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2026年9月2日水曜日

公園巡り(ツルボ、ナンバンギセル)

昼過ぎ(午後2時半から3時)、快晴、最高気温が 31℃ の公園を巡った。なんで、わざわざというわけでなく、ちょっと行きたくなっただけ。公園内の自販機でジュースを買って飲んだが、たちどころに汗が噴き出した。それでも、隣接する2つの公園を廻った。

まず、いつもの野鳥観察フィールドである公園で、「シベリアリンゴ」の木と「ミチノクナシ」の木を、いつものように確認したが、まだ実を付けていない。
・シベリアリンゴの木は、開花は春から初夏にかけて、実は10月ころ(検索AI  Labs)
・ミチノクナシの木は、開花は春から初夏にかけて、実は8月から10月ころ(検索AI  Labs)

そこで、隣りの公園に移った。

ツルボ
公園を流れる小川に沿った沿道のあいだの斜面に「ツルボ(蔓穂)」が群生していた。(このときは)木陰に薄紫の花が咲きそろい、なんだかおとぎ話のような空間が広がっていた。
公園の「レンジャーミニ図鑑」によると、「特徴: 小さな花が穂状にあつまる、 花の大きさ: 0.7~0.8cm、 8月~9月にうすむらさき色の花が咲きます。日当りの良い場所に生え、花は下から順番に咲いていきます。地中に2~3cmの球根があり、食べられます。」とのこと。


ナンバンギセル
公園に併設の自然観察園入り口そばの小橋を渡り、板橋を伝っていくと、湿地に「ナンバンギセル」のあ赤紫の花が塊るようにして咲いていた。
公園の「レンジャーミニ図鑑」によると、「特徴: 花はキセルのような形、花の大きさ:約3cm、8~9月に赤むらさき色の花が咲きます。(長い葉のイネ科の単子葉植物の)ススキやチガヤなどに寄生する寄生植物で、葉はありません。うつむいて咲く様子から『思い草』とも呼ばれます」とのこと。寄生植物と知って、なんだか・・・。

2026年8月6日木曜日

山越の豆麩も遅し諫鼓鶏 (怒風)

商いをやっている方には縁起でもないが、「閑古鳥が鳴く」という言葉にある鳥は、野鳥の「カッコウ」を指すという。しかしながら本ブログ関連の通り、誰もが知るカッコウの姿を私は見たことも、鳴き声を聴いたこともない(とんでもなく鈍くて、ただ気付かないだけかもしれないが)。

(本ブログ関連:”カッコウ”)
 
ユニークな経歴を持ち、漱石や子規に傾倒した柴田宵曲(しばた しょうきょく、明治30年⁅1897年] ~ 昭和41年⁅1966年])の「古句を観る」(岩波文庫)の <夏> の項に、怒風*の次の句が紹介されている、「山を越した向うの里から豆腐を売りに来る。その大凡(おおよそ)の時間が決まっているのであろう。もう来そうなものだと思うが、なかなかやって来ない。どこかで閑古鳥(諫鼓鶏)の声がする、という山里の光景である」。
(*)怒風は、「高岡怒風(たおか/たかおか どふう)、江戸時代中期の大垣藩士で、芭蕉の門人である美濃派(大垣)の、兄斜嶺(しゃれい)とともに俳人」とのこと。
    ー「水の都 大垣」サイト「第四回 芭蕉来垣」
         http://www.ip.mirai.ne.jp/~binyou/basyou3.htm
    ー および Google Labsより。

(本ブログ関連:”柴田宵曲”、”俳諧”)

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山越の豆麩**も遅し諫鼓鶏(かんこどり)        (怒風)
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(**)豆麩は、①「豆腐」の「腐」の字を嫌った当て字で、「風流字」というのだそうだ。➁ また、岩波文庫では「麥」+「夫」の活字表記だが、Unicodeは、「麩」の通り「夕」が長く「しんにょう(辶)」のように伸びている。

上記、宵曲の解説は、そのままに解釈しつつ、「山越えに来る豆腐屋が遅いという点だけを描い(ている)」と記している。なるほど、朝食に待ち構えていたのかも知れない。

昔も今も、豆腐作り・売りは大変である。近所に <豆腐店> があれば身近に知ることだろうけれど。また、昔はリヤカーを轢いて豆腐屋が回っていた・・・後に自転車に替わったりした。
このこと(豆腐作りと販売)について、Google Labsは、「前夜から水に浸した大豆を深夜(午前1時〜3時頃)から早朝にかけて仕込んで製造し、朝食や昼食に間に合わせるため、朝の6時頃から午前中を中心にその日のうちに販売します。」とのこと。

