イ・ソンヒの5集アルバム(1989年)所収の「水仙(수선화)」(歌詞)は、モノローグだけで構成されている、彼女には珍しい曲で、強気の少女の心情といったところだろうか。けれど根底に、自己愛にすがって、虚勢を張っているようで、どこか自信なさも見えてくる。
人生は嫌っというほど長いんだから、片意地を張らずに・・・そう、美しい水仙の花を散らさないでおこう。「それが、何!」って言わずに。
ところで、怖いもの見たさのような、長いモノローグで始まる、中島みゆきの歌「元気ですか」のドロドロぶり(この辺になると、最早おじさんには理解を超えている)と比べれば・・・。
(Youtubeに登録のKnightmareSM、daytriper07に感謝)
(本ブログ関連:"スイセン"、"水仙"、"中島みゆき")
(追記1)
気になることがある。中央日報の記事「心弱いイ・ソンヒ "偉大なる誕生" 不公正の是非」(10/1)によれば、オーディション番組「偉大なる誕生」でのイ・ソンヒに、他審査員の意見に揺れるところがあるようで、映像では情にほだされる彼女の姿が浮き彫りにされたという。優しさが裏目に出たのだろうか。(大手マスコミに初めて見たネガティブ記事)
(追記2)
イ・ソンヒの審査評について、上記(追記1)とは違う視点で擁護するものもある。ブログMyStoryは、「"偉誕(偉大なる誕生)2"イ・ソンヒの驚くべき審査評、キム・テウォンに匹敵したメンター(指導者)である理由」(10/1)で、「偉大なる誕生」シーズン1を成功に牽引したメンターのキム・テウォンに比するとして、「物静かながら緊張感を誘発する」ありのままのイ・ソンヒこそ、シーズン2の最高のメンターと賞賛している。