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2012年12月10日月曜日

イソンヒについてフリートーク(別)

イ・ソンヒのファンの特徴は息の長さだろう。彼女が登場した1984年以来、当時熱烈なファンだった少女が母親となり、その子どもたちと共に引き継がれているからだ。ファンと合わせ鏡に存在する彼女は、時代に応じて変貌し、新しい言葉で語られるに値する。

(本ブログ関連:"資料:이선희 Reviewal (仕掛かり中)")

イ・ソンヒについて、以前、NBA Mania>スポーツ関連外>フリートーク(「イソンヒについてフリートーク」)に、ファンたちが語っているのを記したが、Daum知識にも「イ・ウンミ vs イ・ソンヒ(이은미vs이선희)」(2009年4月~)の形で、ファンたちの気持が記され、わずかだが現在も追記されている。
イ・ソンヒについて、どう思っているのか・・・それだけに着目して、読ませていただくのがよいだろう。歌によって時代を共有し、耳を傾けたのならば、尊敬こそあれ両歌手の比較はあまり意味の無いことと思うからです。

(参考)Google翻訳ツールで上記「Daum知識」読む → 「イ・ウンミ vs イ・ソンヒ

(付記)
あまりの寒気に、小金井公園にある「江戸東京たてもの園」東端南側の、公園と境いになっている小池に薄氷が張っていた。池の中央にぽつぽつと置かれた小島に、以前なら亀が日向ぼっこしていたが、もう冬支度して水面下に潜ったままなのだろうか、動くものが見当たらない。
人影がまばらな公園で、体を温めようと入った園内の売店食堂で「力うどん」を食っていたら、次々と客が入ってきた。みな寒さのせいで、熱いものを同様に求めたのだろう。

2012年12月9日日曜日

(資料)397世代

朝鮮日報の記事「20代には"IMF"、30代にはバブル崩壊... "アングリー397"最大反与(党)世代に」(11/5、ナ・ジホン、パク・ユヨン記者)は、386世代にならって<397世代>を定義して記している。同世代の政治的立場の分析が主旨だが、時代風潮の部分について次に抜粋する。
ちなみに386世代は、現在の40歳代にあたる。

・【397世代とは】現在30歳代で、'90年代に大学入学した'70年代生まれ。810万人ほどで、40代(850万人)の次に人口比重が高い。ソ・テジH.O.T.で始めたアイドル文化の最初の消費世代であり、経済的には流通市場最大の消費層*として浮上している。
・386世代による"学生運動が活発だった1970~1980年代とは異なり、1990年代の学年番号を持つ学生は大韓民国歴史上最も勉強を熱心にした大学生"(ソウル大、キム・オンジュン教授)

・20代の時IMF(国際通貨基金、1997年)危機、30代に入ってからの不動産バブル崩壊を経験・・・成人になって韓国経済高度成長の恩恵を享受できなかった初めての世代。
・"親の助けなしに自分の収入だけで、ソウルのマンションを買うのがほぼ不可能になった・・・自力じゃ中産階級入りを期待できない最初の世代"(LG経済研究院、パク・チョンヒョン研究員)

(*) 流通市場最大の消費層397世代について。
同じ朝鮮日報は、「消費の主力に浮上した『397世代』」(6/24)の記事でポジティブな側面を強調している。経済状況によっては、上記のような別の面も見えることになる。

(本ブログ関連:"(資料)486世代"、"(資料)40代の変化"、"(資料)40代の変化-2"、"(資料)ソウル市長選挙に見る世代別背景")

2012年12月8日土曜日

タモリの「三浦半島断層群を行く」チミンモラスイ!

毎週金曜の深夜、テレビ朝日の番組「タモリ倶楽部」は、タモリ好みのマニアックなテーマで構成されていて、鉄道マニアと競ったり、目立たないがユニークな町工場を訪ねたりして興味をそそらせる。タモリにはこの番組以外にも、東京の街なかのふとした光景から地形を読み解く、NHKの番組「ブラタモリ」がある。彼の表の仕事とは別かもしれないが、おじさんうけする。

「タモリ倶楽部」は、先週・今週の2回に分けて、「グレートネイチャーシリーズ 三浦半島断層群を行く!!」(前編・後編)を放送した。FC2に掲載されているので見てみたい。(登録のdiver7に感謝)

▼ 次の動画は削除された。⇒ したがって、下記紹介先を参照ください。
(前編:11/30)  http://video.fc2.com/content/20121201CrzP0Pwd
(後編:12/07)  http://video.fc2.com/content/20121208nr2br3SP