待ち遠しい豆腐屋の声の代わりに、カッコウの鳴き声が山あいに木霊(こだま)する情景だ。


■ Gemini (抜粋)
ちなみに、カッコウと巡り会うには今夏は遅過ぎて、来晩春~初夏を待たねばならない。

Q.近所の公園には、本当に小さな小川と葦原(アシハラ)があり、託卵相手のオオヨシキリやモズ、ノビタキも観察されていますが・・・。この夏の時間帯としていつ頃がいいでしょうか?
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A.結論から申し上げますと、「今の時期(8月)」は、時間帯を問わずカッコウの姿や声を観測するのがかなり難しい時期に入っています。
● なぜ「夏の今の時期(8月)」は難しいのか?
鳴くのをやめてしまっている(さえずりの終了)
カッコウが「カッコウ」と高く澄んだ声で鳴くのは、主に5月〜6月中旬頃の縄張り宣言やオスのアピール(繁殖期です。7月に入ると鳴く回数が激減し、8月になるとほとんど鳴かなくなります。姿が地味な鳥ですので、鳴かない時期に樹上や草地に潜まれると発見が極めて困難になります。
すでに南へ帰り始めている(秋の渡り)
カッコウは子育て(抱卵やヒナの育成)を自分でしないため、卵を産み落とした親鳥は、他の夏鳥よりも一足早く7月下旬〜8月にかけて南の国東南アジアなど)へ渡りを始めます8月にはすでに多くの個体が旅立っているか、通過移動の最中です。

● 来シーズン(春)に向けたベストタイミング
もし今シーズン出会えなかったとしても、オオヨシキリやノビタキ(春・秋の渡り)が訪れるその公園であれば、「来春の渡り期」には飛来する可能性が十分にあります。
ベストシーズン5月上旬〜6月上旬
狙い目の時間帯早朝(午前5時〜7時頃)
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2026年7月29日水曜日

公園散歩

昼下がり(午後3時半ころ)、気温 35.0℃ の陽射しの中、野鳥観察のフィールドをのんびりと巡った。鳥の影は全く見えず、鳴き声も微かにするがそれが何か判別できない。そこで、木立に目を向けると、実を付けている樹があった。

ラクウショウ(写真左)、クヌギ(写真右)
・緑色の固い球に見える、ヒノキ科の落葉針葉高木「ラクウショウ(落羽松)」(樹名板が幹にあった)の実がなっていた。やがて、そのままの形で茶色に変色するようだ。図鑑によると、葉の形は「メタセコイア」に似ているという。
・春に受粉して、約2年かけて「どんぐり」に育つ、ブナ科の落葉広葉高木「クヌギ(櫟)」の若い実があった。夏の時期にはまだ中の実が見えず、毛羽立った帽子(殻斗:かくと)を被っている、(Google Labs 他)
たまたま、管理事務所から出てきた人に確認してもらった・・・細長い葉の形からも。


(Gemini により高精細化したもの)

2026年7月13日月曜日

(資料)連歌と連句

おとつい(7/11)、図書館で「杞憂に終わる連句入門」(鈴木千恵子、文学通信)*を借りたが、手も足も出ない。杞憂のままなので、ネットの力を借りて、「連歌」と「連句」について、基礎知識を習得中(教科書的な整理)。
(*)同書の「発句」の定義に、「芭蕉は生涯にどれだけの句を詠んだか? という問いを立てた人がいるが、答えは強いて言えば、芭蕉は俳句は詠んでいない、である、発句をそれだけで創作鑑賞されるようになったものを地発句(じほっく)といい、正岡子規が俳句と名づけたのである。」

(本ブログ関連:”連歌”、”連句”)

■ Gemini より

①「連歌」と「連句」の特徴
項目連歌(れんが)連句(れんく)
主な時代鎌倉時代 〜 室町時代江戸時代 〜 現代
言葉遣い

雅語
(和歌に使う美しく伝統的な言葉)
俗語・漢語・流行語
(日常の言葉)
表現のトーン優雅、格調高い、精神的な美滑稽(おかしみ)、庶民的、人間味
代表的な形式百韻(100句つなげる)歌仙(36句つなげる)
担い手貴族、武士、僧侶俳人、一般庶民
代表的な人物宗祇(そうぎ)、二条良基松尾芭蕉、与謝蕪村
後世への影響和歌の伝統を継承最初の句(発句)が「俳句」へ発展


➁「連歌」と「連句」のルール(式目)例
句の順番連歌連句
発句 (1句目)切れ字(~かな)で言い切る。当季の季語。客への強烈な挨拶・言祝ぎ。切れ字、当季の季語は共通。ただし、言葉づかいが日常語になり、より軽妙な挨拶になる。
脇句 (2句目)体言止め(名詞止め)が絶対原則。 発句と同季。体言止めが好まれるが、絶対ではなくなる。 動詞で終わってもOK。発句と同季。
第三 (3句目)「〜て」などの接続助詞(て止め)が絶対原則。「〜て」で終わらなくてもOK。 連歌よりも早い段階からガラリと場面を転換させることが多い。

(付記)
連歌・連句で、「一つ前に提示されたお題 = 前句」に対して、「自分が今から添えるアンサー = 付句」という、ペアを指す言葉が使われた。
→  本ブログ: 7月9日「魂がないと此世は面白し(武玉川)」に追記。


■ Google検索(Labs)、他より
「連歌と連句、代表作例」
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1. 「連歌」:『水無瀬三吟百韻(みなせさんぎんひゃくいん)』 より冒頭3句

