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2011年10月23日日曜日

イ・ソンヒの「ハンネの別れ」

「1975年キム・ヨンドン(김영동)芸術監督が音楽を引き受けて国楽ミュージカルとして初めて舞台に上がった」、「ハンネの昇天」の中から「ハンネの別れ(한네의 이별)」を、1994年「ソウルの愛コンサート」で、イ・ソンヒが歌う映像がYoutubeにある。
(なお、1977年には、ハ・ギルチョン(하길종)監督によって映画化されている。)

「ハンネの昇天」については、LifeDaeug掲載の、2007年「第1回大邱国際ミュージカルフェスティバル」公演の「国楽ミュージカル"ハンネの昇天"」の記事に解説されている。土俗的な因習、仏教的な輪廻観、そして羽衣天女譚などで構成される、とても重く苦しい悲恋物語のようだ。

イ・ソンヒは、1992年に新しい境地を切り開こうと、キム・ヨンドンと一緒に、国楽と彼女の音楽との融合を試みて、第8集「小船(조각배)」を出した。彼女にさえ巡ってきた音楽的苦難の時代があり、その中で試みたひとつである。東洋的回帰への試行は、後の代表作となる「因縁인연)」に結実する。



(Youtubeに登録の526apolloに感謝、感謝)


(程よい日和の今日、孫たちが多摩動物園に行ったという知らせを受けた)
★★★★★ 孫が、ライオンバスの窓の手すりをしっかり掴み、ライオンの群れを見ている写真が届いた ★★★★★