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2009年12月31日木曜日

太古宗と梵唄

Daumアゴラ(아고라:集会所)には有名人の宗教一覧があり、イ・ソンヒについて「歌手、父親が太古宗僧侶(부친이 태고종 스님)」と紹介されている。
イ・ソンヒの父親が、仏教音楽の「梵唄」(ぼんばい:범패)の伝授者であるという情報を以前のブログに記した。さらにインターネット情報(記載者に感謝)を追加してみる。

中外Webインタビュー」(駒沢女子大学学長 東 隆眞氏)より
・(禅宗系の)曹渓宗から分かれた太古宗では坊さんはともかくとして、 妻子の住まいは寺院の外にある。
・お寺は公のもので私生活の場所ではない。 妻は夫である住職の協力者、 奉仕者として手伝いに上がる形を取る。

文化庁国際フォーラム」より
・韓国の梵唄は布教を目的とし、実用性の観点から親しみやすい旋律に発展してきた側面と、死後への畏れを思い浮かばせる神秘性を重視した耳になじみのない旋律として変化・発展した側面とがあり、日本の声明とは違った発展を遂げたといえる。

Journalist-Net」より
(2008年に大阪韓国文化院で開催された「太古宗 霊山斎(ヨンサンジェ)」についての解説から)
・霊山斎は儀式の手順は、各種伝統文化を内に秘めた音楽的・・・要素というものは、儀式進行中での「梵音」や「和唱」などが音楽的効果を出す・・・。
・これらの仏教音楽「梵唄」、「和唱」などは韓国の伝統的民俗音楽家歌曲や回心曲などに大きい影響を及ぼし・・・。(注: 「民俗舞踊の僧舞(スンム)」についても触れている)
・韓国には数多くの宗教団体がありますが、このような荘厳な仏教儀式の霊山斎を挙行している宗教は(太古宗の)他にはありません。

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(参考)イ・ソンヒは今夜、「奉恩寺」の除夜の鐘(イ・ソンヒと打鐘式)の仏教行事に参加する。