● 発句(5-7-5:宗祇)
     雪ながら 山もと霞む 夕(ゆふ)べかな
(まだ雪が残っているのに、山のふもとは春の霧でかすんでいる、そんな美しい夕暮れだ)

● 脇句(7-7:肖柏) 
    行く水遠(とほ)く 梅匂(にほ)ふ里
(かすみの先を流れる川の水は遠くまで続き、梅の香りをのせた風が吹いてくる)

● 第三(5-7-5:宗長)  
    川風に 一むら柳 春見えて
(その川風に吹かれて、一塊の柳の木が芽吹き、いよいよ春の訪れを感じさせる)


2. 「連句」歌仙:『初木枯の巻(はつこがらしのまき)』 より冒頭3句

● 発句(5-7-5:冬、芭蕉) 
    狂句 こがらしの 身は竹斎に 似たる哉   ←「狂句」:破調としてある
 (木枯らしの中を旅する我が身は、まるで仮名草子にある旅の藪医「竹斎」のようだ)

● 脇句(7-7:冬、野水) 
    たそやとばしる かさの山茶花  
(枯らしに飛び散る山茶花(さざんか)を、旅笠にいっぱい着けて到着した人は一体誰)

● 第三(5-7-5:秋、荷兮)
     有明の 主水に酒屋 つくらせて 
 (主水(もんど:水を司る役)の屋敷近くに酒屋を作らせた、という風流な景物へ展開)

参考
■ 山梨県立大学
「冬の日脚注(1/5)」
    ー https://www2.yamanashi-ken.ac.jp/~itoyo/basho/shitibusyu/huyunohi00.htm
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2026年7月2日木曜日

(資料)季語:成立・季節ごとに代表的なもの、半夏生 2026

俳諧(俳句)の「季語」について、① その成立過程と、➁ 現在の「歳時記」で多く取り上げられる代表的なものを、Gemini に問い、一覧表にしてもらった。

ちなみに、きょうは <雑節> の「半夏生(はんげしょう)」である。この時期、ドクダミ科の多年草「ハンゲショウ」の葉の一部が、粉を塗(まぶ)したように白く変色する。凡人には、花魁のうなじの白化粧を想像してしまうのだが・・・。

(本ブログ関連:”半夏生”)

■ Gemini ①

季語の成立と定義の歴史
時代・時期主な出来事と季語の定義・役割
平安〜室町時代和歌・連歌の時代【本歌取り・本意(ほんい)の形成】
和歌の時代から、特定の言葉(「桜」=春など)に季節のイメージを固定する「本意」が育まれます。これがのちの連歌に受け継がれ、複数の人で歌を詠み繋ぐ(連句)ための共通ルール(寄合・しきたり)として、季節の言葉の基礎が作られました
江戸時代前期
貞門・談林派
【季語の必須化と大衆化】
庶民の文芸として「俳諧の連歌」が流行。松永貞徳(貞門派)らによって、俳諧のルール(式目)が厳格化され、**「発句(最初の5・7・5)には必ず季の詞を入れる」**という決まりが明文化されました。日常の言葉や俗語(諧謔)も季語として取り入れられ始めます。
江戸時代中期
蕉風の確立
【芸術性・内面の重視】
松尾芭蕉(蕉風)により、単なる言葉遊びから高い芸術性へと昇華。芭蕉は季語を単なる記号ではなく、**「自然の生命(いのち)や季節の移り変わりと、人間の内面を響き合わせるもの」**として深く定義し直しました
江戸時代後期
歳時記の発展
【分類と整理の時代】
与謝蕪村や小林一茶らが活躍する中、季語を網羅して分類・解説した「歳時記(俳諧歳時記など)」が数多く出版されます。これにより、どの言葉がどの季節に属するかが、一般の地本(出版物)として広く固定化・共有されました。
明治時代〜現代近代俳句の成立【「季題」の提唱と「季語」の定着】
正岡子規による俳句革新運動の中で、連歌から独立した「俳句」が確立。子規や高浜虚子は**「季題(のちに季語)」**という言葉を強く意識し、伝統的な「有季定型(季語を入れて5・7・5で詠む)」を俳句の本質として 定義しました。現代では、時代に合わせた「新季語(バレンタイン、冷房など)」も次々に生まれています。


