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2013年9月9日月曜日

イ・ソンヒの「自転車」

歩いては時間の余りの緩やかさのため、自動車ではあっという間に過ぎるため、通り道の微妙な起伏は気付かぬものだ。そんなとき、自転車はペダルを漕ぐ足に、流れる景色を視る目にわずかな傾斜まで感じることができる。

自転車は、ほどほどに惰性で進む。坂道を上がるときは力が要るが、下るときは任せたまま。急な坂道になれば、その差は激しい。平たい道を進むときは、自分の力加減で速くも遅くもなる。景色の流れる速さも違ってくる。そして、止まる場所も自分で決めればよい。

イ・ソンヒの13集所収の「自転車(자전거)」(2005年)は、もしかしたら坂道も見ず、そして気付かず、ちょっとフラつかせながら想いだけで走っている自転車のよう。もったいないけれど、若いときは、いつだって主人公は自分ですから。チリリン。

(本ブログ関連:”自転車”)



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2013年9月8日日曜日

2020年東京オリンピック決定

本日予定の秩父鉱山鉱物採集は、空模様が芳しくなく、来週に延期になった。午前4時に決まった。昨日(土曜日)か今日(日曜日)に、鉱物採集へ行こうと誘っていただいたのに、自分の都合で今日に延ばしたところ、あいにくの空になってしまった。恐縮の至りだ。

Weathernewsは、4時現在、埼玉県秩父地方の天気を「午前中と夕方以降に雨が降りやすく、ザッと強く降ったり、雷の可能性もあります。ただ、昼頃から夕方前は雨の止み間が多くなる見込みです。」と予報している。

秩父鉱山の場合、沢に入ることもあるので延期がベストだろう。因みにWeathernewsは、当地の天気についても上記と同様のコメントしているため、今日は一日おとなしくしていよう。

さて明け方を騒がした、2020年オリンピック開催地のIOC投票経過には驚いた。

上記の通り、鉱物採集について電話相談していたとき、第一回の投票で過半数を超す開催地が決まらなかったため、東京を残してイスタンブールとマドリードによる2位争いの再投票が行なわれイスタンブールになった。直後、東京とイスタンブールによる最終投票が実施された。結果は5時発表という・・・そのままテレビを見続けてしまう、眠れないじゃないか。

テレビ解説で、一般的な予想と比べてマドリードが脱落したことについて、将来のパリオリンピック開催とか、次のIOC会長候補に同じヨーロッパ圏(ドイツ)のひとがいるからとか、裏側の駆け引きが関係しているという話も聞こえてきた。

05:20、2020年オリンピック開催地が東京に決定。逆転の可能性もあったので驚きでいっぱい。

2020年の新しい日本が見えるようだ。

2013年9月7日土曜日

白露2013

今日は二十四節気の立春から数えて15番目に当たる「白露(はくろ)」だ。昨晩から、涼しさが急に増し、扇風機の用もなく寝苦しさから解放され、秋の気配が一層深まった。

白露の名の通り、露を結ぶ時期である。この露に、神仙の香りが加わって霊水になれば、うまい酒ができるのでは。そんな銘の酒はないのだろうか。どうやら、山形の地に白露の名を冠した清酒があるようだ・・・ちょっと飲んでみたい気がする。

2013年9月6日金曜日

飛行機が好き

宮﨑駿(みやざき はやお、1941年1月5日~)監督のアニメ作品を映画館で見たのは唯一「紅の豚」(1992年)だけだが、他の作品についてもテレビ放送されたものをいくつか見た。それらの中に、天翔る飛行機の雄姿を夢見た少年時代を経験したものに感応できるものがあった。

ところで、中学時代のこと、技術・家庭科の男子向け授業の終わりに、教師が黒板にチョークで、しっかりしたぶれのない線で飛行機の三面図を描いてくれた。生徒たちに、設計投影図に少しでも関心を持たせたかったのだろう。地味な感じだが誠実な教師の記憶が今も残っている。

当時、少年漫画雑誌に太平洋戦争を背景にした少年パイロットの物語が連載されていた。宮崎監督が今回題材にされた「零戦」だけでなく、「紫電改」などいろいろな機種が登場した。
普段からそんな漫画に接していた少年たちにとって、教師が黒板に飛行機の絵を描いたからといって、決して突飛なことではなかった。

