鉱物の会(栃木)の本年最初の集まりに参加する。会場が南宇都宮のため、早朝に家を出る。満月翌日の丸く赤い月が、西の空低くかかっていた。まだまだ寒さは厳しい。
主テーマの本年の進め方のほかに、次のような解説と標本提供があった。
・「劈開」についての解説と合わせて、水晶の劈開が結晶表面ではなく、結晶内部に(C軸に平行に劈開面ができ、先がフカヒレ状に広がって)存在することを標本で観察した。これまで、水晶をきちんと見ていなかったことを反省する。
・また「南田(のうだ)石」、「海緑石」と「溶結凝灰岩」、「こぶり石(菩薩石)」の解説と標本までいただく。
および「斜開銅鉱」、「鉄斧石」の標本をいただく。
・ユーモア標本として、好物名「メレンゲ」の手作り菓子が配られた。(標本は、現在胃中にある)
採集地の情報をいただいた。
・紫水晶の産地、「富井鉱山」の産地情報をいただく。従来の採集ルートとは別ルートのヒントを入手した。(毎月xаякава氏と鉱物採集しているが、来月の候補地を富井鉱山にしようということで一致した)