YOMIURI ONLINEの記事「衛星があなたに当たる確率は20兆分の1以下」(9/22、ワシントン=山田哲朗)によれば、UARS(上層大気調査衛星)が大気圏に再突入して、人に当たる確率を次のように報じている。
・米航空宇宙局(NASA)は21日、寿命が尽きて地球に落ちる大気観測衛星(UARS)が大気圏に再突入する時間は、米東部時間の23日午後(日本時間の24日未明から午前)になるとの予測を発表した。
・地球上の誰かに当たる確率は推定3200分の1。自分に当たる確率は20兆分の1(他紙では21兆分の1)以下と極端に低くなる。
さてさて、上記の確率はどんな計算をした結果なのだろう。巨大なロシアンルーレットみたいで、日本の秋分の日の翌日(24日)に、運悪く衛星の破片が当たってしまったら、その人にとっては、やっぱり100%なのだ。その隣にいる人だって、ただでは済まないだろうし、更にその隣にいる人も・・・。
落下場所も特定できない以前に、ず~っと小さな人に当たる確率が計算できるなんて、どこか変だな。確率論は、ある意味希釈剤の役割も果たしているようで。