公園正面口から「いこいの広場」に至る約30種類の樹木を観察し、植物としての特徴や由来について説明いただいた。午前中の2時間の樹木巡りは、アッというまに終わってしまった。今まで公園を散歩して何気なく見えた光景が、これから違って見えることを期待したい。帰り際に提出のアンケートに次回の案内希望欄に署名したのはいうまでもない。
解説を聞いて興味深い話題を記す。
・公園の正面口に巨木が並んでいるのは、昔ここが鎮守の杜だったからだそうだ。公園はもともと武蔵野の台地の上側にあり乾燥していたところに、玉川上水が引かれ、その分水を得て、東京市が緑地化計画をしたことによるそうだ。そのとき、この地にはかような鎮守の杜の他、畑、雑木林、植木の畑などがあったという。
・仏教に関連する3つの樹木の紹介があった。
- ナツツバキ(別名サラノキ、娑羅双樹に擬せられる)
- ボダイジュ(菩提樹)