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2025年8月11日月曜日

山の日 2025

きょうは国民の祝日山の日」で、制度的・伝統的なものを除いて、令和に入って新たに制定された祝日の一つだ。従来の祝日「海の日」に対比して制定された気がする。

(本ブログ関連:”祝日「山の日」”)

子どものころの泊りがけの学校行事に「臨海学校」や「林間学校」があった。夏場(もしかして秋口)に、学年全員でバスに乗って出かけたものだ。

少し大きくなると、仲間同志で夏山に登ってキャンプを楽しんだことがある。でも結局、登山・クライミングに熱中するまでにいたらなかった。山登りはきついからだ。ただそれだけの理由だが。

大人になって、鉱物採集で山の中に入ることがあった。といっても、鉱物採集はかつての鉱山のズリ跡でやった。鉱山は、産業の一形態でもあるので、ある意味搬送の便の良い(深山ではない)場所が多い。仲間の車に乗せてもらい、現地に赴く・・・場合によっては、車で横付けなんてこともあった。
鉱物採集は、ズリを掘り返し、ハンマーで母岩を割り続ける作業が多く、山の景色を見ることが少ない。リーダーの方が、ときどき「おーい、頭を上げて周りの景色をたまには見なよ!」と皆に呼びかけたりしたものだ。

(本ブログ関連:”鉱物採集”)

最近、全くもって山と縁がない。唯一、高尾山の麓から登山道に沿って登りながら、「スミレ」の観察会に参加したくらい(でも途中で、足腰がくたびれて早々に下山した)。

(本ブログ関連:”高尾山”)

今は、山と縁がなくなったのが残念。

2025年8月10日日曜日

(資料)大西宇宙飛行士 クルードラゴン宇宙船(Crew-10)で帰還

きょうの日付にかわって、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在を終了した大西卓哉宇宙飛行士が搭乗する『クルードラゴン宇宙船*(Crew-10)』が、無事帰還した」と発表した。
(*)クルードラゴン宇宙船:「NASA」のCommercial Crew Programの下、「SpaceX社」の「ドラゴン補給船」をベースに開発した「有人宇宙機

「クルードラゴン宇宙船」と搭乗する宇宙飛行士の宇宙服は、まるで映画の模型や衣裳のように斬新であり、これまで見慣れた重々しさがまるでない。実に軽快に見えながら、プロフェッショナルであるF1レーサーのスタイルを思わせるような限りなく地上のデザインになった。

■ 宇宙航空研究開発機構(JAXA)ニュースリリース
「国際宇宙ステーション長期滞在クルー 大西卓哉宇宙飛行士搭乗のクルードラゴン宇宙船(Crew-10)帰還」(2025年(令和7年)8月10日)
    ー https://www.jaxa.jp/press/2025/08/20250810-1_j.html
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1. 帰還日時(時刻は24時間表記):2025年8月10日(日)0時33分(日本時間)/ 2025年8月9日(土)11時33分(米国東部夏時間)
2. 着水場所:カリフォルニア州サンディエゴ沖
3. 搭乗員:「ISS第72」および「73次長期滞在クルー」
    Crew-10 コマンダー            アン・マクレイン(NASA)
    Crew-10 パイロット            ニコル・エアーズ(NASA)
    ミッションスペシャリスト    大西 卓哉(JAXA)
    ミッションスペシャリスト    キリル・ペスコフ(ROSCOSMOS)
4. 備考
・Crew-10ミッション飛行日数:147.7日(3,544時間30分)
・Crew-10ミッションISS滞在日数:145.8日(3,498時間11分)
大西宇宙飛行士の通算滞在時間
    ➣ 通算宇宙滞在時間:262.8日(6,306時間52分)(日本人宇宙飛行士で5番目)
    ➣ 通算ISS滞在時間:258.6日(6,206時間40分)(日本人宇宙飛行士で5番目)
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■ 読売新聞
「大西卓哉**さん帰還、宇宙船がアメリカ・カリフォルニア州沖に着水…ISSでの長期滞在終える」(ワシントン=中根圭一、2025/08/10 00:43)より抜粋
    ー https://www.yomiuri.co.jp/science/20250809-OYT1T50260/
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・大西さんのISS滞在は、2016年以来2度目で、4月に日本人3人目となる船長***に就任した。
・大西さんは、8日夕(同9日朝)にISSを出発する前、(大西さんと交替に)現在滞在中の油井亀美也さん(55)に対し、「この先の滞在、頑張ってください」とX(旧ツイッター)でエールを送った。
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(**)大西卓哉は49歳
(***)日本人のISS船長: 2014年の若田宇宙飛行士、2021年の星出宇宙飛行士に次いで、大西宇宙飛行士が3人目となる(JAXAより)