三浦半島は、付加体により生成され、複数の<北西>に切れる断層を見ることができる。

ところで、その隣の伊豆半島は、 成因は別だが複数の噴火列(噴火割れ目)が<北西>に並んでいる。むかし、東伊豆単成火山群の観察と称して、単成火山の美しい大室山や城ヶ崎海岸にある(大室山由来の曲線をもって輝く黒色ガラス質の)溶岩流跡を鑑賞したことがある。鉱物採集では、下田の寝姿山鉱山や高根山鉱山に行った・・・代表鉱物を何~にも採れなかったけれど。

それはそうとして、手前の三浦半島にも行って見たいものだ。


▼ ブログ「チミンモラスイ!」に放送概要が写真形式で紹介されている。(感謝)
前編
後編

2012年12月7日金曜日

ふたたび地震に揺れる

気象庁:地震情報(各地の震度に関する情報)
帰宅してテレビをつけ、のんびりPCを起動しようとしたとき、いつもならネット上の"Signal Now Express"で聞く地震報知音がテレビから流れた。

ズズズッと小刻みに揺れが始まり、やがて家が軋みだした・・・このままいけば、昨年の3.11と同じになるのではと不安がよぎる。慌ててストーブの火を消した。
幸い、1分少しの揺れでおさまったが、震源地域の海岸では津波警報(宮城)、および注意報(茨城~青森)が発令された。

気象庁の地震情報(17時29分)は次のように伝えている。
・震源地は、三陸沖(北緯37.8度、東経144.2度、牡鹿半島の東240km付近)で震源の深さは約10km、地震の規模(マグニチュード)は7.3と推定されます。

最大震度5弱とのことだが、西日本の佐賀県でも震度1が確認されている。今回も日本全体を覆う地震である。当地は震度3を測定されたようだが、その最中、不安が加わるのだからたまらない。

イ・ソンヒの「母をたずねて三万里」

距離単位の「里」について、Wikipediaによれば、日韓同名称ながら次のように違いを説明している。すなわち、「里(り)は・・・現在の中国では500m、日本では約3.9km、朝鮮では約400mに相当する。」とある。歩いた時間(日本)や歩数(韓国)、あるいは一定面積の辺の長さ(中国)が根拠になったようだ。
日本の里(約4Km=3927.272 727m)を基準にすると、中国のそれは約1/8であり、韓国のそれは約1/10(360歩、393m)である。

イ・ソンヒのアルバム「愛唱童謡(애창동요)」(1993年)に収められたアニメソング「母をたずねて三万里(엄마찾아 삼만리)」*の<三万里>は、30,000/10=3,000ということで、日本の「母をたずねて三千里」(1976年、放送:フジテレビ、制作:日本アニメーションほか)に当たる。
(*)「韓国のアニメーション史に関する一考察」(金先喜:キム・ソンヒ)によれば、「母をたずねて三万里」(1981年:監督:ジョン・スヨン、制作会社:ソンウプロダクション)の一行がある。

日本版(大杉久美子)と比べつつ、イ・ソンヒが童謡アルバムの中で、憂いを感じさせながらも軽快なテンポで歌う、優しく澄んだ声を聴いてみよう。母と会える喜びを、会いたいという情緒を歌っているのだろう。子どもたちにとって、どちらもたいせつなことである。



(Youtubeに登録の2002Jyan、KnightmareSMに感謝)

2012年12月6日木曜日

陶淵明-4

市民講座「陶淵明の描いた世界」の第4回目に出席する。(今回を含めて)残すところ後2回、いよいよ最終にさしかかった。今回は幻想好きにとって楽しみな<桃源郷>について、陶淵明が記した散文を解説いただいた。

「桃花源の記」は、武陵の川漁師が渓谷を水源まで遡ったところ、山中に洞窟を見つけて、くぐりに抜けた先に桃源郷と出会う話だ。そこには、見たこともない人々が穏やかに暮らしていた。秦時の乱を避けて以来、漁師の時代(太元年間)までざっと見積もって、600年以上前からこの地に住み続けられたことになるのだろう。彼らから、もてなしを受けた後、去り際に他言無用と次のように口止めされる。

・不(レ)(下)(2)外人(1)(上)也   外人(がいじん)の為に道(い)うに足らざるなり
(訳) 外部の世間の人に話すほどのことではありません。

それでも漁師は、行政長の太守に喋っちゃうんだな。でも、いくら探しても、桃源郷は結局見つからなかった。この記は、後の時代の<物語>に通じるそうだ。

ところで「桃花源の記」は、山の岩間から雲が生まれるような仙境を語っているわけでも、碧眼の美女との遭遇を喜んでいるわけでもない。鶏が鳴き、犬が吠える、のんびりした素朴な光景が浮かんでくる。もしかすると。桃源郷はもっと身近にあって気付かないだけなのかもしれない。

