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2024年2月29日木曜日

うるう年 2024

今月(2月)は、平年と比べて1日多い「うるう(閏)年(366日/年)」月である。平年は28日しかないが、調整日が1日追加されて29日ある。

(本ブログ関連:”うるう年”、”閏年”)

太陽が空間上同じ位置に戻るのに「365.242 189 44日 ≒ 365日5時間48分45.168秒」(Wikipedia)かかる。現行の「太陽暦」の365日より多い端数があるわけで、その調整が必要になる*。
(*)端数の調整: 国立天文台(大学共同利用機関法人 自然科学研究機構)
「よくある質問」の「質問3-6 どの年がうるう年になるの?」より抜粋
- https://www.nao.ac.jp/faq/a0306.html
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地球が太陽の回りを一回りするには(実際の1年は)、約365.24219日かかります。(現行の)「グレゴリオ暦」では、1年の平均日数が、この日数に近くなるように「うるう年」を入れています。
とはいっても、グレゴリオ暦法での1年の平均日数を計算すると365.2425日になりますので、グレゴリオ暦の1年と実際の1年との間には約0.00031日程度の差があります**。そのため、数千年程度で1日のずれが生ずるはずです。しかし、そのときにどのように修正をおこなうのかは、今のところはっきり決まっていません
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(**)365.2425日-365.24219日=0.00031日

これから先のことはむつかしいけれど、身近な日常の仕事に照らしてみるとおもしろい。
たとえば、多くのひとびとがかかわるプロジェクトの工数に着目すると、2月は平年の月と比べて3日ないし2日少ない(=31or30-28)ので要注意だが、うるう年には1日分工数を増やすことになる。うるう年の2月に何となく安心する。

とはいえ、うるう年のきょうは、私にとって「ああそう、うるう年だったんだねえ」といったところ。

2024年2月27日火曜日

寒風の公園

昼間、ネット通販の支払いをコンビニで済ませ、ファミレスに寄って熱々の「味噌うどん」を食った*。体が芯から暖まって、なぜか強気になり、寒風吹きすさぶ公園へ(健康のために)出かける気になった。熱いものを食べなかったら、そのまま帰宅したかもしれない。
(*)コンビニ、ファミレスの駐輪場で、強風に煽られて自転車が多数倒れていた。

公園散歩は、午後1時の時間帯のこと。その間の平均風速は 5.2m/sで、午後一番の強風だった。公園内にある苗圃(びょうほ)の木立を通り抜けるとき、向きによって北北西の風を真正面に受けることがあり、歩みが止まってしまうほどだった。予想外の強風だった**。
(**) 2/27の「最大瞬間風速」は 14.4m/s、北西の風、時刻 10:42 だった。

公園を横切る小川の水はすっかり減っていた。乾いた原っぱに「カラス」や「ムクドリ」がうろうろしていたし、樹間を「ヒヨドリ」がかすめて飛ぶくらい。強風による葉擦れのせいで、鳥たちの鳴き声はかき消された。

そんななか、樹木に咲く花を見るくらいしかない。苗圃の或る区画に、枝が垂直上向きに伸びた「サクラ」の木が薄紅色の花を咲かせていた・・・いかにも園芸種らしい。もう少し素朴な花を探した。(苗圃は、主に街路や公園向けの樹木を育成している)

ウメ(写真左)、マンサク(写真中央)、サンシュユ(写真右)
・この時期、「ウメ」の花と早咲きの「サクラ」の花がかぶさる。つい、ウメは終わりかと思えど、まだまだしっかりにぎやかに咲いている。
観察センターで配布の「観察マップ」に、この時期(3月ころという)に葉より先に、黄色の花を咲かす「マンサク」と「サンシュユ」について次のような紹介がある。
・マンサクは、黄色の細長い花びらと、その後ろに赤いガクを見せる。名前の由来は「まんず咲く」からという。
・サンシュユは、枝一面に黄色の花をつけるので「春黄金花(はるこがねばな)」の別名があるそうだ。


(付記)
郵便局で、地震災害地へわずかばかり支援を届けた。

2024年2月26日月曜日

桜の花、小公園のカルガモの世界(2、2+1羽)

市主催の「体操教室」に毎週1回参加している。会場で投影される模範体操のDVDを、役場で配布しているのを知り出かけた。それがあれば、毎日自宅でも体操できるからだ。
実は、体操は3部で構成されていて、Youtubeにメイン部分だけが登録されている。他の体操場面も手元で見たく、フルバージョンを入手しに出かけた次第。昼過ぎ、天気晴朗なれども風強し(風速4m/s:14:00)。