今日、宮﨑駿監督の引退の記者会見があった。時代に対するいさぎよさを感じる。
監督は、飛行機つまりメカが大好きなようで、今回話題の作品「風立ちぬ」は、その集大成なのだろう。同作品未見のため、詳しく存じないが、飛行機の設計者のはなしのようだ。近々必ず映画館で見たいと思っている。

因みに、わたしの好きな飛行機は、いろいろな用途、輸送機や旅客機に使われた双発の星型レシプロエンジン(P&H製)の、あのスタート音がたまならないダグラスDC3だ。後年、ハワイ飛行中のコックピット内でのやりとりが録音されたカセットテープ(「DC3 Nostalgic Flight in Hawaii」1981年、KSZ5288)を入手して、ヘッドホンで大音響にして何度も聞いたことを思い出す。

(参考)「【航空100年】DC-3特集 DC-3コックピットの録音」に感謝。録音のいきさつ・・・そうだったのですか。

2013年9月5日木曜日

大雨警報

今日の日付に変わった午前2時頃、強烈な土砂降りの音に目が覚めた。外が明るければ、雨脚の様子も確認できたろうけれど、真夜中では屋根を打つ雨音の激しさだけだ。九州に上陸した台風17号は、温帯低気圧に変わった後も、影響を残している。

ネットを見れば、気象庁から東京地方の「大雨と雷及び突風気象情報」が次のように出ている。
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[気象状況]
北日本から東日本に前線が停滞しています。この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、関東甲信地方では大気の状態が非常に不安定となっています。
 
[防災事項]
東京地方では、5日明け方にかけて1時間に60ミリの非常に激しい雨の降る所があるでしょう。
低い土地や地下施設への浸水、河川の増水、はん濫、土砂災害に警戒してください。  (以下略)
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東京都に大雨警報が発令されたようだ。
10分も続かないが、気分は1時間100mmの豪雨が繰り返しやって来て・・・次第に遠のいていった。

ウェザーニュースの雨雲レーダーによる解説では、伊豆半島-神奈川-東京に至るライン状の雨雲がずっと居座り続けているとのこと。そして、午前3時過ぎた今も、小振りながら雷鳴を混じえた豪雨が、忘れたようにやって来る。

2013年9月4日水曜日

釜山アジアド主競技場 公演

メトロ新聞(9/4)によると、イ・ソンヒが、27日、朝鮮戦争停戦60周年に当たり、釜山「UN記念公園」で韓国仏教界による開催予定の「韓半島平和大会」(午前10時から)に続いて行われる、「釜山アジアド主競技場」での公演(午後2時から)に出ると、次のように報じられている。(抜粋)

(本ブログ関連:”仏教信者”、”韓国仏教”)
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・韓国仏教界が停戦60周年を迎えて、韓半島と世界の平和を祈る「韓半島平和大会」を27日開催する。
・記念公演は、キム・ヨンドン総監督の指揮で国楽人ファン・ビョンギと歌手イン・スニ、イ・ソンヒ、ポール・ポッツ、ボビー・キム、イ・エジュ伝統舞踏会、釜山市立国楽管弦楽団など舞台を飾る。
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2013年9月3日火曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 酒

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(8/28)に、文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズの第21回として、「酒(술)」について紹介された。

まず酒にまつわる詩人の解説から次のように始まった。
・韓国の代表的な酒には、相性の良いつまみも決まっていて、マッコリにはチヂミ、焼酎には海鮮もの、ビールにはチキンがある。ところで、今も昔も酒席が重視され、朝鮮時代のカサ(歌辞、가사)文学で知られる松江鄭澈(송강정철、1536年~1593年)は、政治に力があったが、風流もこよなく愛した人物と知られる。松江鄭澈が残したシジョ(時調、시조)に、酒をモチーフにしたものが残されている。

「ソン・グォンノン*の家に酒が出来上がったという話を昨日聞き、牛に乗って駆けつけた。
おぉ、グォンノンはいるか、私が来たと伝えてくれ。」
(*)ソン・グォンノン(성궐롱)は、鄭澈と親しいソン・フンと言われる。

