おとつい(7/11)、図書館で「杞憂に終わる連句入門」(鈴木千恵子、文学通信)*を借りたが、手も足も出ない。杞憂のままなので、ネットの力を借りて、「連歌」と「連句」について、基礎知識を習得中(教科書的な整理)。
(*)同書の「発句」の定義に、「芭蕉は生涯にどれだけの句を詠んだか? という問いを立てた人がいるが、答えは強いて言えば、芭蕉は俳句は詠んでいない、である、発句をそれだけで創作鑑賞されるようになったものを地発句(じほっく)といい、正岡子規が俳句と名づけたのである。」
■ Gemini より
①「連歌」と「連句」の特徴
➁「連歌」と「連句」のルール(式目)例
連歌・連句で、「一つ前に提示されたお題 = 前句」に対して、「自分が今から添えるアンサー = 付句」という、ペアを指す言葉が使われた。
→ 本ブログ: 7月9日「魂がないと此世は面白し(武玉川)」に追記。
■ Google検索(Labs)、他より
「連歌と連句、代表作例」
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1. 「連歌」:『水無瀬三吟百韻(みなせさんぎんひゃくいん)』 より冒頭3句
● 発句(5-7-5:宗祇)
雪ながら 山もと霞む 夕(ゆふ)べかな
(まだ雪が残っているのに、山のふもとは春の霧でかすんでいる、そんな美しい夕暮れだ)
● 脇句(7-7:肖柏)
行く水遠(とほ)く 梅匂(にほ)ふ里
(かすみの先を流れる川の水は遠くまで続き、梅の香りをのせた風が吹いてくる)
● 第三(5-7-5:宗長)
川風に 一むら柳 春見えて
(その川風に吹かれて、一塊の柳の木が芽吹き、いよいよ春の訪れを感じさせる)
2. 「連句」歌仙:『初木枯の巻(はつこがらしのまき)』 より冒頭3句
● 発句(5-7-5:冬、芭蕉)
狂句 こがらしの 身は竹斎に 似たる哉 ←「狂句」:破調としてある
(木枯らしの中を旅する我が身は、まるで仮名草子にある旅の藪医「竹斎」のようだ)
● 脇句(7-7:冬、野水)
たそやとばしる かさの山茶花
(枯らしに飛び散る山茶花(さざんか)を、旅笠にいっぱい着けて到着した人は一体誰)
● 第三(5-7-5:秋、荷兮)
有明の 主水に酒屋 つくらせて
(主水(もんど:水を司る役)の屋敷近くに酒屋を作らせた、という風流な景物へ展開)
(参考)
■ 山梨県立大学
「冬の日脚注(1/5)」
ー https://www2.yamanashi-ken.ac.jp/~itoyo/basho/shitibusyu/huyunohi00.htm
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