サクラ
役場へ行く途中、とある稲荷神社の境内に、一株の桜の花が満開になっていた。桜の樹の下から空を見上げると、青い空に薄紅色の花が浮かんで華やいで見える。少し早いが、観桜気分を味わった。3月中~下旬になれば、桜の木立に花が帯のようにつながる花見の季節がやって来る。


カルガモ(2、2+1羽)
順番が上記と逆になるが、いつも寄る小公園の池で、水鳥5羽と出会った。
・<写真左>の2羽は、「マルガモ」(カルガモとマガモの交雑による雄)と「カルガモ」の番(つがい)のようだ。彼らは他のカルガモたちと群れることはなかった。
・離れた水面に、カルガモ2羽がいて、どうやら交尾しているようだった。水上で雄が雌の後部を軽く小刻みにつつき、<写真中央>のようになった。
・交尾最後に雌が一声あげたとき、何と、岸の上で昼寝していた他の1羽が、水面に降りて来て<写真右>のように、3羽の集団になった。彼らには一体何どんな関係があるのだろうか。



(追記)
メジロ
・上記の小さな池を囲む植え込みに、「メジロ」が1羽飛んで来て、すぐに飛び去った。カメラにおさまる暇もない。

2024年2月25日日曜日

歌謡曲中、名を呼ばれる男たち

砂金採りで、川底の砂利や水辺の草の根についた泥砂を皿にのせて、流れる川水に浸して揺すり、余分なものを水中に洗い落とす。それを何度も何度も繰り返すと、皿の底に黄金色に輝く小さな粒が残ることがある。目を凝らして、じっと動かぬもの、それが砂金だと知る。

山崎ハコ: 「織江の唄」
・織江は、幼馴染みの「信介」(五木寛之の「青春の門」の主人公)を慕い名を呼ぶ
    https://www.youtube.com/watch?v=hOGUHjdDPek 
  (登録の HisakiHisaki TV に感謝)

藤圭子: 「圭子の夢は夜ひらく」
・やさぐれの遊び仲間だった「マー坊」、「トミー」、「ジョージ」、「ケン坊」の名を呼ぶ
    https://www.youtube.com/watch?v=Og5vcOlo3J0
  (登録の intronnに感謝)

ちあきなおみ: 「紅とんぼ」
・新宿駅裏、店仕舞いする女将は馴染みの客だった「ケンさん」、「しんちゃん」、「チーちゃん」の名を呼ぶ
    https://www.youtube.com/watch?v=IiFb3dKafd4  
  (登録の まこニャン に感謝)

山崎ハコ: 「織江の唄」

藤圭子: 「圭子の夢は夜ひらく」

ちあきなおみ: 「紅とんぼ」

2024年2月24日土曜日

野鳥観察(63)

今月(2月)に入って、最低気温気温は<初旬>に零下になることが何度かあり、<中旬>には持ち直したものの、現在<下旬>に至って 0℃近くまでくだっている。今朝は、冬へ逆戻りしたかのように冷えた。
早朝、気温が1℃未満の中、完全な防寒スタイル(防寒服を着重ね)で、野鳥観察(探鳥会)へ出かけた。集合時刻(07:00)でも、気温は 1.1℃だった。

家を出てすぐに「ヒヨドリ」とすれ違い、街なかの電線に「ドバト」が数十羽群れてとまり、かつ一斉に飛び立つのを見た。また、探鳥会の帰り路、人を恐れぬ「ハクセキレイ」1羽と遭遇して、驚かさぬよう遠回りして去った。

ところで、公園の小川は、昨夜の小雨程度で潤うことはなく、相変わらずの水涸れ状態のままで小岩と砂利の川底を露わにしていた。

今回*もベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラ写真で確認・整理したものから、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
(*)幹事さんから送信いただいた、本日カウント種数と総数は実にきりのよいものだった。
・アオゲラ: 指差され、ベテランの撮影写真で確認(識別するひまもない)
・コゲラ: 目前の樹幹を螺旋状に這い上がっていくのを、カメラでとらえられた
・キジバト: 樹上に1羽とまっていた(みなに遅れて撮ったのでちょっと?)
・シジュウカラ: 樹上の奥にとまっているのを撮った(観察総数は最多だったとのこと)
・エナガ: 指差された先を一瞬で飛び去った(識別するひまもない)
・ヤマガラ:指差された先を一瞬で飛び去った(ベテランの撮影写真で確認・・・美しい鳥だ)
・ツグミ: 探鳥会の最終、小川の岸辺にたたずんでいるのを撮ることができた
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・ウメ: 花が全体に少しやせてきたような気がする
・ソシンロウバイ: 相変わらずこちらは元気いっぱいに咲いている
・サクラ: 苗圃(びょうほ)奥の一株に花が咲き、シジュウカラが群れて集まっていた
・サンシュユ: 木陰で花を上向きにして咲かせていた
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・カルガモ: 小川をはさんで遠くにある、通称釣り堀の池にいた(小川で水鳥に会わず)

