夕方、帰宅途中の道筋に畑地があって、これ見よがしに薄紫の花が咲いていた。一つの太い茎から枝を伸ばし、人の背丈ほどに高く広がっている。大きな葉の緑と対比するように、小さな花が集まった穂状花序の房がいくつも垂れている。
いつもの通り道なのに見落としていた、この花がなんの花なのか気になり寄ってみた。小さな花は未だ蕾(つぼみ)だろう。植物の名を知らない。家に帰って、Google画像で検索してみようと、カメラにおさめた。
画像検索の結果、”butterfly bush”(フジウツギ属:ゴマノハグサ科の植物の属)とのこと。しかし葉の形が全然違う。これまで、画像検索で一発で当たったためしはない。
そこで、携帯版の小型植物図鑑をめくってみた。何となく似た感じのするものがあった・・・。「オオケタデ」という。だが図鑑やGoogle画像検索の一覧にある花色と比べて、淡い感じがする。見極める根拠がないのだから確信はない。
ということで、これから畑地の脇を通るたび、農家の方がいないか気にして、もしいたら花の名前を教えてもらおうと思っている・・・。それでダメなら、公園の自然観察員(あるいはサポーター)の方に相談してみようかとも思っている。