きょうは二十四節気の「大暑(たいしょ)」で、気温が上がり続ける真夏のころ。夏休みがまさに破裂せんばかり。とはいえ、次の二十四節気は「立秋(りっしゅう)」で、ひしと迫ってくるわけで、大人は夏ばてにあえいでばかりいられない。
野鳥観察(探鳥会)のきょうは暑かった。しっかり夏支度して出かけたが、観察を始めてすぐに汗ばんで・・・しまいにゃ、全身汗だらけ。大暑の公園で緑陰に聞こえるのはセミの声ばかり。野鳥は小休止してか姿を見せない。(そうそう、熱射を避けてかきょうの参加者は少数だった)
観察手帳は1ページも満たなかった、それも1行空きに記したのに。そんなわけで、ベテランの方々からの解説を得てメモしたのだが。
・コジュケイ: 鳴き声がしたそうだ (相変わらずの初心者の耳には届かない)
・コジュケイ: 鳴き声がしたそうだ (相変わらずの初心者の耳には届かない)
・メジロ: 木立のなかを飛んだそうだ (私には小さな点が枝を揺らしただけに見えた)
・シジュウカラ: 木立のなかに飛んだそうだ (枝の隙間を何かが飛び抜けただけに見えた)
・カルガモ: 岸辺の葦の隙間に1羽だけ見えた(川の斜面の草は刈り込まれている)
・(?): 遠く段丘上の民家のアンテナにとまる、猛禽類かと(ベテランはハトと認定)。
・伝書バト: 数十羽の伝書バトが、2群に分けて遠くを飛んだ。
(植物)
・ハルシャギク: 気になった茶黄色の花、小川の土手に群生していた(刈取られ今わずか)
・トウカエデ: 3裂の葉先、2枚の羽根を持つ実・・・飛ぶ?落ちる様子を見てみたい。
・サルスベリ: 何と太い幹、大木になってしまった。見上げても花を見ることはできない。
何も見つからない。とどまって観察する機会がなく、歩行のピッチはあがる。膝痛の余韻が残る私には少々の苦行に・・・。早く秋になって、野鳥たちが戻ってきてくれるとありがたいのだが。
探鳥会の帰り道、いつものように体操教室の建物横にある、生垣に囲われた小池を覗く。「カルガモ」が1羽、岸を上がって日向ぼっこしていた。池の周を巡ると、写真のように6羽が泳いでいた。最終的に7羽は合流した。ここはノンビリしていてよい。