ところで、現在の中国の若者たちが、自然のもとへ行こうと言うとき、この記に語られた武陵の地名を使って、「武陵に行こう」と言うと解説があった。

今回の講義は、「桃花源の記」の前に、九尾の狐伝説などの原典といわれる「山海経」を題にした、「山海経を読む十三首 其の一」の解説があり、終わりには、陶淵明の洒落た自叙伝ともいうべき詩についても聞かせていただいた。

次回(最終回)のために、漢字教育の資料が配られた。宿題である。

2012年12月5日水曜日

(資料)ネット音楽料金の定額制から従量制へ

韓国はネット普及により、音楽購入の仕方がシフトして、CD販売がますます厳しくなっているようだ。しかも、ネット利用のため、売り上げに占める著作権の取り分が少ない状況といわれている。
来年から、アーティストにとって、どのように改善されるのか分からないが改正されるようだ。MoneyTodayの記事「著作権法変われば... "音楽の価格、市場原理に任せる"」(11/30、キム・ドンハ記者)は、次のように報じている。(抜粋)

・文化観光部体育観光部は、今年になって2008年2月作った音楽使用料徴収規定を4年ぶりに手直しを始めた。

・音楽が「定額」で取引されながら、ロエン(メロンMelOn)、KTミュージック、エムネット(CJ E&M)などと同じ音楽流通およびサービス事業者だけ利益を得て、音楽を作る制作者、実演者などの権利は疎外される「奇形的」生態系が形成されたという論議が拡大したためだ。

・国会国政監査の叱責も政府の改正の必要性を高めた。国会議員は、音源定額制が曲当たり60ウォンで、外国の25分の1の水準とし、ミュージシャンが創作する補償をまともに受けられずにいると主張した。

・すると政府は、今年6月に、韓国音楽著作権協会、韓国音楽実演者連合会、韓国音源製作者協会、韓国音楽コンテンツ産業協会などと徴収規定改正案を作って公開しており、今年10月に、国会を通過させた。

・過去の徴収規定は、流通業社が55%、著作権者が45%を持っていく構造だったとしたら、流通業社の持分は40%、(一方)著作権者などの持分は60%に増えた。

・改正案は、利用量に応じて料金を付す「従量制」商品の原則も一部導入した。新しい徴収規定が適用される初年度である、2013年には曲当たり価格は105ウォンになり、年度ごとにに引き上げられて2016年には曲当たり150ウォンになる。


(本部ログ関連:"韓国のオンライン・オフライン音楽市場規模"、"在韓の英国人が見た韓国音楽"、(資料)音楽アルバムのシステム

この結果、いずれいろいろなところに影響するだろう・・・。

2012年12月4日火曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 金大禮

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(11/28)に、人物シリーズ56回目として、亡くなった人の魂を讃える珍島シッキムグッ(씻김굿)をとりおこなう巫堂(ムーダン、무당:"シャーマン")である、芸能保有者の金大禮(キム・デレ、김대례、1935年~2011年)を紹介した。

(本ブログ関連:"シッキムグッ")

まず、珍島シッキムグッの説明(復習)から始まった。
・珍島シッキムグッの「シッキム」は「洗い流す」の意を持ち、亡くなった人の怨恨をきれいに拭い去り、明るく安らかな気持ちで冥土に旅立てるように祈りながら行う「クッ」(グッ、굿:お祓い、祭儀)である。
・近年、各地方の様々な民間信仰やクッは<迷信>と虐げられ、その伝承が危ぶまれる時期があったが、珍島地方では今も、巫俗*音楽の伝統がしっかり守られ、家族に不幸があるとシッキムグッを行うことが多い。このようなグッを行う巫堂は、生涯、人々のために祈りを捧げる。神を喜ばせ、成仏できない魂を慰める歌や踊りを、長期に渡る厳しい修練の中で学ぶ。
(*)巫俗:巫女(みこ、ふじょ)の巫(ふ)と、俗世の俗の字を当てたシャーマニズム、または民間信仰を指す。

▼金大禮ほかによる「珍島シッキムグッ」の中から「招魂シッキムグッ(혼맞이 씻김굿)」を聴く。以前、番組で「巫俗音楽」紹介があったときのものか。招魂の願いが、次々沸き起こるように聞こえてくる。

