ビリー・ヴォーンの「港の灯り(Harbor Lights)」の旋律は気負いなく、サキソフォンの軽やかさも手伝って、行ったこともない南の島の、夕凪の小さな港町をイメージする。裸電球が夕陽をうけて、まだ輝きを増さずにいる、そんなのんびりとした光景だ。
ビリー・ヴォーン楽団のサキソホンの音色は、いつも素直にすっきりして押し付けがましさがない。アメリカやハワイをイメージする曲目が多いが、奏法は何となくフランス?の香りがするのは気のせいか。
(Youtubeに登録のkotetu1011に感謝)
イ・ソンヒ ファンの日々よしなしごとの綴り