地元の公民館主催で、今日から4回に分けて「大地震は予知できるのか」という講座が開かれたので出席する。武蔵小金井駅の北口にある東京学芸大学の教室で、同大学の里 嘉千茂(さと かちしげ)教授が講演される。
第1回目の今日は、地球の内部構造、プレートテクトニクス、プレートと地震の関係について、写真、グラフおよび模型などを使って視覚的にわかりやすく説明された。
プレートは海嶺(海膨)で生成して、移動して海溝などで消滅する。太平洋プレートについて、電波望遠鏡で観測の結果、ハワイ島が鹿島/つくばに対して年間約6cmで接近移動しているという。結果的に、東から太平洋プレートが日本列島(東南海地域)に潜り込んでいて、そこには、西からユーラシア・プレートが、北から北米プレートが、南からフィリッピン・プレートが複雑に集中している。模型の説明はとてもわかりやすかった。
ところで、プレートの生成について、その数や形は何か地球モデルで説明できるのだろうか。たとえば、自転速度、赤道方向の遠心力、地球内部の粘度などのパラメーターを使って、どうだろうか。
地震には活断層による地震もあるわけで、近くの立川市あたりに立川断層があって気になる。これについても説明を聞けたらと思っている。
(追記)
明日、9/1は「防災の日」である。