むかし懐かしいテレビ番組をYouTubeで検索したところ、いやあ、あるじゃないか、本当に思いで深い番組があるではないか。
・「ハイウエイパトロール(Highway Patrol )」(NHK)は懐かしい。ご近所で最初にテレビ受像機を備えた家に出かけては、よく見せてもらったものだ。夕飯どきの番組だったので、今思えば随分と迷惑かけたことだろう。主人公ダン・マシューズ(Dan Mathews)隊長は、子ども心にも強いアメリカを意識させた。乗用車が走り回る世界は別世界だったのだから。興奮の理由はそれだけではなかった。当時の子どもにとって、TVはタダで映画が見られる電器箱だったのだ。その興奮の方がよっぽど強かったかもしれない。
・「宇宙探検(Men Into Space)」(NHK)は地味なドラマだったが、現実味のある期待感をもたせてくれた。宇宙服がとても新鮮で印象的な白色だったことと、主人公エドワード・マコーリー大佐(Col. Edward McCauly)の名前がしっかりと記憶に残っている。マコーリーの名は今でも、ソ連のユーリイ・ガガーリンやアメリカのアラン・シェパード、ジョン・グレンの名前と同じ記憶領域にある。
ブログ「【海外ドラマ番組ガイド☆テレプレイ】」には、この番組の良質さの背景が語られている。
(YouTubeに登録のclassictvthemes2、chuckcollins、DvdsEntertainmentに感謝)