■ Gemini ➁

季節ごとの代表的な季語(トップ3)
ー 鳥の代表として「ほととぎす」が入っている。
季節季語読み解説・背景
新年
初春 / 新春はつはる / しんしゅん新年の始まりそのものを祝う、歳時記の筆頭に来る時候の季語です。
初日の出はつひので元旦の日の出。新しい年の希望や祈りを象徴する非常に人気の高い季語です。
門松かどまつ正月に神様を迎えるために家の前に立てる飾り。新年の代表的な生活・行事の季語です。
桜 / 花さくら / はな歳時記で単に「花」といえば桜を指します。春を象徴する圧倒的な主役です。
かえる冬眠から目覚めて鳴き出す蛙は、春の訪れ(動物)を生き生きと表現します。
朧月おぼろづき春の夜の、水分を含んだ空気でほのかにかすんだ美しい月を指します。
ほととぎすほととぎす夏の到来を告げる鳥。古来より和歌や俳句で最も愛されてきた夏の主役です。
ほたる初夏の夜を彩る光。はかなさと夏の情緒を象徴する代表的な天文・動物の季語です。
夕立ゆうだち夏の午後に激しく降る雨。現代でも非常になじみ深い夏の気候を表す言葉です。
つき歳時記で単に「月」といえば、一年で最も美しいとされる「秋の月(名月)」を指します。
紅葉もみじ / こうよう秋の山々が赤や黄に染まる様子。春の桜と並び、日本の四季を代表する美しさです。
蜻蛉とんぼ / あきつ秋の空を飛ぶ赤とんぼなど、秋の訪れと寂しさを感じさせる代表的な虫です。
ゆき冬の美しさを象徴する言葉。歳時記では「暮の雪」や「新雪」など多くの派生季語があります。
寒椿かんつばき冬の厳しい寒さの中で、鮮やかな赤い花を咲かせる力強い冬の植物です。
枯木かれき葉を落とし、冬の寒空に立つ木々。冬の静けさや寂寥感(せきりょうかん)を表現します。

2026年6月11日木曜日

入梅 2026

関東甲信にけかて、すでに「梅雨入り」したと気象庁から発表(9/7)されているが、雑節できょうが「入梅」であり、「田植えの日取りを決める」重要な日という。

(本ブログ関連:”入梅”、”雑節”、”梅雨入り”)

梅雨にちなんで梅酒作りがある。二十四節気の「芒種」(6月6日 ~ 6月20日)を3つに分けた七十二侯の「末候」は、<梅> に着目して、「6月中旬〜下旬の完熟梅を使って、『芳醇でフルーティー、コクのあるまろやかな梅酒』に仕上げる」といわれる。(一般の梅酒作りには青梅を使う)

子どものころに母が作ったのは、梅の実と氷砂糖だけのシロップだった。暑い夏に、氷水に混ぜて飲んだとき、シロップだけを飲んでみたい誘惑にかられたものだ。それは、カルピスの白くて濃いい瓶詰のシロップに対して、あるいはさくらんぼの缶詰のときもそうだった・・・ つまみ食いして悟ったのは、実際はそうでもないということだった。

ちなみに、雑節は次の9つがある。

■ 雑節(Gemini による)
雑節(ざっせつ)時期(目安)内容・意味
節分(せつぶん)2月3日頃 江戸時代以降
(立春の前日)
季節の変わり目。邪気を払うために豆まきを行い、恵方巻を食べる習慣があります。
彼岸(ひがん)3月・9月の春分・秋分を挟む7日間先祖供養をする期間。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われ、季節の節目となります。
社日*(しゃにち)春分・秋分に最も近い「戊(つちのえ)の日」生育した土地の神(産土神 うぶすながみ)を祀る日。春は豊作を祈り、秋は収穫に感謝します。
八十八夜
(はちじゅうはちや)
5月2日頃
(立春から88日目)
本格的な農作業(茶摘みや種まき)の目安となる時期。この頃に摘んだお茶は縁起が良いとされます。
入梅(にゅうばい)6月11日頃
(太陽黄経80度)
暦の上での梅雨入り。農家にとって田植えの時期を決める重要な節目でした。
半夏生
(はんげしょう)
7月2日頃
(夏至から11日目)
農作業を終える目安の日。関西ではタコ、福井ではサバなどを食べる風習があります。
土用(どよう)各季節
(立春・立夏・立秋・立冬)の前約18日間
季節の変わり目で、体調を崩しやすい時期。特に夏の土用(丑の日)には鰻を食べることで有名です。
二百十日
(にひゃくとおか)
9月1日頃
(立春から210日目)
台風が襲来しやすい時期とされ、農家が警戒する厄日(やくび)の一つです。
二百二十日
(にひゃくはつか)
9月11日頃
(立春から220日目)
二百十日と同様に、台風の襲来や強い風に警戒が必要とされる日です。

* )社日: 上表のなかで、「社日(しゃにち)」について、あまり縁がないように思われるのは、郷土(生まれた土地)の守護神への意識が、とりわけ都市部で見られないせいだろう・・・もちろん、地域によって郷土意識が十分残っているところはあると思うが。

雑節は、郷土との絆を持たせる大切な知恵(季節観)と思う。郷土を慕い思い返す歌が、NHK「みんなの歌」から見られなくなりつつあるのは残念。

2026年6月1日月曜日

衣更えの日、長持ちへ春ぞくれ行く更衣(西鶴)

きょうから6月、気象庁の季節区分で「夏」(6~8月)の始まりである。季節の変わり目に家庭ですることに「衣更え」がある*。薄手のセーター類を奥に引っ込めたり、長袖シャツと半袖シャツを交替したりする(まだまだ色々あるだろうけれど)。
(*)衣更えは、古来年中行事として、旧暦の四月一日(今年は5/17)、十月一日(今年は11/9)に行なわれた。明治政府により、新暦の6月1日、10月1日と制定された。

だから、<語源紹介> や、季語をともなう <俳句解説> の夏のはじめに衣更えの話が出てくる。
手元の書籍を見ると:

①  「ことばの歳時記」(金田一春彦、新潮文庫)の <6月1日> のタイトルは「衣がえ」で、それについて蘊蓄を楽しめる。
・ひとつめに、学校で宿題や提出物を日ごろ忘れる子も、コロモガエの方は決して忘れないという。
・ふたつめに、古くコロモガエについて、源氏物語の冒頭に出てくる「いずれの御時にか、女御・更衣(こうい)あまたさぶらひ給ひけるなかに・・・」にある <更衣> にさかのぼれば、更衣は、旧暦の四月一日に行なわれる、天皇のコロモガエをつかさどる女官の呼び名だったそうだ。

➁  そこで、<更衣**> の文字をそのまま使って <ころもがえ> と呼ぶわけで、「四季の俳句」(関森勝夫、楼風車社)の <夏> の項の最初に、江戸時代前期元禄の世に上方で活躍した俳諧師・浄瑠璃作者である井原西鶴(寛永19年⁅1642年] ~ 元禄6年⁅1693年])の俳諧が紹介されている。
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長持ちへ春ぞくれ行く***更衣(ころもがえ)    (西鶴)← 句集『落花集』に西鶴と記載
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(**)いってみれば、「更衣」に「レ点」を付ければよいのだが。
(***)くれ行く(暮れいく)は、(季節や年などが)終わりに近づく。夕暮れ、年の暮れに使うけど、この場合、妙に明るい くれ行き だ。

(付記)
上記に「夕暮れ」と書いてすぐ後、Youtubeで夕陽に目を向ける赤ちゃんの姿に出会った。本当に、人間って素晴らしいと感動をいただいた。

■ Youtube(登録: 花をそっと)
「夕暮れと赤ちゃん」(2022/07/28)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=n1JdY4-CGMo

2026年4月30日木曜日

4月の最終日:ついに今年も3分の1消化した、千字文、美しき天然

早いもので、きょうで4月が終わる。今年の3分の1を消化したことになる・・・というか、時に任せていつの間にやら終わらせてしまった。この4か月の間、国内外の政治(軍事)状況の変動をあげればきりがない。地震も繰り返したし・・・。

わたし自身については。恐ろしいほど何もない。せいぜい抜歯したことぐらいか。いってみれば <宙ぶらりん> だった。


千字文
江戸時代の寺子屋で、漢字入門や習字の手本に使われた教育書「千字文」(小川環樹・木田章義注解、岩波文庫)は、「天地玄黄宇宙洪荒」から始まる。
●「天」の色は「玄」(くろ)*く、「地」の色は「黄」いろ。
●(空間の)「宇」は「洪」(おおき)く、(時間の)「宙」は「荒」(あれ)る。
(*)玄が黒い意を持つのは、宇宙が「膨張」して、遠方の銀河の光が引き伸ばされるから・・・と強引に結びつけてみようか。

斯くて、わたしは <宙ぶらりん> のまま、時を過ごしたことになるのだが、<宙ぶらりん> というと、空間的な不安定さを指すように使われるわけで、上記 <宙> の本来の時間の意味合いとつながりが薄いのだが・・・ まあ、<宙ぶらりん> に変わりないし。


美しき天然
ところで春(3月~5月)も終盤になって、花も咲き終わり、萌ゆる若葉のきょうこのごろ。昔は自然のままを表すのに <天然> を使い、「総天然色映画」なんて言葉があった。いまは、まさに美しき天然のころだ。

数々の映像を集めて、唱歌「美しき天然」(作詞:武島羽衣 ⁅たけしま はごろも]、作曲:田中穂積 ⁅たなか ほづみ]、明治35年⁅1902年])にまつわる話題を Youtubeにまとめた映像がある。軍楽隊の楽長を務めたことのある女学校の音楽教師(田中氏)が、学校の愛唱歌を作ったそうだ。日本で初めてのワルツだった・・・「天然の美」ともいわれた。それが、時代が下がり、チンドン屋のジンタにつながる。

■ Youtube(登録: 【流行歌の情景】Old but gold)
「【episode】『美しき天然』♪ジンタ♪の変遷 字幕入り」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=Lo47JMKgFRc&t=10s

2026年4月26日日曜日

春よりも若く 、チョルノービリ事故40年追悼

4月もそろそろ終わりそう。ここにきて、空模様があやしい。

昔、LPレコードに心地よい「イージーリスニング」というジャンルがあって、映画音楽(サウンドトラック)や編曲といった旋律をストリングスで聴かせてくれた。楽団を持った代表的な作曲・指揮者に、ポール・モーリア、レイモン・ルフェーブル、マントヴァーニなどがいた。

パーシー・フェイスもその一人で、代表曲に「夏の日の恋」がある。好奇心旺盛な若者が夏のいっときに、すっかり舞いあがってしまう映画音楽で知られている。
1958年のミュージカル映画「南太平洋」(ロジャース&ハマースタインのミュージカルより)に「春よりも若く(Younger Than Springtime)」*の歌があるが、カバーしてアルバムにおさめたものがある・・・オールディーズよりも少し古めかしく演奏されて実に美しい
(*)映画の歌詞:「あなたがそばにいると、どんな花も咲き誇る。あなたの瞳には、まるで4月が宿っているかのよう。」