・巫堂は、大きく次の二つに分類できる。
① 神が体に降臨し、特別なお祓いを受け巫堂となる降神巫(カンシンム、강신무)で、韓半島中部より北の地方に多い。
② 代々、家業として巫俗を司っている、世襲巫(セスプム、세습무)で、南部地方に多い。
珍島地方では世襲巫が多く、各村ごとに、その地域を担当する巫堂がいて、日常的に村の人々のためにグッを行い、その代わりに、麦や穀物などを謝礼として受け取るという関係にあった。

次のように金大禮のプロフィールが紹介された。
・1935年 羅南道珍島に生まれる。母親は、実家が巫俗(무속)を司った家系で、テグム・サンジョの創始者として名高いパク・ジョンギ名人の三女である。この地域で有名な巫堂だった影響もあり、歌や踊りを真似しながら遊んだという。
・11歳 普通学校2年のとき中退。巫堂の道に進み、母方のおばからグッの伝授を受ける。
・17歳 結婚。嫁ぎ先も巫俗家系のため、一生涯をかけてグッに従事することになる。

▼金大禮ほかによる「珍島輿歌(チンドサンヨソリ、진도상여소리)」を聴く。なぜか映画のように、白い喪服の人々が続く画面が想像される。

・1980年 珍島シッキムグッで重要無形文化財、第72号として認定される。
・2011年3月 没する。

▼金大禮による舞踊音楽「サルプリ(살풀이)を歌ったクウム口音、구음)を、厄払いの宗教学的理解はないが、Youtube映像と合わせて聴く。巫俗音楽は、演じられる場面こそ相応しいに違いない。
(Youtubeに登録のehyundamに感謝)

2012年12月3日月曜日

My Friend Lee Sun Hee

イ・ソンヒ(이선희)の名前は、漢字表記で"李仙姫"、アルファベット表記で"Lee Sunhee"(公式ホームページ)である。なおハングルおよび漢字の通りに、一文字ずつ対応させてアルファベット表記"Lee Sun Hee"に分かち書きしたものもある・・・こちらの方が多いような気がするが。

ところで、e-Bayの日本語版sekaimonで、"Lee Sun Hee"と検索したら、「My Friend Lee Sun Hee / Joy Of Life」というCDがあった。あれ、これ何だろう、見たことないなあ・・・ということで調べてみた。

INTERPARKに探したら、タイトル、ジャケット写真とも「내친구 이순희 - Joy Of Life 〔EP〕」とある。"Lee Sun Hee"は、実はイ・ソンヒ(イ・ソニ、이선희)ならぬ、イ・スンヒ(イ・スニ、이순희)のことだった。というわけで、イ・ソンヒとは関係ない・・・。

三人組のソング・ライターチーム「My Friend Lee Sun Hee (내친구 이순희 )」による、作品「Joy Of Life」(2010年)は全5曲で構成されている。彼らは作詞・作曲を担当という特性上、演奏はそれぞれ違うようだ。

ちなみに、この作品、Amazonでも購入できるそうだ。聴いてみたい気がする・・・。

あらら! Youtubeを探したらありましたよ。INTERPARK掲載の解説によれば、「一番目の曲である、"ずっと(한참을)"は素敵なベース・ループと格好よいブラスの間奏が引き立つ曲だ。ダンス音楽を作ろうとしていた意図が十分に反映されて、聞いてみるとかなり愉快になる。」 とのこと。どう?



(Youtubeに登録のkonjeongに感謝)

2012年12月2日日曜日

(資料)音楽アルバムのシステム

朝鮮日報のオピニオン記事「歯ブラシに付録で売る音楽アルバム」(11/9、チェ·スンヒョン大衆文化部放送·音楽チーム長)は、あるコンサート会場で自虐的に歯ブラシの付録としてアルバムが売られたことをもとに、アルバム販売の動向について寄稿したものだ。その中から関心のある部分だけを次に抜粋する。

・("歯ブラシの付録としてアルバム販売"は)たとえ誇張されたイベントだったが、この場面は、韓国大衆音楽市場で存在価値を失っているアルバムの哀れな現実をそっくりそのまま見せてくれたという点で、多くの人に訴える<苦笑>を抱かせた。

・音楽アルバムは、ミュージシャンの人生と世界に対する哲学を集約して見せるという点で最も芸術的な媒体だ。商業的考慮が先んじる歌と音楽のこだわりを込めた歌が共存するため、ミュージシャンの成長と音楽市場の多様化に重要な役割を果たしている。米国・日本・欧州ではまだアルバム市場が巨大に存在する理由だ。しかし、我が国(韓国)の音楽市場は、アルバムを捨ててしまって、すでに久しい。ファンシー商品として企画されたアイドル・グループのアルバムの数種を除けば、1万枚だけ売って「大当たり」という言葉が出てくるのが実情だ。

