10Asiaの記事「イ・ソンヒさん、もう一度違うイ・スンギをじきに発見するでしょう」(9/27)に、MBC「偉大なる誕生2」にメンター(指導者)として登場したイ・ソンヒについて、コラムニストのチョン・ソクヒ(정석희)が次のように語っている。
<メンターになる前のイ・ソンヒについて>
・(オーディション番組が多様化して)ときには参加者より審査員が更に話題になる、主客転倒が起きたりするもんですが、現在3回放送されたMBCの「偉大なる誕生2」が、まさにそのような状況と言えるでしょう。
・(経験ある他の審査員たちの中で)80年代以降最高のディーバ(歌姫)で通じるイ・ソンヒさんが、どんなスタイルの審査をするのか、初めは全く見当がつかなかったです。・・・中年ながらも初々しい純粋なイメージを大事に維持してきたことだし、母の気持ちで参加者たちと一緒になるのか、でなければ意外に開き直って毒舌を飛ばすのか、まったく推察をすることはできなかったです。
<「偉大なる誕生2」のイ・ソンヒについて>
・(ジェスチャーだけの参加者に対して)楽しんで、ぜひ歌も上手にとお願いした瞬間、優しさを感じました。期待以下の歌の実力を見せると、すぐに「才能が(標準を)上回るのだから、呼吸方法や、発声方法を初めからまた学んだら良いでしょう」と、血となり肉となる助言をしながら、きっぱりと「Sorry」を押す瞬間の決断力を知りました。何より、いくら下手な歌だとしても、真剣に聞き入って最善を尽くして助けようと思う正直なところが感じられて良かったです。しかも、オーディション全般に渡って流れを主導する姿が驚くべきだったですね。
<デビュー当時のイ・ソンヒ>
・(イ・ソンヒが登場した1984年の夏)冷房も十分でなかった時期、引き付ける歌詞と気さくな容貌のイ・ソンヒさんは、清凉剤のように新鮮に大衆に近づいたようです。・・・当時、イ・ソンヒさんがわずか二十代初めだったから、他の追従を許さないスター誕生といえるでしょう。
<記憶に残るイ・ソンヒの審査評>
・(同番組未見のため、個々の出場者に対するコメント省略)
<メンター、イ・ソンヒへの期待>
・「私がしたい音楽と、私の中の別の強みを教えることができるメンティー(助言を受ける人、出場者)を選ぶ。私を驚かせる友人たちに会いたい。」という、出師表(王朝時代に出兵に先立って、その旨王に奏上した文)のままに、もう一度違うイ・スンギを近い将来捜し出されるだろうと信じます。今度は、笑いをおさめてカリスマを見せてくれますね? 期待されます。
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