観察会の会長が今回も欠席されて、野鳥だけでなく野草・樹木など植物だけでなく環境問題まで含めて、多様多用な話を拝聴する機会がなくなっている。以前のように、フィールド手帳に書き込むことが乏しくなっている。
(このところ筆記用具のペンを、観察の途中何度か紛失している)

今回、絶不調で、証拠写真をうまく撮れていない。ベテランの方々が、あっというまにカメラにおさめるテクニックに感心するばかり。相変わらず、鳥たちの存在を指差されてやっと見つけるといった具合で・・・カメラ操作に手が回らない。


コゲラ(写真左)、シジュウカラ(写真中央)。ツグミ(写真右)
・こんな風に、目の前で「コゲラ」を目にしたことはない。ただし幹をあれよあれよという間に、螺旋状に這い上がっていった。野鳥の撮影のタイミングはむつかしい。
・今回最多カウントされた「シジュウカラ」たちは、あちこちで目にしたものの、じっとしない。焦点を合わせるチャンスもない。
・観察会の終点近くになって、小川の岸辺に「ツグミ」をやっと見つけた。こちらは意外にじっとしていてくれた。

2024年2月20日火曜日

自然観察園の植物、ダイサギ、コサギ

きょうは朝から暖かかった。昼に買い物へ出かけたものの、暑さ(日射と熱気)に閉口して、いったん購入したものを家に置き、あらためて、身軽な服に着替えて公園を訪問した。

この地の最高気温は 24.2℃(14:51)で、もう少しで「夏日」(25℃以上)になりかけるほどだった。公園の散歩道は照り返しが強く、頬がヒリヒリするのを感じたほどだ。
公園を流れる小川は、国分寺崖線の「はけ」の湧水口や、深い水溜り以外、すっかり涸れてしまっていた。

午後1時から2時にかけて、公園併設の「自然観察園」で、春の花の咲き具合・芽吹き具合を、そして隣接公園に水鳥の生息具合を観察に行った。

セツブンソウ(写真左側)、フクジュソウ(写真中央)、フキノトウ(写真右側)
先月末(1/31)に自然観察園を訪れたときと比べて、「セツブンソウ」の白い小さな花はしっかりと咲き、一面に広がっていた。「フクジュソウ」も同様で、去年の同時期と比べて黄色の花が大きく開き、花数も増えていた。
ところで、観察園の入口で配布の「花だより」に、「フキノトウ(蕗の薹)」(蕗:フキ、薹:トウ=花茎)はまだ紹介されていない。観察園の東奥に、4つ5つ見つかる。
このところの暖かさのせいか、花や花茎の成長が進んでいるのかもしれない。

(本ブログ関連:”セツブンソウ”、”フクジュソウ”、”フキノトウ”)


コサギ(写真左)、ダイサギ(写真右)
小柄な「コサギ」と大柄な「ダイサギ」の2羽がともに近く、水の残った浅瀬にいてエサ(魚)を漁っていた。コサギの嘴(くちばし)は通年の黒く、ダイサギは非繁殖期の冬は黄色い。なぜか、ダイサギはコサギを庇(かば)うようにそばにいた、2羽をしばらく観察つづけていたとき、突然ダイサギが飛翔して、私を牽制するように旋回した。
さらに、別のダイサギと思われる1羽が飛来して、浅瀬の上に設けた欄干にとまって様子をうかがっていた。

(本ブログ関連:”サギの比較”)

2024年2月19日月曜日

雨水 2024、ハクセキレイ(フユセキレイ)

きょうは二十四節気の「雨水(うすい)」、天から降るものが雪から雨に変じるころ。陽気が地上に発して、雪は力なく、あっても <降りじまい> になるという。
天気予報は、天気が晴空から曇り空(小雨まじり)へ後退し、気温は昼前から終日、16℃+α になると修正した。そして気温は明日いったん上昇し、明後日以降急降下する。まことに目まぐるしい。

(本ブログ関連:”雨水”)

