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2025年12月10日水曜日

ポケット手帳

むかし(30数年前のこと)、サラリーマンの間で分厚い「システム手帳」(B6サイズくらい*)が流行った。<スケジュール管理>から<メモ帳>まで各種カテゴリーに分けて記入する、6穴バインダーの手帳だ。会議のとき、誰もが持参してテーブルに置き、その厚さから自身の持つ情報量の多さを(暗黙のうちに)競った。
(*)「バイブル(聖書)サイズ」(約 W95mm × H170mm)というそうだが・・・。

その後「携帯電話」のカレンダー機能が充実して、スケジュール管理の役割を果たすようになると、システム手帳は次第に消えていった。スマートフォンは、簡易なプロジェクト管理アプリまで揃っていて、かさばるシステム手帳はお荷物になった。今では、システム手帳を持っている人を見かけない。

ところで、電子化した情報は、それを保存する機器が進展すると、捨てるように消えていく。一方、紙に記したものは、紙がある限り残る。電子化といった便利さに、情報の保存方法を忘れていたようだ。一番いい例が、写真だろう。デジタルカメラで膨大な量の画像を撮りながらも、むかしのアルバム写真のように、見直す保存スタイルがない。同様にVHSビデオテープに残された映像もどうなっているだろうか。

わたしは、極薄のポケット手帳を、毎年100円ショップで買っている。日ごろのことはブログに記し、ちょっとした外出先を極薄のポケット手帳に記録している。そのとき役に立つのが、レシートだ。店でもらうレシートには、時刻が印字されているので、行動した順番(順路)を確かめることができる。(レシートをもらい損ねた店は、Google地図で確認する)

先日、2026年の手帳を購入した。