・その底には各種インターネット音楽サイトの無理な「定額制」がある。月3,000ウォンだけ出せば無制限にストリーミング(リアルタイム・リスニング)サービスを受けることができる環境で、大衆が適正価格を出してアルバムを買って聞いてミュージシャンに対して真剣な関心を持つようになることは難しい。反面、音楽先進国では、インターネットで音楽を聞いても、消費者が適正価格を支払わなければなら環境が整っている。例えばアップルのアイチューンズ・ストアでは、歌は一曲当たり1ドル前後、アルバムは一枚当たり15ドル前後を支払ってダウンロードすることができる。結局問題はシステムである。

(付記)
イ・ソンヒのアルバムを期待したが、来年にお預けのようだ。彼女のアルバム15集が登場して、あらためて国民歌手として多くのひとびとに購入され聴かれることを祈ります。

(本部ログ関連:"韓国のオンライン・オフライン音楽市場規模"、"在韓の英国人が見た韓国音楽")


(別付記)
先日観覧した「考動展」最終日の今日、気に入って頼んだ蕎麦猪口(そばちょこ)を求めて吉祥寺に行く。猪口の表が淡い灰色の直線でデザインされていて、2つ重ね合わせるのが妙味で洒落ている。早速、蕎麦を食うときに使いたいと思う。
同展会場のギャラリーmonoの近く、ビルの地下にある蕎麦屋「砂場」で、「とろろ蕎麦」を食う。冬のような寒さに厚着して出かけたが、やっぱり熱いものはありがたい。芯から温まり、次第に額に汗がにじむ。この店は、日本橋室町の「室町砂場」と縁があるそうだ。以前、荒川の「南千住砂場」に何度か蕎麦を食したことがあるが、そこから分岐した孫筋にあたるのだろう。
・・・蕎麦に絡めて、猪口と食を合わせた次第。

2012年12月1日土曜日

イ・ソンヒのアルバム枚数

イ・ソンヒの「アルバム」はどれくらいの枚数リリースされたのだろうか。DAUM掲示板の「歴代レコード最終版」(2011年7月12日)は、歌手(グループ)を選択して、そのうえで韓国音楽産業協会、音楽チャート、各歌手ファンクラブの情報を基にランクを記載している。感謝。
そのなかで、イ・ソンヒについて次のように計上されている。

・1988年度発売: 4集 - 63万枚 (代表曲「私はいつもあなたを」、「美しい江山」、「愛が散るこの場所」など)
・1990年度発売: 5集 - 68万枚 (代表曲「五月の陽差し」、「冬哀傷」、「私の街」など)

以上は、彼女が躍進を続けていた時代のアルバムだ。


(追記)
イ・ソンヒの公式ホームページによれば、今月23日(日)はイ・ソンヒの新暦誕生日だ。一般に、彼女の誕生日は、旧暦11月11日と記される。

同公式ホームページの「私だけの貴重な資料」コーナーに、どうやって入手したのでしょうかな、イ・ソンヒの幼少~女学生時代の写真が登録されている。本物なら、元気溌剌でころころした普通の女の子である。こちらは、写真「アルバム」といったところだ。

イ・ソンヒと政治(続)

イ・ソンヒが、1991年6月20日にソウル市会議員選挙に27才で麻浦地区から出馬(民自党)して入選したこと、後に民自党を離党したこと、そして金大中の民主党に入党したことについて触れた。民主党入党時期がわかったので記す。

MBCのニュース記事「民主、金大中候補、ソウル·仁川最後の遊説」(1992年12月17日、ソン・ドンギュ記者)は、大統領候補金大中の遊説中の1992年12月17日、次のように報告している。

記者: 今日(12/17)で遊説日程をすべて終えた金大中候補は、午後にソウル明洞と鐘路一帯で、今日、民主党に入党した歌手イ・ソンヒさんなどと一緒に市民にバラの花を配って投票参加キャンペーンをしました。

なお、彼女の公式ホームページに当時の写真が掲載され、「(金大中候補が)イ・ソンヒさんの手をあげて歓呼してます。」とキャプションを付している。

(本ブログ関連:"イ・ソンヒの話"、"イ・ソンヒと政治"、"(資料)イ・ソンヒのソウル市議会議員選出馬の背景"、"(資料)イ・ソンヒのソウル市議会議員選出馬の背景 (続き)")

