても、ㇲッと飛んで行ってしまう。まして飛翔しているものを追いかけるのは難しい。それでも回数を重ねていけば少しは分かるかもしれないと願っている。