一般公開が今日、明日の「第18回東京国際ブックフェア」に行く。新宿で乗った”りんかい線”の国際展示場駅から東京ビッグサイト会場(江東区有明)までの石畳は、去年同様に陽の照り返しがきつく、わずかな距離ながら暑くて喉に渇きを覚えた。(マクドナルドに寄ってアイスコーヒーで癒す、ホッ。)
昼近くの会場は、猛暑にも関わらず客で溢れていた。実は、時間とともにますます混雑することになるのだが。
孫が生まれて以来、なぜか関心は子供向けの絵本に向いてしまう。主催側も子ども連れを意識していて、児童書の出版社が多数ブースを構えている。さらには、子ども参加型のスペースを作ったり、キャラクターのぬいぐるみを登場させたり工夫を凝らしている。
孫のために、「ぼく おかあさんのこと・・・」(酒井駒子、文渓堂)、「ぼくのパパはおおおとこ」(カール・ノラック、セーラー出版)を、孫娘のためにネコの人形付きの「セピーのぼうけん」・「やんちゃねこのセビー」(ヴァネッサ・ジュリアン・オティ、冨山房)を求めた
・・・ああ、また孫たちに会う口実ができてしまった。
わたしの関心は、まず韓国のブースを見て回ることだったが、印刷会社は熱心にビジネスに励んでいたが、出版書籍の展示ブースは担当者不在で・・・。昨年より若干減っているのだろうか。
次に、自分のために求めた一冊は、「長安の春」(石田幹之助、平凡社「東洋文庫」)だ。名文で讃えられる本書を手元に持ち、すこしでも西域の臭いを嗅げればとおもっている。
暑さに疲れて、地元駅に帰り着いたものの、ホームの熱気は少しもおさまっていない。
(本ブログ関連:”ブックフェア”)