連休中のテレビ番組(複数)で、昆虫の「アリ(蟻)」の話題があり、素人の聞きかじりだが、次のような面白い話があった。ただし、話者や番組名はうろ覚えではっきりしない。ご勘弁。
(本ブログ関連:”蟻”)
・アリは、固体一匹一匹について、単純な行動をしている。(それらが集合して社会性を持つ)
・アリは、複数の目的地をつなぐ経路について、最短経路をとる能力がある。(=粘菌にも同様な話しがある)
・アリは、縦列を組みながら進むが渋滞しないのは、互いに適切な距離を設けているから。
それから、こんな話題(番組)もあった。シンプルなルールに基づいた結果、複雑なように見えるというのは楽しい。動物の体の模様について、小さな点を単純なルールで配置すると、様々な形になるというのだ。(チューリング・パターンというそうだ・・・「動物の皮膚模様形成原理」(大阪大学 近藤滋教授))
(追記)
フィボナッチ数という並び方で、自然の連鎖を説明できる・・・全てに語っているのではないだろうけれど、命が数字に置き換えられるような気がして何だか変な気分がする。
昔は、細胞一個を見ても器官は見えないという話しがあったけれど、分化の研究から細胞をつなぐ糊の話しが出てきたし、それだけじゃない、iPS細胞が器官に直結するという話しにまでなった。