鉱物採集に向かう山道を走る車窓から、路傍のススキが艶やかな葉を風に揺らせているのを見ると、秋もそんなに遠くないことを知る。
父親が仏教音楽「梵唄(ポムペ)」の伝授者であったことから、インターネットのプロフィールに仏教徒と一般に流布されているイ・ソンヒは、今年も秋には山寺音楽会(コンサート)に出演することだろう。
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山寺音楽会について、朝鮮日報の昔の記事「住民と一緒に楽しむ山寺の秋の音楽会」(2001年9月27日)は、次のように経緯を記している。(Life in Koreaに掲載)
・この(2001年の)秋、山寺で行われる音楽会が波に乗っている。紅葉が山すそを美しく染めている中、聴衆が集まった法堂のまわりから仏教音楽や国楽(韓国の伝統音楽)・クラシック・歌謡曲が鳴り響く山寺音楽会は、2年前(1999年)に初めて登場して以来、全国に広まりつつある。
韓国の山寺音楽会の歴史は10年近くあるようだ。ところで、イ・ソンヒは仏教の宗派を隔てず出演している。
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