イ・ソンヒの「冬哀傷(겨울애상)」は、冬の静寂でどこまでも澄んだ情景が浮かんでくる曲だが、17年ぶりに第二詩集を上梓した詩人キム・ヨイル(김요일)が、この歌の作詞をしたきっかけ(逸話)について、Jo!nsmsnの記事(3/18)に具体的に次のように紹介されている。(シン・ジュンボン記者)
・大学入学前、(学)籍なく放浪した20代の始め、キム氏は友人で親しい同年齢の作曲家ソン・シヒョン(송시현)氏の家に遊びに行った。ちょうどラーメンを沸かしたソン氏、素敵な歌詞一つ書かなければスープもないと脅しおいたという。差し迫ったキム氏、実際にラーメンの沸く5分の間、何かを書き散らしたし、そのようにして誕生したのが「冬哀傷」の歌詞だ。キム氏は90年に文芸誌「世界の文学」で登壇した。公式の詩人になる前すでに彼は詩人だったわけだ。
いやいや、「冬哀傷」のイメージとは似つかわしくないところで作詞されたようだ。その結果、イ・ソンヒへ献詩されることになる。「Jへ」についても同様、意外な場面で作詞されている。こちらの場合は、イ・ソンヒ自身が詩を救ったわけだが。
(本ブログ関連:”冬哀傷”、”イニシャルJ”)
(追記)
また余震だ。随分と揺れが長く続く。東京都多摩東部は震度3だ。気象庁地震速報は次の通り。
・きょう19日18時56分ころ地震がありました。震源地は、茨城県北部(北緯36.7度、東経140.7度)で、震源の深さは約20km、地震の規模(マグニチュード)は6.1と推定されます。
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