Chosun.comの記事「【Why】 【イ・ハンオの聴談(インタビュー)】 ギャラップ調査研究所パク・ムイク会長」(1/21)は、韓国ギャラップ調査研究所会長と、今年の大統領選挙(調査)についてのインタビューであるが、世論調査の手法を語る中で次のようにイ・ソンヒの人気に触れているところがある。
・(政党政治の核となる部分が流動化していることについて、「時代の潮流でないか?」の問いに対して)
「時代の潮流と? ちょっと古くなったことだが、この話は必ずしなければならない。
1988年*にMBCが年末に選ぶ『10代歌手』を、初めて世論調査を通じて選定した。その前年までは視聴者のハガキにより選定したが、そうするうちに青少年が好む歌手だけが相対的にたくさん選ばれた。
ところで、私たちが全国の視聴者を対象に調査した結果、その年に最も人気がある歌手は「新沙洞のあの人」を歌ったチュ・ヒョンミ(주현미)であった。10代でイ・ソンヒ、20代始めではキム・ジョンチャン(김종찬)だったが、20代後半からは全部チュ・ヒョンミが圧倒的な1位であった。
89年度にも1位はチュ・ヒョンミであり、2位は前年に7位であったヒョンチョル(현철)が占めた。
そして、91年度には1位ヒョンチョル、2位チュ・ヒョンミであった。地方を回って「鳳仙花恋心(봉선화 연정)」を歌ったヒョンチョルを国民歌手に引き上げたのもこういう科学的世論調査があったためだ。」
・(最後に、このような言葉を残している)
「この話は必ず書いて欲しい。世論調査は、大衆心理の地図を作ること(Mapping)であって、ナビゲーションを作ることとは違うということ。目的地は、地図を見ながら自分が行かなければならない。」
(*)韓国ギャラップによる、1986年以降の世論調査がある。(1986~2009韓国女性歌手の好感度)
(Youtubeに登録のautumnlygreen、southkoreanfolksongsに感謝)
(本ブログ関連:"Gallup")