■ Youtube(登録:  Some Days You're Barbra)
「Rodgers & Hammerstein's South Pacific - Younger Than Springtime
    ー https://www.youtube.com/watch?v=45b3rERt_CA

生成AI Gemini に、どうして古風に聞こえるのか問うてみた。結果を次に記す。
ー 古風な曲風から、モード・アダムスをモチーフにした映画音楽を思い出す。

(本ブログ関連:”Maude Adams”)

■ Gemini
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「オールディーズより古めかしい」と感じる理由
一般的に「オールディーズ」と呼ばれる音楽は、1950年代半ばから60年代にかけてのロックンロールやポップスを指すことが多いですが、この曲が生まれた背景にはそれとは異なる時代の空気があります。
● スタンダード・ナンバーの時代:この曲は「ポピュラー音楽」がまだミュージカルや映画から生まれていた時代の、いわゆる「グレート・アメリカン・ソングブック」の流れを汲んでいます。
● パーシー・フェイスのスタイル:彼が活躍した「ライト・クラシック」や「イージーリスニング」というジャンルは、フルオーケストラによる優雅な編曲が特徴です。1950年代に登場するエレクトリックギター主体のロックンロールに比べると、クラシック音楽に近い、より伝統的で格調高い響きを持っています。
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■ Youtube(登録: パーシー・フェイス - トピック)
「春よりも若く」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=sxtssaMfjB8




「チョルノービリ(チェルノブイリ)」で原発事故から40年

40年前のきょう(1986年4月26日)、旧ソ連、現ウクライナの北部にある「チョルノービリ(チェルノブイリ)」で、原発事故が起きた。その後、人々の原発に対する認識をあらためるきっかけとなった。また、日本では「東日本大震災」(2011年3月11日)で発生した津波の結果、「福島第一原子力発電所」が電源喪失、水素爆発を経験した。

(本ブログ関連:”チェルノブイリ”)

■ ロイター
「チョルノービリ事故40年で追悼式典、ゼレンスキー氏が「ロシアのリスク」強調」(Dan Peleschuk、2026年4月27日)
    ー https://jp.reuters.com/markets/commodities/MP6QBEIS7JKN3F2L4Q7EJUYL5U-2026-04-26/
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[キーウ 26日 ロイター] - ウクライナ北部のチョルノービリ(チェルノブイリ)原発事故から40年となった26日、原発敷地内と​首都キーウで厳粛な犠牲者追悼式典が行われ、‌ゼレンスキー大統領は、ウクライナ訪問中のモルドバの大統領らとともに献灯を行った。
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2026年4月24日金曜日

ツツジとサツキの違い

「ツツジ」と「サツキ」の違いが気になる。ともに <ツツジ科ツツジ属> で同じ仲間。似ている部分が多いが、相違についても知りたく、ウェザーニュースの記事と生成AIの Gemini をもとに次表にまとめた。

(本ブログ関連:”ツツジ”)

■ ウェザーニュース
「ツツジとサツキ、見分けられる? 色や見た目が似ている初夏の花」(2026-04-24 05:00)
    ー https://weathernews.jp/news/202604/210071/

■ Gemini/Labs

項目ツツジ(主にヤマツツジ系)サツキ(サツキツツジ)
漢字名躑躅、杜鵑花、映山紅、管士皐月
原産地日本・中国を中心としたアジア東部日本
開花時期4月中旬〜5月上旬(春)5月中旬〜6月中旬(初夏)
新芽と花花が主役で葉がまだ控えめ花と一緒に「新しい緑の葉」がしっかり伸びている
高さ樹高50cm~2mの『低木』樹高50cm~1.5mの『低木』
花の大きさ比較的大きく、約6cm小ぶりで、約4cm
花の咲き方一斉に咲くパラパラと順に咲く
おしべの数一般的に5本以上(多い)原則として5本
葉の出方花が咲いた後に新しい葉が出る新しい葉が出てから花が咲く
葉の手触り柔らかく、産毛が多い硬めで光沢があり、ツルツルしている

2026年4月20日月曜日

穀雨 2026

きょうは二十四節気の「穀雨(こくう)」、春の田畑に雨の降るころ。とはいえ、このところ晴れ空が続いていて、外歩きが増えて塩梅良いのだが。

(本ブログ関連:”穀雨”)

東京都下、武蔵野台地各市の水道水の資源を、Google生成検索AI Labs でみると、<地下水> に <多摩川の水> をブレンドしているという。
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武蔵野台地の地中を通ってきた地下水を、市内各所の深井戸でくみ上げています。地下水100%の自治体(2市)もあるが、地下水と多摩川の水をブレンドして供給しているところが多い。
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だから、渇水を危ぶむ必要がないというわけでもない。なにしろ、公園を流れる小川は晴天がしばらく続くとすぐ川底が露出する(これはこれで、水路造りに問題があったらしい)。