(付記)
夜、21:00ころに雨が降り始め (6mm/h)、きょうの最低気温 24.6℃(21:20)になった。扇風機だけで充分に熱気をしのげるほど、秋は静かに迫りつつある。

2025年8月9日土曜日

盆踊り

夏の夕がた、日が高くまだまだ明るい。そんな中、きのう断念した盆踊り会場へ赴いた。開場時刻のすぐに到着したが、入り口までひとびと(おもに家族連れ)の長蛇の列ができていた。まずは、列の尻尾にたどり着くのに一仕事。

会場のグラウンドから吹く夕風に乗って、緑の芝草がため込んだ湿気が行列に向かって流れて来たが。祭りへの期待で溢れる列全体が賑やかに揺れ、それを撥ね退けた。ようやく入場したところ、グラウンドの半分くらいしか利用していないのに気づく。それにしても大きな空間だ。普段、横目で通り過ぎるグラウンドの大きさに改めて感じた。

会場の中央に、紅白に飾られた <祭りの塔(やぐら)> が設けられている。合わせて、催事のステージでもあるようだ(未見だが、「浴衣コンテスト」などのイベントが予定された)。
また、広場の端に、テントが数々並び、商工団体や企業が手作り屋台(焼き鳥、焼きそば、ジュース、ビールまで)を用意して、祭りを盛り立てていた。

観客の大人や子もは、祭りの本格的な始まりを、シートを敷いて待っていた。とりわけ、子どもたちの弾けるようなはしゃぎ声が会場に響いた。
むかしなら、この賑わい写真に撮ってブログに載せられたろうけれど、プライベート厳守の今の時世にかなわぬこと。まして、幼い子ども連れ家族から、とんでもない警戒心を持たれること間違いない。

グラウンドの柔らかい草地を歩くとき、足腰にきついと気付いた。結局、「盆踊り」まで待つことなしに早々に会場を退出し帰宅した。

(本来なら、「満月」のきょうについて記すところだが、転寝してしまった)

2025年8月8日金曜日

盆踊り:グラウンド横に並ぶ行列を見て

まだまだ暑い昼下がり(15:30ごろ)、街に出て早目の夕食をとった。というのも、夕方にグラウンドで開催される「盆踊り」*をちょっと眺めてみたいと思ったからだ。
(*)盆踊りは、きょう(8/8 金曜日)と、あす(8/9 土曜日)催される。

(本ブログ関連:”盆踊”)

飯を食った後、なぜかスーパーで買い物をしてしまい、そこで気付いた・・・「レジ袋を抱えて盆踊りもないなあ」と。それでも、開場15分前の会場へ寄ってみたところ、すでに多くのひとびとが列をなして待っていた。陽はまだ高く明るい時刻だったが、建物の影になった通り道に並んでいたのでよかった。日向だったら、子どもには相当にきついところだ。

<あす>もあることだし、池乃めだかさんのセリフを借りて「今日はこれくらいにしといたるわ」と思った次第。

帰り道、小さな子どもが父親と手をつなぎながら、盆踊りに行きたいと願っているのが聞こえた。父親は、日が暮れて行こうと説明していた。子どもにとって、盆踊りは夏休みの大きなイベントであり、大きな刺激で心をうきうきさせる。

そんなわけで、明晩に出かけてみたいと思っている。

2025年8月7日木曜日

立秋 2025

きょうは二十四節気の「立秋」、秋の気配を微かに感じ始めるころ。この時期の <風> や <セミの声> の変化をキーワードにして、歌ったり読んだりする。実際のところ、最近、熱署に打ちのめされ息も絶え絶えで、外出するかどうか思案のしどころ・・・。

(本ブログ関連:”立秋”)

俳人は、夏の変化を <夏が逝く> とか <夏果てぬ> といったりする。いってみれば、細部をのぞけば、きょうは勢いのまま夏に向いているが、その中に方向転換する変曲点を持ち合わせている。