春の温(ぬく)みがまされば、寒さが苦手と繰りごとするのもおさまりそう。
最近、ストーブの火を切ったり点けたり繰り返す。どうやら心変わりしたようだ。あれほど頼ったのに、いまでは熱気が鬱陶(うっとお)しく感じたりもする。アハハ、まるで男女の機微か。

旧暦では、「春」は1月に始まる。きょうは旧暦の1月10日、まさに春の気配濃厚。民家の塀越しに「梅」が一斉に白い花を咲き誇る。考えてみれば、着重ねする枚数が減った。風さえ衰えれば、寒さを恐れることもない。

ちなみに、気象庁の季節区分で「春」は、新暦の3月に始まる。2月も下旬にせまるきょう、後10日もすれば本格的な春が味わえる。とはいえ夜の風は強い・・・乱れ空模様。

白鶺鴒(冬鶺鴒)
ところで、商店街のはずれにできた大きな空き地を、塀で囲ってマンションでも築くのだろうか。昨日の日曜日(2/18)、工事現場の入口を「ハクセキレイ(白鶺鴒)」*の雌が1羽、尾を振り振りして「ウォーキング」しながら中へ入って行った。かつては冬鳥だったが、一年中(九州以北で)見られるようになった・・・とのこと。
(*)昔、ハクセキレイを「フユセキレイ(冬鶺鴒)」と呼んだ。(「野鳥歳時記」山谷春潮著、昭和21年12月第5版)

ハクセキレイの人間を恐れぬ様が、さっそうとしてうらやましい。

2024年2月17日土曜日

(資料)H3ロケット 打ち上げ

JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、午前9時過ぎに種子島宇宙センターから「H3ロケット」2号機を打ち上げ、軌道投入に成功した。Youtubeで実況中継され、H3ロケットは”リフトオフ”もあっさりと、あれよあれよという間に宇宙へ溶け込んでいった。まことに安定感あふれる光景だった。

(本ブログ関連;”H3”、”JAXA”)

現在の主運用「H2ロケット」から世代を引き継ぐもので、大型化、低コスト化がはかられ、国際商用競争に寄与できるものになるという。年寄りにはともかく、子どもたちに大きな夢をつなぐものになってほしい。

初号機は「去年(2023年)3月(7日)に初号機が打ち上げられましたが、2段目のエンジンが着火せず、打ち上げに失敗しました。」(NHK NEWS WEB)と報じられた。
その結果を受けて、2号機は、本年2月15日予定から、本日(17日)の午前9時22分(55秒)に設定の通り打ち上げられた。

19:55~「H3ロケット」試験機2号機の打上げライブ中継(JAXA登録)



■Google検索「Search Labs」
Q.JAXAのH2とH3の大きな違いは?
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A.JAXAのH3ロケットとH-IIAロケットの主な違いは次のとおりです。

・エンジンの基数:         H3ロケットは3基、H-IIAロケットは1基
・エンジン1基の推力:    H3ロケットはH-IIAロケットの1.4倍
打ち上げ費用           H3ロケットはH-IIAロケットの約半分の50億円
・全長:                        H3ロケットはH-IIAロケットより10メートル長い最大63メートル
・重さ:                        H3ロケットは575トン
・最大能力:                  H3ロケットはH2Bの6トンを上回る6.5トン以上
部品の数                 H3ロケットはH-IIAロケットの3分の1
打ち上げられる重量  H3ロケットはH-IIAロケットの約1.3倍

H3ロケットは、H-IIAロケットと2020年まで運用された強化型「H2B」の後継機です。H3ロケットは、打ち上げ費用の削減静止軌道打ち上げ能力の増強打ち上げ時の安全性の向上年間打ち上げ可能回数の増加を同時に達成することを目的として開発されています。
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(解説)
■ Youtube: 堀江貴文 ホリエモン 
「JAXAの『H3ロケット』打ち上げ成功について解説します」(← マニアックな解説)
https://www.youtube.com/watch?v=TU8FnejWvEE

2024年2月13日火曜日

公園の小川が再び涸れる

ぽかぽかの陽気に誘われて、きょうの最高気温の 17.7℃(14:36)が出る少し前(13:30~14:00の間)に公園散歩した。4月の(都心の平均)最高気温が 18℃*ということに照らして、きょうは4月並みだったといえそう(ここしばらく、暖かい日がつづくようだ)。
(*)Weather Spark: https://ja.weatherspark.com/y/143809/東京都、日本における年間の平均的な気候