▼南道民謡「フンタリョン(흥타령)」を聴く。菊酒を月明かりに照らされて飲みあかそうか・・・ゆたりと時間が流れるよう。

伝統の酒について次のように紹介された。
・昔、酒は、よき人々と共に心酔うものと考えられ、名節や節気など先祖の祭祀を捧げるため、家々で作った酒を「家醸酒(가양주)」と呼んだ。家門、酒作りの腕、さらには地域によって多種多様な味と香りを醸し出した。名のある家門の酒は上等を表す「名家銘酒」といわれ、客も、先祖のための祭祀(제사)も多かった。自然、酒を造る頻度も多くなり腕が上がった。
今も各地に伝統酒が残されていて、慶州の法酒(ポプジュ)/全州の梨薑酒(イガンジュ)/京畿道のムンベ酒/済州島のオメガ酒/忠清南道沔川の杜鵑酒(トゥギョンジュ)/韓山の素穀酒(ソゴクジュ)/珍島の紅酒(ホンジュ)などがある。

▼朴木月(박목월、1916年~1978年)の詩、チャン・サイク(장사익、1949年~)が歌う「旅人(나그네)」を聴く。酒の香り引き寄せられ、漂う雲のように、いや月のように・・・酔っているかな。

高麗時代の文人と、仕掛けのある酒器について次のように語られた。
・高麗時代の文人李奎報(이규보、1168年~1241年)は、詩とコムンゴ、そして酒を楽しむことを日課とした。酒がないと詩を書くこともできず、「酒でほろ酔い気分となり、体の力が抜けると心が活発となり、踊りも踊り歌も歌う。これは全て酒がさせたことだ」といった。
昔の人も酒の良し悪しを知っていて、教訓を込めた「戒盈杯(계영배)」が残されている。この杯は、70%以上酒が注がれると、自動的に全ての酒が下へ流れ落ちる仕掛けになっている。

▼「倡夫打令(창부타령)」を聴く。まるで言葉を旋律のように、するすると入り込んでくるような、軽快さと摩訶不思議な・・・(俺は)酔っているのかなという感じ。

昨日の竜巻

昨日、夏の陽射しを思わせる暑い晴れた昼過ぎ、遠く北西の空に真っ白な巨大な雲が浮かんでいるのが見えた。それは、一般的な積乱雲の説明にあるような柱状のものではなく、どちらかといえば玉子を横向きにしたような巨大な形状だった。

同じ時間帯だったと思うが、YOMIURI ONLINE(9/3、01時39分)によれば、「(昨日の)2日午後2時過ぎ、埼玉県越谷市など同県東部と千葉県野田市で突風が発生」し、「気象庁によると、巨大な積乱雲『スーパーセル』が発生していた可能性が高いという。」ことだ。

高温、ゲリラ豪雨を伴う亜熱帯化が進んでいるかと思えば、北米のような竜巻まで例年化してきている。この辺りも、台風の強風で家が軋んだこともある。
気象、地震、そういえば「地震、カミナリ、火事、親父」か。冷や水のままであればいのだが。

2013年9月2日月曜日

イ・ソンヒのカバー「その時 その人」

イ・ソンヒが、全国ツアー中の2009年7月5(日)、「清州芸術の殿堂」のステージで、シム・スボンの「その時 その人(그때 그 사람)」をカバーしている珍しい映像がYoutubeにある。それは、1978年の第2回「MBC大学歌謡祭」で、当時、明知大学校経営学科在学中のシム・スボンが作詞作曲したトロットにジャズ風味のスタイルで歌った、後の彼女の代表的な曲のひとつだ。

K-Wikpediaによれば、「シム・スボンは、参加した歌謡祭で入賞をすることはできなかったが、大学歌謡祭で初めてトロット・ジャンルで出場した異色な経歴に大衆に注目されるという、自身が学んだジャズ音楽でないトロットで初めて歌謡界に足を踏み入れた。」ことになる。

(本ブログ関連:”シム・スボン”)

まずは、イ・ソンヒの選曲に会場がわいた後、客席と一緒に歌う「その時 その人」を聴いてみよう。



(Youtubeに登録のleesunheetownに感謝)

2013年9月1日日曜日

超小型電気自動車

これからは二輪の自転車より、四輪車の方がむしろ安全だよと、親類との電話で知らされた。市内を巡るのに、両隣り駅以上行動するには電車を利用するしかないが、両隣り駅までの範囲内なら自転車が便利だ。日頃、公園や図書館へ通うのに、自転車が重宝している。

