ChosunBizの記事「【オンライン音楽産業 どれだけ成長したか】オンライン音楽売上 年7000億ウォン... CD販売額の4倍」*(昨年12/29)は、2011年の韓国の音楽市場の現在を次のように報告している。(イ・インムク記者)
(*)2011年の流通市場規模:オンライン/オフライン=6970億₩/1300億₩≒5.3倍
(2010年)
・韓国の音楽産業は、オンラインが支配する。韓国コンテンツ振興院によると、昨年(2010年)のオンライン音楽流通業の売上高は6222億ウォンだった。CDやテープを販売している一般的なアルバム卸小売業(オフライン)の売上高は1298億ウォンにとどまった。韓国の音楽の80%がオンラインで売れたわ けだ。
(2011年-オンライン)
・スマートフォン・ユーザーの音楽需要増加して... 3年後には音源販売の90%を超える見込み
・音源の合法使用率50%に増加、
・市場占有率、メロン(47%)、Mnet(21%)、バグスミュージック(16%)の順
・市場大きくなったが、音源の価格がダウンして100万人購入しても3000万ウォンの収入
・現在、オンライン音楽市場の1位は、SKテレコムの系列会社であるロエン(Loen)エンターテインメントの"メロン"だ。
・メロンの武器は、様々なサービスとリーズナブルな価格だ。月に3000ウォンだけ出せば、インターネットに接続した状態で無制限で音楽を聞くことができる。7000ウォンを出せば、無制限に音楽を聞くと一緒にスマートフォン・PCなどの機器への歌40曲を保存することができる。さらに、SKテレコムの加入者には半額の割引を提供する。
・現在のオンラインでは、歌1曲を平均60ウォン程度に済むことができる。販売額の半分程度が企画会社・歌手・作曲家など音楽提供者に戻る。音楽流通社KMPホールディングスのキム・チャンファン代表は「オンラインで100万人が購入するヒット曲が出ても、音楽界に戻ってくる金は3000万ウォンしかならない。この金では、ミュージックビデオ一つとることも難しい」として、「非正常的な流通構造を直さなければならない」と指摘した。このため、一部歌手と企画会社は、オンラインに音楽を出さなかったりもする。