KBS WORLD放送の「国楽の世界へ」は、先週水曜日(3/7)に、人物シリーズ18回目として「若者の街、弘大(ホンデ、홍대)で活躍する異色の国楽人(伽耶琴(カヤグム:가야금)奏者でシンガーソングライター)の鄭旻娥(チョン・ミナ、정민아:1979年~)」を紹介した。
ソウル北西に位置する弘大の街について、次のような紹介から始まった。
・芸術系大学の最高峰として有名な弘益大学校(홍익대학교)を中心に広がった、アートな雰囲気が漂う街。
・鄭旻娥は、若者の街である弘大で、韓国の伝統楽器の伽耶琴演奏に果敢に挑んだ。
▼鄭旻娥による、「ミナタンゴ」の演奏を聴く。軽いタッチで伽耶琴の余韻を響かせる・・・楽しむ音楽だ。
次のように鄭旻娥のプロフィールが紹介された。
・1979年 ソウルに生まれる。
・小学校1年生から4年生まで韓国舞踊を学ぶも足を痛め辞める。
・中学2年生のとき、家にあった伽椰琴で、町内教習所に通う。
・国費支援のある国立国楽高等学校を卒業し、漢陽大学の国楽科を経て、淑明女子大大学院に進学するが経済的面で断念。4年間のアルバイト生活のなか、インディーズ音楽への関心を持ち続けた。
・2004年 インディのライブクラブを中心に公演を行う。
・2005年 ミニアルバム「愛花」でデビューする。
・2007年 ジャズとクラシック音楽と流行歌と自作曲が一緒に盛られている正規1集「相思夢」を発表。
(参考)
TistoryのThe Story of ART掲載の「伽椰琴を演奏して歌を歌う鄭旻娥の3集アルバム「オアシス(Oasis)」」に感謝。
▼鄭旻娥の歌と演奏による「おむすび(주먹밥)」を聴く。・・・おにぎり作れば何かが変わるかもしれないと。ラテンののりで明るいな。
(参考)
eTorrentに掲載の「『国内推薦アルバム』モダン琴奏者の鄭旻娥 - おにぎり[歌謡]」に感謝。
▼鄭旻娥の演奏による「残像(잔상)」を聴く。ひとつの音楽と楽器が・・・誕生したようだ。