自転車は、自身の転倒や事故と遭遇の危険性を考えると、周りを剛体で囲んだ乗り物(四輪者)の方がもっと安全というわけだ。そこで生活圏での利用車である、正式名称「環境対応車(超小型モビリティをはじめとする電気自動車等)」、いわゆる「超小型電気自動車」はどうだろうか・・・と話題になった。

超小型電気自動車については詳細を知らないが、Youtubeやネット記事などを見ると、ちょっと魅かれるものがある。できれば、一回充電(2時間位いで)で航続距離200Kmなんて・・・無理だろうか。

自転車の場合、駐輪は容易だが、超小型車とはいえ自動車であるだけに、高齢化時代に台数が増えれば、特に近距離利用を目的にしているため、身近な駐車スペースの確保が問題になるだろう。

ちょっと(超小型電気自動車に)乗ってみたい気がする・・・今は、ど派手なデザインに見えるけど。

(参考)
Diamond Onlineの記事「ホンダ参入でもガラパゴス化『超小型モビリティ』の危機」(8/6

2013年8月31日土曜日

カレンダー

一般に、年末になると翌年のカレンダー、手帳そして日記を、企業宣伝用に貰ったり、ギフトや自分用に購入することがある。さらに最近では、4月の新年度を起点にスタートできるようにした手帳や日記なども店頭で見ることができる。

ところで先日、文具店に、来年度用の綺麗な表紙の手帳が並んでいた。今頃どうして、というのが率直な感想だ。そんなに早く、来年の予定が埋まっているのだろうか、そんなに忙しいのだろうか・・・不思議だ。それより、この夏のスケジュールはどうだったのかな?

ニール・セダカ(Neil Sedaka, 1939年3月13日~)の「カレンダー・ガール(Calendar Girl)」(1960年)は、青春真っ盛りだ。9月には、歌の主人公の少年も16歳なのか、恋人がスウィート・シクスティーンになる。もしかしたら、カレンダーに載るモデルに仮託しているのかもしれない。暑い夏はもうじき終わりだ。そして想いを次々カレンダーに書き込もう。

(本ブログ関連:”ニール・セダカ”)

Youtube画像削除済
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2013年8月30日金曜日

イ・ソンヒに似ている

あいにく、韓国の若手女優ハン・ヒョジュについてはよく知らぬのですが、ネットのニュース記事に、彼女がシンガポールの映画祭に出かけるため、仁川空港で見かけた姿が、イ・ソンヒのようという話がありまして、他にもブログ「SUMMER IS UPON US」に、そのときのスナップ写真が多数並んでいます・・・。感謝。

ブログの写真を見れば、まさにそっくり。「80年代のイ・ソンヒじゃない?」とか、「髪(ヘヤー)スタイルひとつで90年代っぽく」とか・・・お洒落について分かりませんが、よく似ています。つまり、イ・ソンヒの持つ清潔感を、この若い女優さんも受け入れたく、表現したく気に入っているのかも知れません。

そう思いませんか。

2013年8月29日木曜日

イ・ソンヒのトロット・メドレー みたび

イ・ソンヒの幅広いレパートリーと歌唱力については、何度も何度も触れて来たが、百聞は一見に如かず、Youtubeで彼女のトロット・メドレーの映像に接すれば・・・それで、十分だろう。

彼女がここで歌う3曲については、次の(本ブログ関連)リンクで紹介しているが、・・・<いつでも>うろ覚えのため、ナフナ(羅勲児)の歌に”アムロ”という曲はなかったかなあと思い浮かべたけれど・・・それじゃ、安室奈美恵のアムロでしょ・・・てな具合で・・・頓珍漢にも程がある、ああ、記憶の悪さに針の筵(ムシロ)だ。

(本ブログ関連:”イ・ソンヒのトロット・メドレー”)



(Toutubeに登録の013picに感謝)

2013年8月28日水曜日

夏に戻る

昼過ぎに出かけた体操教室は、先々週の盆休みと、先週の別件で欠席のため、2回分を空けての出席となった。久し振りという感じで始まったが、随所で運動にミスがあった。いつも完全ではないし、まっ、そんなものだろうけれど、最後までやり通せたのだから善しとしよう。