頑張って昼過ぎに、隣り街の電気屋に小間物を買いに行くことにした。汗が滲むほどではなかった。今日の最高気温は、きのうより5℃ほど低い 33.8℃(16:20)だった。

 <秋立つ日> のきょうは、どうやら次につながるステップになっている。

2025年8月6日水曜日

スズカケノキ(プラタナス)

今日も暑かった。最高気温* 39.0℃ に達した時刻(12:22)に、公園の奥にある「スズカケノキ」(別名:プラタナス)と出会っていた。
(*)ちなみに、きのう(8/5)の最高気温は、40.0℃(14:47)で、40℃超えの「酷暑日」。

午前中の外出の用が済み、その足で樹種の豊富な公園を巡った。先日(8/3)、WWⅡの戦時下に流行り、戦後のジャズ時代にアレンジされた「鈴懸の径」の曲について触れたので、現物を観察したく出かけた次第。

最初の公園は、樹木の苗圃もあり期待した。とはいえ、樹林の中をひとりで探し出す勇気はなかった。公園管理事務所で、旧版の樹木マップも見せてもらったものの、不明だった(園内を少し廻ったりしたが・・・)。そこで、隣りの公園に移り、併設の「自然観察園」に置かれた「この木なんの木」クイズに記載がないか確認したが・・・ここにも無い。結局、自然観察センターに寄って相談したところ、スズカケノキの場所を教えてもらった。次の写真の通り。

(本ブログ関連:”スズカケノキ [プラタナス]”)


① 公園を東西に流れる小川の高い岸辺に、落葉高木のスズカケノキが直立していた。
② 幹に、鱗片状に樹皮が貼り付いているが、ところどころ剥(は)げ落ちている。
③ 葉は、深く5~7裂して、カエデの葉に似ているものの大きい。
④ スズカケの言葉の由来: 「樹木の名前」(解説 高橋勝雄・永野伸江、山と渓谷社)より
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・実の形が山伏の装束「鈴懸(すずかけ)の房飾り」に似ているとも、楽器の「鈴」の形に似ているともいう。
・歌舞伎の「勧進帳」の(長唄で唄われる)「旅の衣は鈴懸の、旅の衣は鈴懸の、露けき袖やしおるらん(悲しみにくれている)」にあるように、鈴懸は山伏の代名詞でもあった。

(※ 同書で「旅のは鈴懸の」としているが、「旅のは鈴懸の」が正しい)
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■ ブログ「歌舞伎見物のお供」
「『勧進帳』全セリフです。」
    ー https://blog.goo.ne.jp/yokikotokiku/e/0ff6c3149459e2a5f9bf76c389514b1e

■ Youtube(登録: Ozisan蓄音機)
「蓄音機で長唄・勧進帳 冒頭部 旅の衣は篠懸(すずかけ)の~」← 4:10 から始まる
    ー https://www.youtube.com/watch?v=vlwh52Oa4jI

2025年8月5日火曜日

最高気温 40.9℃(「酷暑日」、「超熱帯夜」)

ついにお天道様はやってしまった。きょうの最高気温が、40.0℃(14:47)に達したのだ。気象庁の用語集「天気予報等で用いる用語 > 気温、湿度 」に、35℃以上の「猛暑日」の定義はあるものの、40℃以上についてはない。日本気象協会は、2022年8月2日に、それにともない「酷暑日」と呼ぶことにしている

(本ブログ関連:”酷暑日”)

(参考)気象庁の用語: 夏日、真夏日、猛暑日、熱帯夜など
    ー https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kion.html
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            夏日   :日最高気温が25℃以上の日。
            真夏日:日最高気温が30℃以上の日。
            猛暑日:日最高気温が35℃以上の日。
            熱帯夜:夜間の最低気温が25℃以上のこと。(気象庁の統計種目にはない)
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どおりで、日中に外出する気力が湧かなかったはず。一日中、クーラー部屋と、茶を冷やす冷蔵庫のある台所とを往復していた。夕方(17:00代)まで、35℃を下ることがなかった。30℃を切るのは深夜になってのことだろう**。
(**)気象庁は、25℃以上の気温の夜を「熱帯夜」、30℃以上について日本気象協会は、アンケートに基づき「超熱帯夜」を選んでいる
(追記)今晩8/5 ~ 8/6 の午前 4:00まで 30℃ を越えていた)


盆踊り「東京音頭」← 開催日・訂正 !!

