例年、大晦日のNHK「紅白歌合戦」の視聴をさぼっている私の耳に、テレビから布を柔らかく折り返すようなフレーズが繰り返し聞こえてきた。「うたのちから」(楽譜:制作・作曲久石譲)というタイトルだそうだ。
今日、インターネットで初めて知りましたよ、昨年の「紅白歌合戦」から歌われたテーマソングなんですね。視聴者に募集のワンフレーズをもとにして制作されたそうですが、同局の音楽番組「みんなのうた」で流しても良いような優しさがあり、寒さが滲みる時期にほんのり暖かくなる曲です。
ところで、韓国の大晦日の歌謡番組は、「2010 MBC歌謡大祭典」(21:55~01:40)があるようだ。しかも番組中継が越年するとは・・・。
(参考)これも視聴していないが「スカパー!e2」で、年末にかけてSBS(12/29)、KBS(12/30)、MBC(12/31)各局の歌謡番組を生中継をするそうだ。
(追記)上記スカパーのサイトに、K-POPジャーナリスト古家正亨氏が、コラム「I LOVE POP 韓」で今年のK-POPシーンを、「オーディション番組」など3つのキーワードで解説している。たしかに、イ・ムンセやイ・ソンヒを敬愛するという若い歌手たちのコメントをしばしば記事に見ることがあるが、指摘のようにソロ歌手復活の機運が高まってきているのだろう。潮流が変わりはじめているか・・・。