昼間の陽射しはヒリヒリするほど、まるで夏に戻ったよう。おまけに空気も透き通って、街並みの景色がすっきり見えて気持ちよい。このまま晴天が続けば・・・と思っても、週末の土日は台風15号の影響でくずれるそうだ。

夏の気分を持続するには、榊原郁恵ちゃんの「夏のお嬢さん」を聞きましょうか・・・な。今も、彼女がTVに登場すると、「郁恵ちゃん」と呼んでしまうよ。

秋もいいけど、やっぱり夏がいい。

(Youtubeに登録のH19782334に感謝)

2013年8月27日火曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 桐の木

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(8/21)に、文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズの第20回として、「桐(오동)の木」について紹介された。

まず桐の木にまつわる、鳳凰の伝承について次のような紹介から始まった。
・韓国の花の王は牡丹、百獣の王は虎であり、鳥の王は鳳凰と言われる。鳳凰は、一度姿を現すと天下が平安、泰平の象徴となる想像上の動物だ。松の実のみ口にし、桐の木だけに止まる。そこで、身分の高いソンビは居間(사랑방)の周辺に、桐や青桐を植え、鳳凰が来るのを待った。
ところで、桐の木のせいで意外なことも起こった。桐の木にまつわる時調(시조)を紹介する。

「窓に影が見え隠れするので、恋しいあの方がいらしたのだと急いで外に出てみると、あの方はおらず、月が明るく光っている。桐の木の濡れた葉に鳳凰が来て、長い首を曲げて、羽をつくろっている影だった。夜だったからよかったものを、昼であったら誰かが見かけて恥をかくところだった」

(参考)「コ・ヒョサン ブログ(Blog)」に上記曲の紹介がある。感謝。

▼男唱歌曲、言楽(언락)時調 「碧紗窓が(벽사창이)」を聴く。ゆったりとして、(上記歌詞から)恋よりも鳳凰の幻想が主ではと思うのだが・・・女性の心情と違って、男の論理かな。

▼楽器コムンゴによる(歌曲)「掃葉山房(소엽산방)」の演奏を聴く。雨音が人の心を乱すというには、こちらも、ゆたりとして・・・どこか新しさを感じて気になれば、作曲者は黄秉冀(ファン・ビョンギ、황병기)(1936年5月31日~)で・・・現代の作曲である。

高級部材として楽器や家具に使われる桐の木の素晴らしさを次のように解説された。
・高級材として、軽くゆがみが少ないという特性が重宝される桐は、楽器や家具に広く使われた。昔、娘が生まれると、庭に桐の木を植え、その成長が早いため、娘が嫁ぐときに桐で箪笥を作って持たせたという。
桐は、楽器コムンゴやカヤグム製作の重要な部材のひとつだ。桐は寿命が長く千年を経ても、常にメロディーを奏でるという。楽器であれ、家具であれ、丁寧に加工し、丹精をこめて作り上げれば、使い手も、こうした一生物の家具や楽器に愛着を持って接することができる。そのとき、桐の木のすばらしさを実感できるのではないだろうか。

▼楽器カヤグムによる「知恵の香り(슬향)」の演奏を聴く。・・・若手演奏家による、旋律、リズムともに今様である。

2013年8月26日月曜日

イ・ソンヒの「夜が来れば」

このごろの陽の落ち方に、秋の気配を感じるようになった。以前は、翳った後にも残る熱暑のために、一日の終わりを遅く感じたものだ。この熱気がさめて、気付けばしんみりした秋の夜になっている・・・季節感は先回りできない。予感できないものだ。

西山に陽は沈み、後に熱い想いだけが残る・・・民謡の言葉をかりて歌う、4集所収の「夜が来れば(밤이 찾아 오면)」(1988年)は、この時期に合うかもしれない。

イ・ソンヒが支持されつづけるのは、そのベースに大衆歌謡があることだ。Youtubeで、トロットや民謡を次々に歌いこなす彼女の姿を見ることができる。
初期らしく、張り上げるようにして歌う、彼女の声は若々しい。

(本ブログ関連:”夜が来れば”)

<Youtube削除済み>

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2013年8月25日日曜日

百日紅(サルスベリ)

百日も咲くことから百日紅(ヒャクジツコウ、Lagerstroemia indica)といわれる、サルスベリの花がこの時期目に付く。丈を高く育てる植木園のものはもちろんだが、民家の小ぶりの百日紅までが通り道に枝先を伸ばし、花咲きを誇っている。多く桃色だが一部白色もある。小さな花弁が密集して、みずから覆うように飾る。