そういえば、きょう、グラウンドでテントの準備作業を目にした。どうやら今週曜日(8/8~ 曜日(8/9にかけて「盆踊り」大会があるようだ。櫓(やぐら)の他に、それを囲むようにテント屋台が並ぶ。大人だけでなく、子どもたちも加わって大層な賑わいになるだろう。

実はこれまで、帰宅途中に軽く覗いたことがあるだけで、祭りの雰囲気に漬かったことはない。今回は、しっかり目に焼き付けたいと思う気になった。

■ Youtube(登録: 東京盆踊りの会)
「東京音頭 ガイド付き【みんなで踊ろう!盆踊り】」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=lbYDsSl4KvY

2025年8月4日月曜日

甚平、ステテコ

オヤジの夏着に「甚平」がある。最近、姿を目にしなくなった。むかしの夕べに、庭や路地に打ち水すれば、昼間の熱気も落ち着いたりしたもの。そんなとき、甚平もほどよかったが、夕立もないこのごろは、暑さが居座る。甚平姿になるより、エアコンを効かした部屋にこもった方がよほど良い。

そうなると、甚平の出番もなくなるというもの。布地がゴワゴワするのが一層気になる。それじゃあ、白い「ステテコ」一丁になって、上半身は何も着ず、濡れタオルを両肩にしょわして冷やすのも一案。いってみりゃ、昭和の下町、路地裏界隈といったところか。

明治中期に、落語家初代三遊亭圓遊が考案した「ステテコ踊り」があったそうだが、季節感は特にないものの、とりあえずステテコ姿(半股引)から夏場がイメージされたろうけど。芸者*がおどけて踊ればちょいと可笑し気で、落語家の場合どんな按配だったやら。
(*)芸者の衣裳は、当然ながら正装で、呑気そうな身のこなしをするだけ。

さて、きょうの最高気温は 37.0℃、あすは何と 39.3℃ と予報されている。

2025年8月3日日曜日

鈴懸の径(すずかけのみち)

記憶違いがある。昔、クラリネットのジャズ奏者 鈴木章治が演奏した「鈴懸の径」をなぜか「鈴懸の小径」と思い込んでいた。原曲は、灰田勝彦( 1911年【明治44年】~ 1982年【昭和57年】)が歌った「鈴懸の径」(佐伯孝夫 作詞、灰田有紀彦 作曲、1942年)で、Youtubeで聞くとしんみりとしている。戦時中といった時代背景もあってのようだ(Wikipediaによる)。
(*)灰田有紀彦: 灰田勝彦の弟にあたるそうだ。

■ Youtube(登録: 日本大衆文化倉庫)
「鈴懸の径 昭和17年 (唄 灰田勝彦) 作詞 佐伯孝夫 作曲 灰田有紀彦」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=08XocsU1rGM

■ Youtube(登録: SwingCla)
「鈴懸の径 Platanus Road - 鈴木章治 Shoji Suzuki 1987」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=IkN1Cm0CGlk

ジャズアレンジの軽快な進行が耳に沁みついていたせいで、原曲の3拍子短調は意外だった。ハワイアンの印象が強かった灰田勝彦(1911年[明治44年] ~ 1982年[昭和57年])の写真のイメージから想像できなかった。なにしろ、子ども時代のハワイは、遠い海の彼方で、そこから流れる旋律には貴重な響きがあったのだから。

スズカケノキ」の言葉には、歌の詞に化粧された印象がある。一般の樹木観察会では、学名に従った「プラタナス」と呼ばれる気がする。

ところで、切ない思いを伝える「Dream A Little Dream Of Me」(1930年)の歌にも、鈴懸の木(プラタナス)が 登場する。歌の出だしは次のよう・・・。 
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    星々は あなたの上に明るく輝き
    夜風は そっと“I love you”と囁(ささや)くだろう
    鳥たちは 鈴懸(すずかけ)の木**のなかで囀(さえず)る
    ・・・
    ---------------
(**)鈴懸の木: the sycamore tree(米国:セイヨウプラタナス、Platanus occidentalis))

■ Youtube(登録: The78Prof)
「1st RECORDING OF: Dream A Little Dream Of Me - Ozzie Nelson (1931)」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=tIHjS1C_--E

□ 歌詞(ブログ「RinSuzuki's BLOG」)
「Dream A Little Dream Of Me/ わたしを夢見て」(2022-08-24)
    ー https://jazzvocal.hatenablog.com/entry/dream-a-little_dream-of_-me