2012年11月30日金曜日

パンク

60年代のサイケでなく、70年代のパンクでもなく、80年代のヘヴィメタでもない。自転車のタイヤがパンクしたのだ。

今日、自転車の前輪が突然泳いだ。音もなくパンクしたのだ。ハンドルをとられた感じがして、ペダルをこぎながら前かがみに車輪を覗くと、黒いタイヤが平べったく両側にはみ出しているのが見えた。みるみる空気が抜けていく。自転車店への道のり、やがて前輪がごとごとと跳ねだした。

この店で購入しただけに、何かと面倒見てもらっているオヤジが、タイヤとチューブを交換しながら、後5年はもちますよという。確かに、それはそれで良いが、野川公園散歩の坂道の上り下りが最近急にきつくなってきたので、電動アシスト付きもいいのでは・・・と思ったりする。

オヤジがいうには、一度電動アシスト付きに乗ると普通の自転車には戻れませんよとのこと。ただし、運動不足解消のサイクリングにつながらないかというと、そうでもないようだ。皇居まで往復した客がいるという。おじさんレベルに合った、長距離も楽しめるものかもしれない。

2012年11月29日木曜日

陶淵明-3

市民講座「陶淵明の描いた世界」の第3回目に出席する。講師の著書をテキストにして、詩を通読、解説する合間に、楽しくめずらしい、例えば台湾訪問などの話も聞かせていただいた。

今回、陶淵明の詩に触れながら、次のような解説に関心を持った。
・陶淵明は自然詩人といわれるが、中国では「自然詩」といわず「山水詩」というそうだ。
・中国で仙人が大事にしたのは、松・竹・梅ではなく、松・竹・菊だ。ちなみに、遣唐使が日本に菊を持ち帰ったとき、「キク」と発音したことで音訓の区別なく「キク」と呼ばれる。
・陶淵明の「飲酒二十首 其の五」に、「菊を采(と)る、東蘺(とうり:東の垣根)の下(もと)」とあるが、菊の花を酒に浮かべて飲むためという。(そういえば、イ・ソンヒに「一輪菊(한송이 국화)」という恋の歌があった・・・関係ないけれど。)

講師は、漢文語法の紹介に連れて、なんと中国語で「何日君再来」を歌われた。
陶淵明の「雑詩十二種 其の一」にある、「盛年不重来(盛年 重ねては来たらず)」の説明で、部分・全部否定の語法について解説された。
<語法>
・部分否定:  好(2)ニハ(1)カ       よき花は常には開かず
・全部否定:  好(レ)カ              よき花は常に開かず
<歌>
「好花不常開/好景不常在」で始まる「何日君再来」を、テレサテンの歌で聴いてみよう。
(Youtubeに登録のcat012953に感謝)

2012年11月28日水曜日

シン・ジュンヒョンのコンサート

イ・ソンヒのコンサートに欠かすことができないものに、シン・ジュンヒョン(申重鉉、신중현)作詞・作曲による「美しい江山(아름다운 강산)」(1972年)がある。イ・ソンヒが、この歌をカバーしたことで、国民歌謡まで上りつめたといえる。(なお同歌はアルバム4集(1988年)に所収)

大統領選挙の12月に、シン・ジュンヒョンのコンサートが催されると、東亜日報の記事「シン·ジュンヒョン "30代のときは力で、70代のときは道(精神)で、演奏"」(11/8)は伝えている。2部構成のステージだが、シン・ジュンヒョンは、その第2部で演奏する「美しい江山」について次のように語っている。
・2部は奥深いサイケデリック・ロックだけをレパートリーに決めた。「ディスコ風に変わったイ・ソンヒのバージョンや、1980年代の『シン・ジュンヒョンとミュージックパワー』バージョンのほか、72年の『シン・ジュンヒョンとThe Men』バージョンの幻覚的な『美しい江山』をお聞かせしましょう。そのバージョンが本物でしたよ。大衆を考えず、自分なりのギターの音を正しく聞かせてさしあげるでしょう。」

この「美しい江山」成立のいきさつは、伝説になっているようだ。

ちなみに、シン・ジュンヒョンに代表される「サイケデリック・ロック」について、Ko-Wikipediaは次のように説明している。
・サイケデリック・ロック(Psychedelic rock)は、 ロック音楽の一種である。アシッド・ロック(Acid rock)、ドラッグ・ロック(Drug rock)、または単にサイケデリックとも呼ばれている。名前からわかるように、あたかも麻薬をした状態で演奏したような夢幻的でサイケデリックな雰囲気が特徴である。
・大韓民国の代表的なサイケデリック・アルバムは、シン・ジュンヒョンが作詞、作曲してキム・ジョンミが歌った1973年の「風」、「Now」のアルバムなどがある[出典必要]。
 しかし、1975年の緊急措置9号、大麻事件などで、これらのアルバムは禁止曲処分されたり、焼却され、(以下略)