独特な幹の形状と、花の色合は、まさに中国の古い絵画を思い出させる。考えてみるに、桃色の透明感が、桜花とは違うようだ。百日紅は小花が集まり、花弁を光が透過しにくいため、表面の色合いを眺めることになる。それは、絹布に描いた絵のように、反射を頼りに色彩を楽しむことになる。

原産が中国南部とのこと・・・この花に馴染むとき、自然と中国風の色彩を感じているのだろう。

(本ブログ関連:”百日紅”)


(付記)
図書館の帰り道、裏通りで若い父親と小学校の低学年らしい坊やが、サッカーごっこをしていた。わたしがその脇を通り抜けるため、しばらく小休止する間、父親はしゃがんで自宅の塀の下に生えた雑草を抜き始めた。
そのとき、サッカーボールを手にした坊やが、父親に言った。「もう、遊ばないよ」と。ちゃんと相手してくれないなら、遊んであげないよということのようだ。坊やは、いつのまにか、父親を相手に遊んであげているのだと思っている。
わたしは心の中で、その父親に代わってつぶやいた、「このおじさんが行ったら、ちゃんと相手するから・・・」と。

2013年8月24日土曜日

セスジツユムシ

今までの猛暑はどこへやら、今日の朝夕、すっかり秋の気配になった。そして夜、なんと虫の声がするではないか。もしかすると、今年初めて庭先に聞く虫の音かもしれない。
どうやら一匹の虫が擦音を響かせて、「チーチーチーチー ~」に始まり、「チチッチーチーチッチーチーチッチ~ チーチーチー」と鳴き続ける。この組み合わせを何度も繰り返すのだ。

コオロギでない、はて何の虫かと調べれば、どうやら鳴き声のパターンから「セスジツユムシ(Ducetia japonica)」(写真)のようだ。もちろん、夜の庭に出て固体を確認したわけではない・・・が。

庭のドクダミ草のかげで鳴いているのだろうか。朝夕の気温が落ち着き、虫の音も加わって、これで秋らしい秋になった。

あれほど(30分ほど)鳴いていたセスジツユムシが静かになった。鳴き場所を変えたようだ。・・・おやおや10分ほどして、また鳴きはじめた。そうだ、セスジツユムシはいる。命を鳴かせている。

2013年8月23日金曜日

処暑 2013

夏を惜しむ・・・そんな、時季がやってきた。うるさかった陽射しが懐かしいほどに、朝夕に秋の気配を深める。寒さが苦手なわたしは、これからの気候の変化にとまどう。

今日は、二十四節気の立春から数えて十四番目の「処暑」。立秋と白露の間にあり、次の白露を過ぎれば秋分になる。季節は循環するといっても、今は気温の下り坂だ。

子どもの頃、夏休みの終わりといえば、遊び疲れて、ひんやりした畳の感触が心地よくて寝てしまい、やがて差し込んできた燈色の夕陽に照らされて辺りをうかがうと、庭先で鳴くツクツクボウシの声、台所で夕食の用意をしている母親が、食材をコトコト切っている音が聞こえてきた。子どもながらに、夏の終わりは私的なものだった。

夏の終わりといえば、歌や小説の題材に合うようだ。いささか手垢の付いた表現だが、毎年どこからか聞こえてくる。ちょっとセンチメンタル、酷寒が迫るほど瀬戸際でないのが都合いいのだろう。

2013年8月22日木曜日

イ・ソンヒの「いつも愛してる」

今日は昼から夜の入り口まで長時間、久し振りの仲間たちと、たっぷり(勉強)具合について話しを咲かせた。いろんなヒントをもらったといった方が正しい。そして、あっという間に時間が過ぎた。

ミーティングも終わった帰り道、昼間の暑さがまだ残っていた。玄関のドアを開けると、逃げ場を失った熱気が出口を求めて殺到した。

こんなときには、爽やかに心響くものが欲しい。イ・ソンヒの8集所収の「いつも愛してる(언제나 사랑해)」を聴いて、くつろごう。光の風がキラキラ揺れて愛を運ぶ・・・若い想いがうらやましい。

(本ブログ関連:”いつも愛してる”)



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