こんなに早く、孫と一緒に国立科学博物館に行ける日が来るとは思いもよらなかった。処暑の今日、息子の休暇に合わせて、特別展「大哺乳類展-海のなかまたち」を観覧した。
海に戻った哺乳類を中心に、その標本、化石、映像などが展示されていた。クジラやイルカやジュゴンなどの祖先の化石を見ると、むかし四足獣であったことを改めて知ると同時に驚く。それ以上に驚いたのは、平日にもかかわらず、夏休みの親子連れで会場が熱気であふれていたことかもしれない。
バギーに乗りながら展示物を見ていた孫は、やがて会場を歩き回り、マッコウクジラがダイオウイカを捕らえている巨大な模型の前で大はしゃぎしていた。小さな目ながら、孫はしっかり見ている。
特別展を見た足で同館の日本館におもむき、日本の鉱物(桜井標本)を見に行く。小さな部屋の展示とはいえ、照明もよく、標本がきれいに整然と展示されていた。以前の展示とは比べものにならない。
先日、虹の話について記したことを思い出し、ミュージアムショップで、孫のためにプリズムを購入する。孫が光のスペクトルに興味を示してくれればと思っている。
孫の笑顔を思いっきり見られた、楽しい一日だった。そして歳相応に疲れた。
(本ブログ関連:8/21)