▼▼ 青字下線付語句のリンク先は、マウス右クリック+<新しいタブ>で進んでください。(本ブログ関連)の最下段に「次の投稿ホーム」があるとき次ページがあります。▼▼

2013年9月30日月曜日

(資料)20代の脱進歩傾向

韓国の世代について。イ・ソンヒを取り囲む40代から50代に焦点をあてて世論調査を追跡しているが、20代に新しい傾向があるとのこと。この傾向、どこかで見たようなもの・・・世界的傾向か。

(本ブログ関連:”世代”)

国民日報の記事「[保守化する20代] 『若さ≠進歩』 古い服を脱ぐ」(9/28、チョン・スミン記者)は、韓国ギャラップによる大統領支持率調査の結果をもとに、20代の脱進歩傾向について次のように報じた。(抜粋)

--------------------------------------------
・・・(専門家は)世論調査で示された20代の保守的立場は、「若さ=進歩」の等式が古いものであることを物語っているが、これを「20代の保守化」と規定しにくいと口をそろえた。「保守化」よりも「脱進歩」にもっと近いものである。

20代の脱進歩は理念より現実に敏感なこの世代の特性に起因する。民主化以後に生まれ、理念的・政治的激変なしに育った20代は、以前の世代とは全く別の「脱近代第1世代」であり、 社会進出を控えて低成長の障壁に阻まれた「低成長世代」だ。理念の問題を熟考する理由は減り、授業・アルバイト、 就職の悩みが必須になった。

当面の問題(イシュー)に敏感に反応するのも、安全保障問題に不安を感じるのも、現実の安定を優先することから始まる。このため、彼らは自分が保守か進歩かの傾向を明らかにするのに躊躇しないが、自分の信念の誕生の背景をきちんと説明できない。専門家たちは、それなりの方法で世の中に反応する20代を責めることはできないと言う。・・・
--------------------------------------------