3連休明けの公園は、実に静かだった。

公園の小川が再び涸れる
小川にかかる橋から水路を見て驚いた。思った以上に涸れていたのだ。先日(2/5)の降雪の効果も一瞬で、実にあっけなかった。底の浅い部分では、写真のように小石や岩が露わになっている。もちろん、(人工的に)水路を深く掘った辺りには、水溜まりが残っているが。


アオサギ(右側奥)とカルガモ(左側手前)
小川に、まだ水があるところに、「アオサギ」と「カルガモ」が岸に上がっていた。
・アオサギは、例によって人間を恐れず孤高を保っていた・・・なんと、そのアオサギのそばに寄ってカメラを構える人が2人もいた。それでもアオサギは動じない。見事だ。
・カルガモが、2羽が仲睦まじくエサ探し?、あるいは散歩?をしていた。上流側にも2羽のペアが2組み、水だまりに浮かんでいるのと出会った。ここしばらく、雨の予報がないのが心配だ。

2024年2月11日日曜日

梅の香り、小金井公園「梅まつり 2024」

この時期、梅は花を咲かせて香りを漂わせる・・・、花を視るのは容易だけれど、その香りについては、桜と比べて私には敏感でない。教科書に載る「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花」から始まる歌を確かめるべく、昼どきに、小金井公園で開催の「梅まつり2024」*(主催:小金井公園サービスセンター、協力:小金井公園樹木の会、本日11:00~15:00」)に行った。
(*)https://www.tokyo-park.or.jp/announcement/050/detail/54132.html

イベントのタイミングに合わせたように、暖かな陽射しのなか、家族連れ(大人たち)が多く訪れていた。公園の <梅林> は、桜の木立のように高木でなく、個々独立して立っている。それも顔を近づければ香りを嗅げるほどの高さに花を咲かせている。品種のほぼすべてが、紅または白色の花を咲かせていた。のんびり観梅にひたることができた。

(本ブログ関連:”小金井公園と梅”)

観梅の楽しみとして、<梅まつり> は次の五つのキーワード「香・触・視・味・知」をあげている。梅の気を確かめて、木肌をり、多数の品種をて、合間にわい、花と人を親しみろうというようだ。
(前にブログに記した「梅林ガイド」によると、梅林に植わった梅の(園芸)品種は27種プラスアルファで、本数は88本とのこと)

結論からいえば、花の香りは一瞬感じるほど微かだった。この時期の「ロウバイ」の花のように濃くもなく、すっと消えていく。それは、澄んで微かに漂う貴重なものかもしれない。

竜眠枝垂れ(写真左)、紅千鳥(写真右)
写真は、梅の木を中心に人々が後ろに映っているため、木が大きく見えるがそれほどでない。
・「竜眠枝垂れ(りゅうみんしだれ)」について、「梅林ガイド」に「野梅性一重  大きな枝振りの枝垂れ梅。やや遅咲きで白色大輪。」とあり、めずらしい枝垂れ具合が特徴。
・「紅千鳥(べにちどり) 」について、同じく「紅梅性一重  江戸時代から花梅の代表的品種。遅咲き鮮紅色中輪でよく旗弁ができる。」とある。旗弁(きべん)は「蝶形花(ちょうけいか)の上方にある1枚の花びら。旗を立てたような形をしている」(Google AI Bard)というが、素人目にはよくわからない。ただ豪華に紅梅が咲くのを見る。

2024年2月10日土曜日

公園の小川の水かさが増した

地元の体操教室と家族との食事以外、寒さを言い訳に外出をひかえていた。運動不足が否めない。そこで、それを補おうと早朝にタイミングが合えば、「テレビ体操」(6:25~30)を見ながら体を動かしたりしている・・・それくらいかな。

もうちょっと体を動かそうと、夕方(午後4時前)になって公園へ出かけた。家を出て直ぐには冷気に襲われるようだったが、すぐに慣れた。鼻歌を歌いながら。

公園を東西に横切る小川を往復した。何と小川の水量が、随分と増している・・・先日(2/5夜)の積雪のおかげのようだ。きょうも、日影に降雪が融けずに残っていて、それらが水源となって小川に水を満たしたのだろう。

カルガモ
小川に「カルガモ」が戻ってきた。2月3日の「探鳥会」で、わずかしか観察できなかったけれど。きょうは、岸を上がって12羽が群れになって休もうとしたし、10mほど上流では2羽が水面に浮かんでいた。ほんの少しの範囲にけっこういたことになる。


