俳優でいえば、ゲイリー・クーパー、メル・ファーラー。歌手でいえば、ビング・クロスビー、フランク・シナトラ。子どものころに、銀幕で見たり、ラジオで聞いたひとたちだ。彼らは、おぼろげな記憶のどこかにいて、ある時ふと巡りあう。そのたびに懐かしい。
以前のこと、勤務地のビルのショップや、ロビーにできたスタンドで、なぜかビング・クロスビー(Bing Crosby)のCDがあれば求めていた。彼の声質は、当時の歌手の歌い方ではあるが甘いこもったような声で、ラジオの音質に合った。子どものころに聴いたラジオを思い出させるのだろうか。
子どもが飛びつくような歌手ではなかったが、「ホワイト・クリスマス」の歌は忘れられない。
イ・ソンヒもそうだが、ビング・クロスビーはクリスマス・ソングのアルバムという大事な宝物を子どもたちに残している。
(Youtubeに登録のBingCrosbyVEVOに感謝)