(本ブログ関連:"シン・ジュンヒョン"、"キム・ジョンミ")

2012年11月27日火曜日

イ・ソンヒの「Because of You」(再)

イ・ソンヒのアルバム12集「My Life + Best」(2001年)CDは、インターネット上で日本の販売店の案内を一度だけ見たことがあるが、入手チャンスを逃してしまい後は知らない。それほど難易度が高い。一方、韓国のブログでも同様に入手の難しさに触れているのを知ったが、インターネットに探して見れば、チャンスはまだあるようだ。直接入手する良い方法はないだろうか。

この12集所収の「Because of You」を以前このブログにエンベッドしたが、Youtubeから削除されて大変残念な思いをした。最近、再び視聴が可能になった。
忘れようとしてできない残された悲しみを癒すように、イ・ソンヒの抑制したしっとりとした歌声で聴くことにしよう。

(本部ログ関連:"イ・ソンヒの「Because Of You」")



(Youtubeに登録のKnightmareSMに感謝)

2012年11月26日月曜日

第63回 NHK紅白歌合戦出場歌手

ORICON STYLEの今日の記事(11/26)に、年末の「第63回 NHK紅白歌合戦出場歌手」一覧が掲載さているが、どれくらい歌手を知っているかチェックしたところ、わたしの認知度は次の通りでしかない。
ちなみに、【◎:歌を聞いたことがある、△:名前は聞いたことがある、×:全く知らない】で区別したところ、
・【紅組】 ◎:15、△:3、×:7
・【白組】 ◎:15、△:2、×:8
となった。両組似かよった認知割合になったが、平均的なおじさんなら、まあこんなものだろう。


【紅組】

【白組】
aiko、
嵐、
絢香、
五木ひろし、
いきものがかり、
× HY、
石川さゆり、
EXILE、
AKB48、
× NYC、
× SKE48、
関ジャニ∞、
きゃりーぱみゅぱみゅ、
北島三郎、
香西かおり、
郷ひろみ、
倖田來未、
× ゴールデンボンバー、
伍代夏子、
コブクロ、
坂本冬美、
× 斉藤和義、
天童よしみ、
× 三代目 J Soul Brothers、
中島美嘉、
SMAP、
× 西野カナ、
舘ひろし、
Perfume、
TOKIO、
浜崎あゆみ、
徳永英明、
藤あや子、
× AAA、
× プリンセス プリンセス、
× ナオト・インティライミ、
× 水樹奈々、
氷川きよし、
水森かおり、
× FUNKY MONKEY ABYS、
× ももいろクローバーZ、
福山雅治、
× YUI、
細川たかし、
× YUKI、
ポルノグラフィティ、
由紀さおり、
美輪明宏、
和田アキ子
森進一

KBS WORLD「国楽の世界へ」 劉智淑

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(11/21)に、人物シリーズ55回目として、西道(서도)民謡の名人(名唱)劉智淑(ユ・ジスク、유지숙、1963年5月23日【旧暦】~)を紹介した。
劉智淑は、先週紹介の崔慶萬(チェ・ギョンマン)の奥さんで、番組初めての夫婦での紹介になるという。

はじめに西道民謡(黄海道と平安道)について、南北の政情もからめて次のように語られた。
・半島北の無形文化財は、朝鮮戦争時に南に亡命した数少ない歌い手たちの努力により、今もその伝統が継承されているが、彼らが世を去るにつれ、その伝統の奥深さを把握して歌える人がほとんどいなくなっている。
・劉智淑は、忘れられつつある半島北の無形文化財を発掘し、復元に尽力している。

▼劉智淑の歌による「全甲心打令(ジョンガプソムタリョン、전갑섬타령*)」、「青紗灯籠(チョンサチョロン、청사초롱)」を聴く。歌の聞き出しから劉智淑の発声が今様北っぽいが、それよりも、あいのてが中国南方少数民族風でビックリ。南方に通じる沿海の気質があるのだろう・・・か。
(*)ブログ「コッヌリ国楽芸術団」に感謝。

・西道民謡は、黄海道と平安道一帯で歌われてきた民謡を指す。韓国で、名唱キム・ジョンヨン、オ・ポンニョたちにより多数伝承されているが、民謡の故郷では、今はほとんど忘れ去られたという。