ハクセキレイ
さらに上流の橋上から小川を見おろしたとき、水面にいくつも顔を出した小岩をタッチアンドゴーしながら「ハクセキレイ」が飛び移り、水中の生き物を狙っていた。素早い動きに目を凝らした。もう1羽いたが一緒に飛んで行った。

2024年2月7日水曜日

(こんなんかな)Google Bard のAI画像生成 新機能「Imagen 2」

Googleの AI「Bard」に、画像生成の新機能が加わったとのこと、さっそく試してみた。

■ CNET Japan
「グーグル『Bard』の新機能、AI画像生成を試してみた」よる抜粋
(Lisa Lacy CNET News、 翻訳校正:緒方亮 吉武稔夫 湯本牧子⦅ガリレオ⦆、2月5日)
https://japan.cnet.com/article/35214814/
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Bardのプロダクト責任者を務めるJack Krawczyk氏は2月1日付けのブログ記事で、アップデートされた画像生成モデル「Imagen 2」により、Bardを使って無料で画像を生成できるようになったことを明らかにした。現在は英語に対応している。
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こんなんかな・・・(お気に入り画像)
”create an image of an old biplane flying over Tokyo”  etc.

(Google Bard 生成)
(追記 2/9)
■ Yahooニュース(朝日新聞デジタル)
「グーグル、対話型AI『バード』を『ジェミニ』に変更 専用アプリも」(2/8 (木))
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6490989
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米グーグルは8日、同社の対話型AI(人工知能)「Bard(バード)」の名称を「Gemini(ジェミニ)」に切り替えると発表した。
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2024年2月6日火曜日

雪が積もっている

昨晩、雪が降った。随分と積もった。都心では8cmになったという。当地に昨晩午後6時8分に発表された、6日未明にかけての「大雪警報」では、12時間最大降雪量 10cmだった。朝のテレビニュースは、都心で2年ぶり(2022年2月)の大雪だったといい、雪道の歩き方や交通機関の遅延・欠便などの情報を真っ先に報道していた。

わが家の降雪具合を観察(7:20ころ)したところ、すでに融け始めていて、見たところ最大のものは隣家と境の塀の上に9cmほど積もっていた。庭木に吊るした小鳥用の<餌かご>にも雪が残っていた。日が射せば意外と早く融けるだろう。近所で「ヒヨドリ」の鳴く声がした。


ちなみに、降る「大雪(おおゆき)」と、二十四節気の「大雪(たいせつ)」は意味がちがうけれど、次の(本ブログ関連)は両内容とリンクする。

(本ブログ関連:”大雪”)

ところで、雪降りを描いた好きな詩に、教科書にも載っていた歌人 三好達治(1900年:明治33年~1964年:昭和39年)の詩「雪」(詩集「測量船」に所収、昭和5年)がある。子どもらの寝息とともに、しんしんと静かに降り積もる雪を想像させてくれる。その雪はなぜか暖かい。

    太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
    次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。

私ら世代は、若いころにこの詩の解釈について、随分と振り回された苦い記憶がある。

2024年2月5日月曜日

雪が降ってきた (かさの雪、千鳥【チドリ】)

辺りがしんと静まった昼過ぎ、庭先を見ると雪がまばらに降っていた。
降り始めの雪は音を吸収して、町の騒音を消すようだ。あまりの静けさに我に返り、ガラス戸を開けて雪降りを確認した。

雪は地面を濡らしていた。天気予報は、降雪がつづき、積雪の警戒・注意を呼び掛けた。

以前(2021年11月7日)のブログに、「江戸端唄集」(倉田喜弘 編。岩波文庫)のなかから、「我ものと  思へばかろし  かさの雪」で始まる、冬の夜に降る雪を境に男女の恋情をうたった「わがもの」について記した。該当の部分を以下再掲する。

ところで、この歌について、上掲の文庫に注釈がある。(*印は補注)
〇 わがものと・・・かさの雪   宝井其角が元禄期に詠んだ句*(五元集)
 (*)其角の「我雪と おもへばかろし 笠の上」が改変されて上記俗謡になる。
〇 紀貫之の和歌「思ひかね妹(いも)がり行けば冬の夜の河風寒み千鳥鳴くなり」(拾遺集** 冬 224)
 (**)「勅撰集における『冬の千鳥』の早い例です。千鳥が冬の景物と認定されたのは、下って『堀河百首』で冬部に『千鳥』題が設けられた時でしょう。」
    - 「冬の『千鳥』」(吉海直人 同志社女子大学教授、2017/11/16)
         https://www.dwc.doshisha.ac.jp/research/faculty_column/2017-11-16-09-40

