スカイラインといえば、プリンスのスカイラインで、かっこいいの代名詞だった。でも、自動車と関係なく、今日はもうひとりの息子と、夏のような陽ざしのなか<新宿バルト9>で、SFアクション映画「スカイライン-征服-(Skyline)」を見てきた。
壮絶なB級映画である。B級映画といえば、登場人物が少人数で、しかも舞台装置が安上がりのものが鉄則だったが、今回は違った。突如襲来した宇宙船、その攻撃機と生命体が、CGで不気味なほどに仕上っている。多分、CGソフトの進歩(イフェクトのパーツ化)と普及(低価格化)が目覚しいのだろう。
人間狩りする宇宙生命体に対して、人間は無力である。主人公も無力である。で、どうなるのか、それは次回のお楽しみである。何しろ、結末は、次にどんな展開にもなるほどの仰天振りだからだ。
映画の最後を見ながら考えた。これって日本将棋の世界なのかな。チェスやアジアの将棋は、獲得した駒を利用することができないが、唯一日本将棋だけは自分の駒に使うことができるからだ。そして、日本の漫画にありがちな、悪と正義が反転するという考え方も。
エンドロールに日本人の名が割りと多く出ていた気がするし・・・。
最近、息子と見る映画はB級ばかりだが、気晴らしに最高である。今日もスカッとしたことは間違いない。(毎回、昼食はカレーにしていて、今回は新宿なので中村屋のインドカリー(チキン)である。)