ところで、この時期に様々な雨があると、「日本の七十二侯を楽しむ」(文 白井明大、東方出版)の穀雨の項で、次のよう紹介されている。
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・瑞雨(ずいう): 穀物を育む雨
・甘雨(かんう): 草木をうるおす雨
・春霖(しゅんりん): 春の長雨
・催花雨(さいかあめ): 花が咲くのをうながす雨
・菜種梅雨(なたねづゆ): 菜の花が咲くころの雨
・百雨(ひゃくあめ): 百穀をうるおす雨
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などがあるそうだ。菜種梅雨くらいしかあまり聞いたことがないけれど・・・雨に対して日本語は実に豊かだ。

2026年4月17日金曜日

はなみずき並木とツツジ、酷暑日(新設)

きょうは、空が薄雲に覆われ、ときたま雲の隙間から明かりが射した。昼下がり、最高気温 20.4℃(15:20)だったころ、南東の風が吹くなか、野鳥観察のフィールドである公園に寄ってみた。気分は花の春だが、全般に緑の若葉が眩しい季節になっていた。(それでも、まだ花は咲く)

ハナミズキ
公園の第1調節池(普段は空き地、ビオトープなどがある)の堤頂に当たるところに、短い距離だが「はなみず並木」がある。サクラの時期を追うように、ハナミズキの白い花が咲いている。街路樹として人気があり、公園の園で育成されている。

(本ブログ関連:”街路樹”)


ツツジ
「はなみずき並木」には、ハナミズキの木々の下、細い並木道の両側に腰の丈ほどのツツジが透明感あふれる朱色の花を全身に咲かせている。あまりに見事な咲きっぷりだ。昔、文京区にある <根津神社> の「つつじ苑」に行ったことがある・・・斜面に咲く豪華さは一見に値する。こちらの並木道のものは見守りたいほどの風景であるが。



酷暑日
以前の本ブログで紹介したが、最高気温が40℃以上だった日の場合、気象庁には正式名称がなく、代わりに日本気象協会はアンケート結果をもとに「酷暑日」を提案していた。どうやら、気象庁もこの名前を採用したようだ。

■ 日本気象協会
「気象庁、40℃以上の日の名称を「酷暑日」に決定」(瀬田 繭美、日本気象協会 2026年04月17日10:47)
    ー https://tenki.jp/forecaster/m_seta/2026/04/17/38572.html

(本ブログ関連:”酷暑日”)

・夏日: 日最高気温が25℃以上の日
・真夏日: 日最高気温が30℃以上の日
・猛暑日: 日最高気温が35℃以上の日
・酷暑日: 日最高気温が35℃以上の日  ← 新設

2026年4月13日月曜日

鶯の啼くや小さき口あいて(蕪村)

きのう、ベテランの方から配信いただいた写真の中に「ウグイス(鶯)」の姿があった。とてもポピュラーな鳥だが、写真のように眼前で見たことがない・・・樹間の奥で鳴く「ホーホケキョ」の声を耳にするだけだ。

ウグイスについて、「野鳥歳時記」(山谷春潮、冨山房百貨文庫:子息による改訂版)に次のように記されている。① 「杜鵑(ホトトギス)」とともに一番俳人たちに親しまれた鳥。➁ 「駒鳥(コマドリ)」、「大瑠璃(オオルリ)」とともに三鳴鳥と呼ばれている。③ 鶯といえばきまりきったものとなりやすい俳句法から、新しい眼のつけどころを発見することは大切。・・・と記されている。

たしかに、鳴き声からいろいろ詩的にイメージを膨らますことは自由で、それを亡き人への思いと重ねるといった解釈もあるそうだが、そこまでに行きつく想像をしたことはないが。なにしろ、しろうと野鳥趣味者にとっては、その姿をぜひまなこに収めたいだけなのだから。

(本ブログ関連:”俳句”)

折々のうた
今度は第三巻、「第三  折々のうた」(大岡信、岩波新書)に、与謝野蕪村(享保元年(1716年)~ 天明3年(1784年))の <鶯> の句がある。大岡信氏は、「古来だれもが見知っているはずの情景である。しかし、古来だれも鶯という鳥を『啼くや小さき口あいて』とは詠まなかった。」とし、「聞くもの」から「見つめるもの」へと、「伝統を新しくした」と解説。なるほど、文人にとって大転換だったのだろう。

(本ブログ関連:”折々のうた”、”蕪村”)

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鶯の啼(な)くや小さき口あいて   (蕪村)
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もしかして、画人としての視点もあったのだろうか。野鳥趣味のしろうとには及びもせぬ世界観なのだろうけれど。
ともあれ、きのう配信いただいた写真と上掲句はぴったり合う。

(本ブログ関連:”ウグイス”)

2026年4月12日日曜日

公園散歩

雲一つない青空が広がる暖かな昼過ぎ(13:30ころ)、公園を巡った(最高気温 24.2℃、12:47)。野鳥観察のフィールドに隣接する公園の南側まで足をのばした。大広場には、子どもたちや若者グループ、そして家族連れが集まり・・・にぎやかな声であふれていた。

