先日、米国科学アカデミー紀要(PNAS)の電子版に報告(11/14)された、「福島原発事故による日本土壌のセシウム137の沈着と汚染」(名古屋大の安成哲三教授ほか)を、名古屋大学の日本語pdf版プレスリリースで見ることができる。
(難解なテクニカルタームのため、「読む」というより「見る」という表現に留まるのだが・・・)
汚染状況は、新聞各紙に報じられたが、次図「土壌中の推定セシウム137濃度」(3/20~4/19の期間の推定値)からわかるように、本報告は次のことをの述べている。
・日本全国で広範囲にわたり、比較的低濃度であるが、一定程度のセシウム137の沈着がありそうであること・・・が推定された。
・(セシウム137は)西日本へまで輸送され沈着している可能性がある・・・。
・また西日本では、汚染が低い中でも標高の高いところ(中国・四国山地など)で、(ホットスポット的に)「相対的に」汚染が高い場所があり得る・・・。
(PNAS):図3-土壌中の推定セシウム137濃度(Bq/Kg) |
わが身を、子どもを、そして孫を守るのは、(他者ではなく)自分しかいないということをあらためて知る。
★ 孫-1枚、孫娘-1枚 ★