asahi.comの記事「春一番、関東で12年ぶり吹かず 近畿や東海でもなし」(3月20日23時58分)によれば、東京の今年の春に、春一番の条件を満たす風がなかったと、次のように記している。
・関東地方では、立春から春分までの間に、気象庁が設けた条件を満たす南風が記録されなかったため、2000年以来、12年ぶりに春一番は吹かずじまいとなった。
・気象庁によると、関東地方の春一番は、立春から春分までの期間に
(1)日本海に低気圧があり
(2)そこに向けて、強い南風(目安は風速8.0メートル以上)が吹き
(3)前日より気温が上がる
という条件を満たす必要がある。
この時期、北風のイメージは後ろから背を押すように吹く冷たい冬風だし、南風は顔面を覆うように暖かく吹きつける、さしずめ春一番だろうけれど。今年は、花も風も本格的に春を連れて来るのが遅い。
ところで、イ・ソンヒの「風の中で(바람 속에서)」に吹く風は、いつ頃の風か。アルバム2集「秋の風(갈바람)」(1985年、歌詞)に所収から、秋頃なのだろうけれど・・・それにしても、彼女の初期の作品は、詞とは裏腹にどうしてこうも元気なんだろう。まるで春の頃の風のようだ。
(Youtubeに登録のKnightmareSMに感謝)
(付記)
いまだ咳き込みがおさままらず、今月の健康体操教室(水曜日)は、全てお休みだ。