次のように劉智淑のプロフィールが紹介された。
・1963年 江華道(仁川広域市)江華道郡両寺面に生まれる。(父は江華、母は黄海道生まれ)
・故郷は、海を越えれば黄海道で、昔は漁などを通じて交流があり、人々は西道民謡をよく歌った。父親とその兄弟が歌だけでなく踊りも上手かったこともあり、彼女は幼い頃から西道民謡を口ずさんだという。
・20代初め頃、運命の師オ・ポンニョ名唱との出会いをきっかけに、20代後半以来、歌に専念する。

▼劉智淑の歌による「延坪島難逢歌(ヨンミョンドナンボンガ、연평도 난봉가)」を聴く。題名と違いおおらかな海洋歌に聞こえてしまうけれど。

・平安道地方の、死者のハンを晴らすために行ったきたタリッグッや、農業をする際に人々が集まり、各自の話を歌にして歌うヒャンドゥゲノリなどを音楽劇として発表している。

▼劉智淑の歌による「船歌打令(スルビタリョン、술비타령**)」を聴く。晴天朗々とした海原、波頭を越える海の男たちのいさましくもからりとした力強さを感じる。歌、演奏は夫婦によるものだろうか。
(**)ブログ「キョンギ・ソリ」に感謝。

2012年11月25日日曜日

紅葉の高尾山

高尾山薬王院の紅葉
むかしの仕事仲間と紅葉の高尾山に行く。
京王線のガラリと空いた各駅停車で向かったため、人の混みように気付いたのは北野駅で乗り換えたときだった。車内の混雑は、そのまま終点の京王高尾山口駅を人々であふれさせた。それはすさまじいもので、登山口どころか、ずっと山頂まで続いたのだ。

想像できるだろうか、標高わずか599mの山とはいえ、まるで祭りの参道をゆるり歩くように山路をたどったのだから。山を登ることよりも、黙々と歩くひとの混み合いに疲れた。途中の高尾山薬王院は、隘路となり路がくねっているため、歩みが止まったりした。ただし、この場所は紅葉を楽しむに一番よい景観もあった。

さて、山頂広場での昼食は・・・期待どころでない。通り路以外、座り込んだ登山者の昼食場所になっていたのだ。登山口で買ったおにぎりを食うところがない・・・何とか売店の影で口にしたが。いわば立錐の余地もないといった観であった。早々に引き上げて下山する頃には、ようやく登山者も減り始めたためか、下山路にゆとりができ、気ぜわしさも減って下ることができた。

ミシュランの3つ星やテレビ局のこの時期の紹介はありがたいけれど、その分ひとびとに苦難を課したようだ。来年、紅葉を愛でに出かけるのは遠慮するだろう。でも、平日なら何とかなるかな・・・。

2012年11月24日土曜日

「考動」展

雨天の昨日と打って変わって快晴の今日、久し振りに吉祥寺に出かける。東急デパート北側の通りを2ブロックほど西に進むと、ギャラリー「mono」があって、小さな階段を上がると現在、<荻野克彦の「考動」展>が催されている。

親類から外出のヒントをもらって、出かけた次第である。芸術的関心が高いわけではないので、お邪魔したに過ぎないが、親類と懇意の荻野氏は気さくな方で・・・例えば、現在拠点にされている城下町の角館(かくのだて)の歴史から佐竹藩に話題が広がり、同藩の旧領地茨城(常陸)にあった金山などの雑談に応じてくれた。

そうそう、「考動」展は、荻野氏のデザインによる、南津軽の家具と木工と漆、および愛知県瀬戸の陶磁器を展示している。ギャラリーの2部屋に、木製「椅子」や「皿」や「猫」から、陶器の蕎麦の「猪口」まで洒落た作品が並んでいる。
1階入り口にあった同展案内のポスト・カードにある図柄を思い出して、わたしもアート気分に浸りたく、蕎麦の「猪口」の陶器を求めた。

帰り道、輸入食品店で、ドイツ製の菓子シュトーレンを購入。もうじきクリスマスだもんね。


(付記)
夕方、突然、3.11を思い出させるように家が揺れだした。気象庁の地震情報によれば次の通り。
・平成24年11月24日18時03分 気象庁発表
「24日17時59分頃地震がありました。震源地は千葉県北西部 ( 北緯35.6度、東経140.1度)で震源の深さは約80km、地震の規模(マグニチュード)は4.9と推定されます。」

なお当地は、<震度2>相当扱いだが、体感は<3+>の感じすらした。
PCの地震速報アプリは、マグニチュード<5.0以上>設定なので、地震速報を表示できなかったので、<4.0以上>に変更した。