神田の古書センターに「新世界レコード」があったころ、透き通るように美しい高音の女性歌手の曲が流れていた。それは、マリーナ・カプーロ(Марина Капуро)だった。早速CD「Марина Капуро и группа ”Яблоко"」(MS 117:1997)を購入した。会社の昼休みに、ヘッドホンの中の彼女の声を何度も聞いた記憶がある。
YouTubeに彼女の曲が多数登録されており、上記アルバムの中の「小さな島(Маленький остров)」がある。
ところで高音域の特徴について、イ・ソンヒはどちらかといえば直線的で芯があるが、マリーナ・カプーラの場合曲線的でやわらかい感じがする。両方とも透明感があり、耳に心地よい点は同じである。
(YouTubeに登録のGavkinsに感謝)