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2024年7月7日日曜日

七夕 2024

七夕」の今夜、天の川を見上げて織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)が出会いを想像するのもよいが、子どもたちが願いを込めて作った短冊や飾りを、童心に戻って一つひとつ眺めるも楽しい。

(本ブログ関連:”七夕”)

ただ、歳をとるとそんな感度が鈍ったのか、余裕をどこかに置き忘れたのか。おとつい見た映画「九十歳。それがどうした」のタイトルじゃないけれど、偏屈になって逆にそう言い出しかねないのが心配だ。

唱歌「たなばたさま」は、今でも忘れず耳に残っている、懐かしさがこみあげる歌だ。現在、小・中学校の音楽教科書で国内トップシェアといわれる会社小学一年生の教科書にも掲載されているようでホッとする。

「たなばたさま」(作詞権藤花代、作曲下総皖一、1941年)
    ささのは さらさら
    のきばに ゆれる
    おほしさま きらきら
    きんぎん すなご

    ごしきの たんざく
    わたしが かいた
    おほしさま きらきら
    そらから  みてる

権藤花代の経歴についてWikipediaに次の記述がある。作品解説もこちらが圧倒的に詳細。
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・1927年から33年9月まで武蔵野村第一尋常小学校(現・武蔵野市立第一小学校)に勤めた。
・この間の1932年(昭和7年)に、権藤はな子童謡集『雪こんこお馬』を上梓。
・『日本の童謡』畑中圭一著によれば、女性による最初の童謡集であった(136頁)
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ところで「七夕の笹飾り」の言葉から、飾りつけられる「笹」が、「竹」とどう違うのだろうか・・・意識しているようで曖昧だったので調べてみた。以下記事に植物学的区別があるが、結論は子どもたちの背丈に合った飾り付けしやすいものであれば、どちらでもよいようだ。

■ ウェザーニュース
「竹と笹の違いとは? 大きいのが竹とは限らない 七夕豆知識」(2024/07/05 05:00)
https://weathernews.jp/s/topics/202407/040125/
ー 記事に写真があって、木の幹に相当する胴体部分に乾いた皮(稈鞘(かんしょう))が残っているのが「笹」、無いのが「竹」だと分かる。