「イディッシュ語」教室に通う地下鉄は、最初から席にありつけて、座り心地が良いためつい転寝してしまう。それが今日は、何と帰路も眠ってしまったのだ。CPUのスペックが耐え切れず、シャットダウンしたのかもしれない。
昔もむかし、同一製品の(大型)コンピュータに複数モデルがあって、当然ながら性能と価格に違いがあった。どうやって差をつけたのか、実は伝説がある。な~に、簡単なこと、まず最高スペックのCPUを作り、それに速度を落とすためのサブルーチンを組込んだというのだ。
だったら、私のCPUもまんざら悪くないのかもしれない。けれど、空転するサブルーチンが一体どこにあるのか、それが何なのかが問題だ。
「イディッシュ語」教室は、今日からテキストが、新しいユニットに進んだ。
(本ブログ関連:”春期イディッシュ語 2018”、”イディッシュ語”)
① ニューヨーク旅行の思い出写真を見せてもらう対話
①-1. 対話から、被写体(4名)を示し、その人物名とファッションや特徴をあげる。
・写真から、民俗(宗教的)スタイルまで考察する。
- 装束の名称、人体の特徴(髭、髪の色、目の色など)
・ユダヤ教の宗派は、信仰の度合いによって、衣装・スタイルに違いがある。
- 超正統派でも、集団名の呼び方にNYとイスラエルで差があるという。
חרדים(ハルディム:Israel)、חסיד(ホシドゥ:NY)
- ネットから実際の様子(写真)が例示された。
①-2. 写真を閲覧する人物(3人)役になってロールプレイ・・・そして役回りの交代。
※ テキスト(活字体)を、筆記体にして読んだところ、自分の字の汚さに目が泳ぐ。
② 宿題(体の名称を図解して単語を付すこと)
他言語の若き研究者から、イディッシュ語研究で著名な「ウリエル・ヴァインライヒ(Uriel Weinreich、1926年~1967年)」の紹介資料が配られた。先生から「言語接触」の研究者であるとの説明があった・・・研究者の奥深さをただただ感心するばかり。
昨年、ヴァインライヒの教科書を使ったとき、そんなこと、な~んにも気付かずにいた。