公園裏手の入り口すぐにある、中規模の <いこいの広場> の日向に、「タンポポ」が黄色の花を輝かせ一面に群生している(毎年見ては感嘆する)。次に大広場へ近づく途中にある樹間を抜けるとき、木漏れ陽の下に「ショカツサイ」が薄紫色の花を潜ませるように咲いていた。

カントウタンポポ
<黄色の花の下にある緑色の「総苞片*(そうほうへん)」が反り返っているか(西洋)、閉じて上を向いているか(日本)で、外来種と在来種の区別がされる>。観察したところ、総苞片が上向きだったので、地元(在来)の「カントウタンポポ」とした。けれど、外来種と在来種の交雑化が進んでいるため、一瞥で見分けるのは難しいと自然観察会で言われたことがある。
(*)総苞片:「萼(がく)」とは別組織(変形した葉の集まり)だが、役割は似ているとのこと。



ショカツサイ(諸葛菜)
花期は、主に早春3月~5月の春、木陰・土手の陰で薄紫色の可憐な花を咲かす。「ショカツ」とは「諸葛孔明」の名からで、「諸葛孔明が陣を張ったとき、この花の種を食用として播いたという伝説」(Wikipedia)によるそうだ。また、別名「オオアラセイトウ」、「ムラサキハナナ(紫花菜)」という。


カツカレー(ライス)
先日(4/7)、抜歯した後、2日間は「ポタージュ」and 3日間は「うどん類」と、治療跡に触らぬよう食事に気を掛けてきたが・・・もう我慢ならぬ。好きなものを食べたいということで、公園近くにある「とんかつ」チェーン店に寄って、カツカレー( カレーライス+ とんかつ)を食った。

ウグイス
帰路、野鳥観察のフィールドである公園の外周を通ったとき、崖地(ハケ)の雑木林から「ケキョ」という声がした。もしかしてと、耳を傾けると「ホーホケキョ」は聞こえた。私としては、今年最初の「ウグイス」の出会いかもしれない。
ー ベテランの方が、きょう配信された野鳥写真の中に、ウグイスの鮮明な姿があった。

古書店
途中にある古書店で「正岡子規」(ちくま日本文学全集)を購入した。
文庫本サイズの全集(いってみればアンソロジー)の最初に、いきなり結核の話から始まる。なんだか苦しい。巻末近くに、ピックアップされた子規の俳句が、年代/季節別に並ぶ中から:
明治三十二年/春
「春雨や傘さして見る絵草子屋」(子規)

■ ジャパン アーカイブズ
「【1899年】書店(明治32年頃)▷絵草子屋の店前」(写真)
    ー https://jaa2100.org/entry/detail/035371.html

2026年4月5日日曜日

清明 2026、霞(かすみ)」・「霧」・「靄(もや)」

きのうの昼から降り始めた雨は、きょうの日付に変わった深夜に止んだ。天候は、今朝から曇り空だが・・・回復したようだ。(太平洋の沖を流れる雨雲は、まるで黒潮ルートをたどるように北東へ進んでいる)

きょうは二十四節気の「清明(せいめい)」*で、草花が咲き競い清々しさが一層増す春本番。また、渡り鳥の「ガン」、「ツグミ」**や「ジョウビタキ」などが北へ帰り、南から「ツバメ」が訪れ来る。
(*)この時期を迎えて、昔の中国では<墓参>や<散策>の意があるそうだ。(Wikipedia)
(**)ツグミ: きのう欠席した野鳥観察(探鳥会)では、まだ多数観察されたようだ。

(本ブログ関連:”清明”)

正直なところ、清明の文字から想われる明朗さよりも、<春雨>のしっとり感が日本の郷土にふさわしい気がしないでもない。きょうが、雨上がりだったせいかもしれないが。

東京都の月別降水量(mm)を見ると、3月、4月から増えている。
(気象庁:東京都 1991~2020年 平均)
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
59.756.5116.0133.7139.7167.8156.2154.7224.9234.896.357.9


「霞(かすみ)」・「霧(きり)」・「靄(もや)」

ところで、春の言葉に「春霞(はるがすみ)」があるが、それと関連して「霧」、「靄(もや)」について、生成AI の Gemini に問うてみた結果を記す。
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● 気象学的な定義
分類視程:見通せる距離正体:浮遊物特徴
定義なし:学術用語でない水滴・塵・煙気象観測上の正式な用語ではない
1km未満微小な水滴視界が非常に悪く、湿り気が強い。
1km以上、10km未満微小な水滴霧よりも薄く、遠くがぼんやり見える状態。

● 文学的・慣習的な違い
分類季節特徴視点/背景

の季語遠くの景色がぼんやりと白く見えるのを指す。
なると「朧(おぼろ)」と呼び方が変わる。
目の前の視界を遮るものとして捉えられる。

の季語水滴が濃く立ち込め、目の前の視界が遮られる状態を指す。・遠くの山々や景色を美しく包むものとして、観賞の対象になることが多い。
・現代では一年中使われるが、俳句や和歌の世界では、秋の冷え込みによって発生するものを指すのが一般的。

季節感はない霧よりも薄く、どこか幻想的で柔らかい印象を与える。

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