早いもので、きょうで4月が終わる。今年の3分の1を消化したことになる・・・というか、時に任せていつの間にやら終わらせてしまった。この4か月の間、国内外の政治(軍事)状況の変動をあげればきりがない。地震も繰り返したし・・・。
わたし自身については。恐ろしいほど何もない。せいぜい抜歯したことぐらいか。いってみれば <宙ぶらりん> だった。
千字文
江戸時代の寺子屋で、漢字入門や習字の手本に使われた教育書「千字文」(小川環樹・木田章義注解、岩波文庫)は、「天地玄黄/宇宙洪荒」から始まる。
●「天」の色は「玄」(くろ)*く、「地」の色は「黄」いろ。
●(空間の)「宇」は「洪」(おおき)く、(時間の)「宙」は「荒」(あれ)る。
(*)玄が黒い意を持つのは、宇宙が「膨張」して、遠方の銀河の光が引き伸ばされるから・・・と強引に結びつけてみようか。
斯くて、わたしは <宙ぶらりん> のまま、時を過ごしたことになるのだが、<宙ぶらりん> というと、空間的な不安定さを指すように使われるわけで、上記 <宙> の本来の時間の意味合いとつながりが薄いのだが・・・ まあ、<宙ぶらりん> に変わりないし。
美しき天然
ところで春(3月~5月)も終盤になって、花も咲き終わり、萌ゆる若葉のきょうこのごろ。昔は自然のままを表すのに <天然> を使い、「総天然色映画」なんて言葉があった。いまは、まさに美しき天然のころだ。
数々の映像を集めて、唱歌「美しき天然」(作詞:武島羽衣(たけしま はごろも)、作曲:田中穂積(たなか ほづみ)、明治35年(1902年))にまつわる話題を Youtubeにまとめられた映像がある。軍楽隊の楽長を務めたことのある女学校の音楽教師(田中氏)が、学校の愛唱歌を作ったそうだ。日本で初めてのワルツだった・・・「天然の美」ともいわれた。それが、時代が下がり、チンドン屋のジンタにつながる。
■ Youtube(登録: 【流行歌の情景】Old but gold)
「【episode】『美しき天然』♪ジンタ♪の変遷 字幕入り」
ー https://www.youtube.com/watch?v=Lo47JMKgFRc&t=10s