久し振りに、国分寺の紀伊国屋書店に、孫の絵本を探しに行く。昨日、孫と遊んだというのに、もう次回のことを考えている。吉祥寺や新宿の大型書店は本探しに骨が折れるので、国分寺のこの書店は児童書もほどよくあって便利である。
さて、何がよいだろうかと思案するほど、2歳半の男の子に向いている絵本を決めるのは難しいが、やはり、母親に話して聞かせてもらえる、無理のない言葉と間合いがとれるものがよいだろう。そして、最後に母親のやさしい想いが感じられるものを選んだ。
絵本「おやすみ、ぼく」(作:アンドニュー・ダッド、絵:エマ・クエイ)は、オランウータンの坊やがベッドの中で眠る間際にひとりごとをする、パステルで描いた美しい絵本だ。孫も、この絵本を見て、一日一緒に遊んだ自分の体のひとつひとつに思いやってくれればと思う。