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2011年12月30日金曜日

大地震の記憶

今年3月11日(金)、14時46分18秒、東日本を襲った大地震により、とりわけ東北地方は多大の人命被害を被った。この東日本大震災に伴い、福島の原発による放射汚染も尋常ではない。

地震についていえば、今さら記録をたどってもしょうがないが、3月9日、10日に三陸沖に地震が集中していた。当時、そのことが話題になっただろうか。地震情報を見返すと、残念でたまらない。
(Yahoo地震情報: 3月9日、10日、11日

我が家も地震の影響を受けた。通り路に面した大谷石の塀が倒れたのだ。激しい振動に家の中にいて気付かなかったが、揺れが収まったとき、ご近所に教えられて驚いた。石塀がそっくり板を横に倒したように路面に敷き詰められていたのだ。
いつも可愛い声をして遊んでいるご近所の子どもたちが、下敷きになってはいないかと思い浮かべた瞬間、手が震えた。倒壊の状況から、そんなはずはないと理解しながらも、石の破片を路の隅に寄せるまで不安はおさまらなかった。そして、問題がないことがわかったとき、やっと安堵したことを忘れられない。
夕方、ようやく市役所と電話がつながり、倒れた石塀の処置について相談することができた。

いつもの路に、ご近所の子どもたちが書いた幼いチョーク絵を見るにつけ、本当に運がよかったと思っている。