雨降りの中、地元公民館主催の講演会「大地震は予知できるのか」(第4回、最終回)の聴講に出かけた。あまりの土砂降りに長靴をはいたものの、雨の勢いは次第におさまり、街中で長靴姿はついぞ他に見かけなかった。
今回は地震の予知について、その歴史と現況を解説された。東海-東南海-南海地震など触れられたが、特に地元関連について記す。
・濃尾地震(1891年、M8)を契機に以降、地震に対する調査会や研究計画が実施された。現在は、地震と火山噴火を一緒に予知する観測研究がなされている。
・立川断層は、地震調査推進研究会のカテゴリーによればB級活断層(1000年で10cm~1mのズレ)で、飯能市名栗~立川~府中に至る33kmの断層である。別の調査によれば、活断層ズレ間隔5000年、直近では1400年前にズレ(1.8m/回)を起しているという。(さらに別の調査?によれば)発生確率は向こう30年間で、M7のものが0.1~3%(震度6強)。
・長期・中期地震予知について、首都圏直下地震(M6.7~M7.2クラス)が向こう30年間に発生する確率は70%。東京都調査による東京湾北部地震(M7クラス)が懸念されるという。このとき、小金井市の震度は6弱、場合によって6強。
地震予知の話を聴きながら、孫の安全ばかりが心に浮かんだ。
今回で講演は最終回である。パワーポイントに図表や動画を合わせて、視覚的にわかりやすく説明していただいた。まだまだ聴かせていただきたいところだが、あとは自分なり分かる範囲で調べてみよう。
(以上メモについては、聞き違い誤解があるかもしれない)
(第1回:8/31、第2回:9/7、第3回:9/14)