(本ブログ関連:”千鳥”)


■ 再掲(以下)
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一九 わがもの

我ものと  思へばかろし  かさの雪  恋の重荷をかたにかけ  いもがり*ゆけば  冬の夜(よ)の  川風寒く千鳥なく  待(まつ)身につらき  置(おき)ごたつ  実にやるせが  ないわいな
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(*)いもがり: 女性の許(もと)

SPレコード「勝太郎市丸十八番集」(ビクターレコード)から:
「わがもの」 歌:市丸、三味線:才香、番号:KI-1、mat:9427、発売:1938年、区分:端唄
(参照)78Music: http://78music.jp/victor.html

(Youtubeに登録のkotyavideoに感謝)

2024年2月4日日曜日

立春 2024、ウグイスとメジロ

きょうは二十四節気の第1の「立春」、春の始まりである。ただし、気象庁の季節区分では 12月~2月は冬、このところ寒い方に揺り戻された感じで、天気予報では明日にも「湿雪」が降るという。(今日の10時ころに、小雪の可能性があったようだが、外を覗けばその気配はなかった)

(本ブログ関連:”立春”)

<夏>を告げる鳥に「郭公(かっこう)」(カッコー、カッコー)あるいは「杜鵑(ほととぎす)」(キョキョ キョキョキョキョ)があるように、<春>を告げる鳥に文字通り「春告鳥(はるつげどり)」がいる。すなわち「鶯(うぐいす)」(ホーホケキョー)だ。

(本ブログ関連:”カッコウ”、”ウグイス”)

ウグイス」と「メジロ」は混乱しやすい。
桜の花から甘い蜜を吸うメジロは絵になる。以前、庭の<餌かご>にオレンジジュース液を置いたところ、メジロは高価なジュースに限って寄ってきたが、安価なもの(それでも100%表示)には見向きもしなかったことがある。
メジロの甘いもの好き繋がりで更にいえば、和菓子の「鶯餅(うぐいすもち)」は、メジロの羽色に似た黄緑色の粉がかかっているので、メジロを連想してしまいがち。ついついメジロとウグイスを混乱しそう。

ウグイスを、図鑑やネットの絵と写真などで見ると、ずいぶん地味な色柄をしていることが分かる。棲む環境も山中や森の中で、人目に付きにくい。野鳥観察会のフィールドで、ウグイスの鳴き声を何度か聞いたけれど、その姿を確認したことがない・・・ベテランの方はしっかり視認しているが。

メジロがとまるサクラは絵になる。
立春についてニュース記事があって、その口絵(写真)に同様な構図がありながら、記事中では <春告鳥(はるつげどり)> としてウグイスを紹介している。それが次例だが・・・もちろん関連文末に「※冒頭の画像の鳥は『メジロ』です。」と、ちゃんと注が施している!

(参考)
■ ウェザーニュース(監修:山下景子 作家、 02/04)
「二十四節気『立春』ここから始まる “いちばん初めの節気”」より抜粋
https://weathernews.jp/s/topics/202402/020075/#google_vignette
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 ・「春告鳥(はるつげどり)」が春を教えてくれる⁉
    ー 「ホーホケキョ」と鳴く「鶯(うぐいす)」。
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2024年2月3日土曜日

野鳥観察(62)、節分

早朝のきょう、やっぱり寒い。防寒着を重ねて野鳥観察(探鳥会)へ出かける。家を出て直ぐの路地に、近隣の家で実って落ちたキンカンの実を「ヒヨドリ」が1羽貪っていた。わたしに気づいたのか直ぐに飛び去った。冬寒のなか、生きていく厳しさを想像したりする。

辺りは日ましに明かりが広がり、気分がゆるむというもの。探鳥会の集合場所に、開始9分前に到着したが誰もいない。やっぱり寒さのせいだろうかと思ったが、すぐにみなさんが集まった。日の出時刻(6:41)過ぎ、観察開始の7:00 に見る公園東側奥の木立の中に赤い太陽が浮かんだ。太陽のわれら民族は、それを見届けてホッとする。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

