スポニチSponichiAnnexの記事「由紀さおり 40年ぶり&史上最年長トップ10入り」(11/22)に、歌手の由紀さおりの最新ヒットについて次のように記している。
・由紀さおり(63)が米ジャズグループ「ピンク・マルティーニ(Pink Martini)」と共演し、世界24カ国で発売されたアルバム「1969」が28日付オリコンチャートで7位に急上昇することが21日、確定した。
・同作は由紀(さおり)がデビューした1969年のヒット曲を収録。代表曲「夜明けのスキャット」や、いしだあゆみ(63)の「ブルー・ライト・ヨコハマ」など12曲中11曲を日本語で歌っている。
・ピンク・マルティーニとの共演は、リーダーのトーマス・ローダーデール(40)が10年以上前に由紀のファーストアルバム「夜明けのスキャット」を中古レコード店で見つけ、ジャケット写真にほれ込んで購入したことがきっかけ。「高音も低音も美しい」と透明感ある歌声に魅了されたという。美声と同楽団の世界的知名度もあって海外から大ヒット。米iTunesジャズチャート1位(2日付)をはじめ、カナダの同ワールドミュージックチャート1位など各国のランキングで軒並み上位にランクイン。63年に発売した故坂本九さんの「SUKIYAKI(上を向いて歩こう)」が米ビルボードで1位を記録して以来の日本語作品の世界的ヒットとなっている。
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また、「FCI」の映像で、次のような象徴的なことをインタビューに語っている。
・「今、日本では歌謡曲っていわれるジャンルが欠落しているので、もう一回復活するきっかけになったらとおもいます。」
由紀さおりの印象は、多分お姉さん(安田祥子)の存在と照らし合わせて、典型的なおきゃんな妹といった役回りの感じがした。ユーモアのセンスがあって、受け応えが抜群で、そのうえ上品である。
「ピンク・マルティーニ」のリーダーが、「『高音も低音も美しい』と透明感ある歌声に魅了された」という通り、彼女の澄んだ声は今も変わらない。
(Youtubeに登録のAutumnSnake2011に感謝)