岡山県立美術館に申し込んだ、同館開催中の「朝鮮王朝の絵画と日本」特別展の重厚な図録(カタログ)が届いた。先日のTVドラマ「風の絵師」に触発され、朝鮮王朝時代の絵画を一目見ようと入手した。
正直、チャジャンメン代しか持ち合わせていないのに、韓国宮廷料理を出されて途方に暮れているようなところだ。一品一品、これは如何にと訊ねることにしよう。
出品リストには、金弘道(キム・ホンド、김홍도:1745 - 1806)と申潤福(シン・ユンボク、신 윤복:1758 - ?)の名を記した作品は載っていないが、朝鮮絵画史年表に記載されている。後は、研究者(学芸員)の方々の解説を渉猟して、気分を味あわせていただく。