このところフィールドで、会長から野鳥、植物、自然景観にいたるまで多様な話題を聞かせていただく機会がないのが残念。早く復帰を願うばかり。

今回もベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラ写真で確認・整理したものから、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・アオゲラ: せっかくカメラにおさめたのに、ウロ(樹洞)に頭を突っ込んだものだけ
・メジロ: 中型の樹の葉陰を飛びまわっている。それを教えられたが、目視も撮影も難儀
・ハクセキレイ: 小川への湧水取り入れ口に、1羽がじっとたたずんでいた
・ムクドリ: 遠くに圧倒的多数で群れているけど、撮影できず(ベテランのカウント1位)
・カワラヒワ: ムクドリにつづき、多数群れていた(ベテランのカウント2位)
・カワセミ: 何という幸運、今までで最も良く撮れた
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・カルガモ: 小川に残る水溜まりで群れていた(共にいる「マルガモ」がいつも気になる)
・クイナ: ベテランはその姿を見た。私は枯れ葦の揺れるのを見た・・・

ハクセキレイ(写真左)、カワラヒワ(写真右)
・「ハクセキレイ」が湧水取り入れ口のコンクリートの上から水面を覗いていえう。首を竦(すく)めたように映っているが、もっと軽快でスマートな瞬間を撮りたかった。
・「カワラヒワ」が樹上に群れていた中で、一番はっきり映っているもの。他の写真に、もしかしたら「アオジ」が混じっているのではないかと思うものがあった・・・眼力不足で識別できないのが残念。


カワセミ
探鳥会の終盤、小川に沿って進む道で「カワセミ」とよく出会う。みなが塊りになってカメラや望遠鏡を向けても。カワセミはしばらく動ぜず、しばらく小枝にとまっている。小川を見つめて、水面すれすれを飛び降り、たくみに小魚を採る。そして直ぐに次の枝に移って、獲物を探し始める。



■ 節分
先日(1/31)、自然観察園で5弁の小さな白い花「セツブンソウ」が咲いているのを見た。きょうは「節分」で、豆まきの日だ。このところ、豆まき用の大豆をもっぱら食っている。恵方巻は、予約なしで売っているものがあれば食うこともある。

(本ブログ関連:”節分”)

2024年2月2日金曜日

小金井公園の梅林

きのうと比べてきょうは寒かった。最高気温を見れば、きのうは 16.3℃(12:08)、きょうは 6.6℃(15:29)で、10℃も差がある。突然(午後2時過ぎに)、小金井公園の「梅林」の賑わいを観察したく家を出た。

実は、先月(1月)に機会がありながら「スイセン」の群生の盛期を見そこなった悔いがあるからだ。スイセンであれ梅であれ、花たちの賑やかな景色をしっかり目に残したいという思いが、歳とともに濃くなった。
ちなみに、今月11(日)に、同梅林で「梅林で春さがし」*の名の催事がある。気象協会の「2週間天気」予報によれば、当日の天候は「晴」とのこと。
(*)催事: https://www.tokyo-park.or.jp/announcement/050/detail/54132.html

寒気の中、平日の昼下がりに梅林を訪れてみると、咲いているものも七分咲き(まだ蕾のものもある)で、人影はまばら・・・8割方はカメラ片手のおじさんばかり。その分、静かでのんびりした時間が流れていた。


「梅林ガイド」(「公園サービスセンター」で配布: 要寄付)によると、梅林に植わった梅の(園芸)品種は27プラスアルファで、本数は88本とのこと。梅林は囲いもなく、公園内のいずれからも訪れられる。
カメラに梅の花を何種かおさめたが、見上げて巡るうち、紅白の区別を除いて梅酔いしてきて、いずれも同じに見えだした。機会をあらためて、じっくり観梅したい。

本日、気になった梅の品種をあげる。
・最初に目についたのが、「古城の春」という白く柔らかな八重の花弁をした梅だ。実は<その他>の品種として「古城の春に似る」という名札のついたものまである。
・八重の紅梅に「鴛鴦(えんおう)」**がある。ガイド資料によると「中国渡来の夫婦梅という紅梅。・・・早咲き紅色の中輪」とある。きょう時点では、樹全身を飾るまでにいたってない。
(**)鴛鴦: 水鳥「オシドリ」の漢字名で、番(つが)いを意味するようだ。

(付記)
梅林の地面に「シジュウカラ」に似た小鳥が2、3羽降りて鳴き声もなく直ぐ飛び去った。身軽さ、素早い身の動きをした。気になって、後日(2/3)、探鳥会で会員にうかがったところ「ヒガラ」***という小型の鳥がいるという・・・結局、シジュウカラなのかヒガラなのか。
(***) ヒガラは「樹木の枝先付近を動き回ることが多(い)」そうだ。(Wikipedia
それに、遠くに1羽「ツグミ」らしいのも見えたが、これも直ぐに飛んで行った。