2025年8月2日土曜日

野鳥観察(86)貴重な遭遇

早朝、先週に続き野鳥観察会に出かけた(第1、4週開催のため、カレンダー上翌月の第1週と連続することがある)。門を出ると、民家の植木の葉が雨上がりの路上に散っていた。昨夕と、きょうの日付に変わった深夜(01:00代)に降った雨はすこし北風を伴っていたようだ。しかも、きょうの風は夕方にかけて速さを増した。

集合場所へ進む途中、空は雲が重なりどんよりして、ほんの一瞬、大粒の雨がぱらついた。幸い、西の方、地平線との裂け目に青空をのぞかせているのが見えた。集合地点に到着するころには、明るさがました・・・あっという間のことだった。
とはいえ、雨上がりだったせいか、林間の湿気は相当もので、観察の終始ハンカチで額の汗を拭き続けることになった。

きょうは、参加者数が天候を心配してか少なめだった。待てば参加者が増えるのでは期待したが、ベテランの方の声で時刻通り出発。結局、1名が後から加わったというか、すでにフィールド内で観察を始めていたという。参加者少数のせいで、正式*な野鳥観察種数が超えた。
(*)正式な観察種数は、毎回メールにて配信いただいている。

今回も、ベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラで確認・整理したものを次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・アオゲラ: 探鳥早々、地鳴き声の「ケッケッケッケッ・・・」が聞こえた
・シジュウカラ: 「チッチッチッ」とせわしく鳴く声が聞こえた
・カラス: 観察の対象に変わりはない。記しておく
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・カルガモ: 探鳥会の最後に、2羽が小川の上を下流に向かって飛んで行った。ありがたい
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・サルスベリの花: フィールドに苗園があるものの、民家のものと比べて少ないのはなぜ?
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・セミ(終齢幼虫):セミの幼虫が木の幹を這い上がっているのに出会った
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※ガビチョウ: 探鳥会の帰り、公園内の小径に突然1羽が舞い降りて、あっという間に草叢に隠れた

● 今回、貴重な場面に遭遇した。ある鳥を遠くに観察できたからだ。逆光ながら、カメラにおさめることができたのは幸い。そのとき、いっちょ前にバーダーになった気がした。

サルスベリ(写真左)、セミの幼虫(写真右)
・「サルスベリ」の苗園に、ピンク色の花を咲かせたものしか見られないが、住宅街の塀越しには、白色のもの、咲き具合がより密集したものなどいろいろ咲いている。
・抜け殻と思い手にしたところ、終齢幼虫で動いているのに驚いた方がいて、急いで元に戻していた。飴色のつやつやした幼虫だった。

2025年8月1日金曜日

8月「葉月」

きょうから新暦8月が始まる。旧暦8月の月名は「葉月」*であるが、本日は旧暦「水無月」の6月8日であり、旧暦の8月1日は新暦の9月22日となりずっと先だ。
(*)葉月は、木々が紅葉して葉の落ちる秋の気配を指す。季節感が今とまるっきり違う。

それでも、葉月といわれると、夜道の風の具合が微妙に変化しているのを気づく。そして、今夕の小雨に冷えてか、水道の蛇口から出る水が一瞬冷たく、やがて温くなるのを感じて、微妙に秋の気配を感じたりする。

一週間後の8月7日には、二十四節気の「立秋」になる。確実に秋が忍び寄ってきている。8月もあっという間に過ぎ去るだろう。若いころ、それに気付いていたら、もっともっと夏を謳歌したろうにと思う次第だ。

気が早いが、秋の深まりにふさわしいイングランド民謡の「グリーンスリーブス(Greensleeves)」を聞いてみよう。Youtubeに、木管奏者 Leyna Robinson-Stoneが豪華な装飾を施した「緑色の袖」を持つ衣裳を纏いながら、縦笛の「ティン・ホイッスル」**でグリーンスリーブスを演奏している。
(**)そういえば、むかし、ティン・ホイッスルを少々練習したことがあったなあ。

(本ブログ関連:”グリーンスリーブス”、”ティン・ホイッスル”)

■ Youtube(登録: Leyna Robinson-Stone)
「Greensleeves - tin whistle version by Leyna Robinson-Stone」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=QtnplRYvLGQ